先日参加させて頂いた、htc主催の新製品ブロガーイベントにて、htc Desire EYE/635の2機種を触ってきました。
そのうち、今回はDesire EYEをレビューしたいと思います。
SIMフリーで防水/防塵という大変希少な端末であるにも関わらず、デザインもいいハイスペックなスマホです。
htc Desire EYEを触ってみました
Desire EYEの特徴をhtcさんのプレゼン資料と実機をいじった写真と共に紹介します。
デザイン
ツートンのカラーは「iPhoneにならえ」な昨今のご時世では非常に目立ちます。
ポップなカラーですが、バランスの取れたカラーで安っぽさは全く感じないですね。
フロント
マリーンと呼ばれるホワイトベゼルと水色のカラー。
スカーレットと呼ばれるカラーもあって、こちらはレッドとホワイトの2色。
背面
カメラ部
セルフィー(自撮り)カメラは1,300万画素。
LEDが2つ配置され、調光機能に優れているそうです。
ステレオスピーカー
htcは特に音にもこだわりがあり、このEYEもフロントステレオスピーカーです。
分かりづらいけど、細いスリットにスピーカーが配置されています。
右側面には物理ボタン
カメラシャッターボタンがある端末はXPERIA以外のSIMフリー機では珍しいですが、Desire EYEはカメラ機能を売りにしている為か装備されています。
ちょっと残念なのは、各ボタンのストロークが浅く、押している感覚が薄い所。
クリック感もあまりないので、ノールックで押すと間違えそうな点はちょっと残念。
本体下部はUSB端子/上部にはヘッドホンジャック
USBコネクタが中央に無いのは珍しいですが、特に問題はないのでしょう。
左側面
SIMスロットとmicroSDスロットがあります。ピンなどの工具で開ける必要はなく、指で開けることができます。
カメラモード
大きな特徴としてあるのがセルフィー(自撮り)カメラです。
背面カメラは1,300万画素あるのですが、フロント側も同じ1,300万画素配置しています。
同じようなコンセプトのものは、ZenFone2 SelfieやXPERIA C5 Ultraなどがありますが、Desire EYE自体はグローバルでは、2014年末に発売されていて、セルフィーに目を付けたのはこちらのほうが早かったようです。
さすがにセルフィーを特徴としているスマホだけあり、様々カメラモードがあります。
面白いのはスプリットキャプチャで、これは前後のカメラで同時撮影する機能。
実機でもこんな感じで試せました。
写真では今ひとつ使い道がピンと来ないですが、動画も撮れるのでこちらはちょっと面白そう。
自分だったら自撮り棒のようなもので、自分と友達を同時に撮影して二人の視点を比較してみるとか楽しそう。ディズニーランドのような場所なら楽しめそうです。(あ、ディズニーランドは自撮り棒禁止か・・・)
またセルフィーに関しては、調光LEDがフロントに2つあり、逆光にも強いとの事。
防水・防塵
SIMフリー機ではなかなかお目にかかれない防水/防塵対応はうれしいですね。
日本のキャリア販売のスマホは「防水」がかなり当たり前ですが、グローバルモデルのSIMフリー機はなかなか防水がありません。
私は防水対応の一言だけでnexus6を買ってしまったの人なので、防水スマホの登場は大歓迎。
カメラに重点を置いた利用シーンを想像すると、水中とかお風呂のようなハードなシーンは置いといても、雨の日であったり、水辺での利用は日常レベルで有りうるものです。
それを考えると、防水であるというだけでアクティブになれますからね。
スペック
製品 | htc Desire EYE |
ディスプレイ | 5.2インチ 1080×1920 Super LCD3 |
CPU | Snapdragon 801 クアッドコア 2.3 GHz |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
OS | Android5.1 |
カメラ | 前面 1300万画素/ 背面 1300万画素 デュアルフラッシュLED搭載 |
バッテリー | 2400 mAh |
ネットワーク | Wi-Fi 802.11a/b/g/n Bluetooth 4.1, NFC |
SIMスロット | nano SIM x1 |
SDカードスロット | microSD (最大2TB) |
3G/ 4G(LTE) |
LTE: B1/3/7/8/19/28 |
サイズ | 縦151.7/幅73.8/厚み8.5mm |
重さ | 154g |
価格 | 52,800円 |
その他 | ・防水 ・防塵 ・フロントステレオスピーカー |
連続待受時間 | 約437時間(LTE) |
スペックに関しては、いろいろと良い所も悪いところもありますが、今回はここまでとします。
htc Desire EYEまとめ
LTE対応バンドがB1/B3/B19/B28と対応しているので、ドコモ系SIMであればまず安心して使えるのが◎ですね。これ、日本市場用にちゃんとカスタマイズしているとのこと。
中華メーカーなどは、グローバルモデルをそのまま販売して、対応バンドなど関係なく売っているものもありますが、しっかりと日本用に作ってくるあたりは、htcさんの本気さを感じます。
また端末としても、日本で手に入るSIMフリー機ではあまり見かけないカラー、デザインであり、それでいて防水・防塵・セルフィーカメラなど、手抜き一切なしのスペックです。
htcのオンラインショップでは、予約キャンペーンを実施中で、ドットビューケースがプレゼントされます。これ、auで販売しているhtc butterfly3でもオプションで販売してましたが、SIMフリー機のオプションは手に入りにくい所もあるので、欲しい方はオンラインショップから注文すると良いでしょう。(個別に買うと税込み4299円もしますし)