手書きメモを瞬時にデジタル化、録音して議事録作成/AIが要約。「iFLYTEK AINOTE 2」は同時翻訳もこなす次世代スマートノート

会議や講義、打ち合わせ等で、メモを取ることに必死で議論に集中できないというケースありませんか?
会議を録音して音声を聞き直しつつ、議事録作成するというような事に膨大な時間を割いてる事ありません?(私は以前これがもの凄いストレスでした)

そんな面倒を解決してくれるのが、Makuakeで先行発売されているAIスマートノート「iFLYTEK AINOTE 2」です。

それだけではなく、同時翻訳、議事録要約、GooglePlayでアプリの追加もできる仕事の効率化ができる万能電子ペーパータブレットとなっています。

Makuake : iFLYTEK AINOTE 2

iFLYTEK AINOTE2の特徴

iFLYTEK AINOTE2とは何かを簡単に言うと、手書きメモ+文字起こし+翻訳+録音+要約ができる有能電子ペーパーという事でしょう。更に電子ブックリーダーや、AndroidタブレットのようにGooglePlayも使えてアプリも追加可能です。

その中でも最大の特徴は、高精度なリアルタイム文字起こしとChatGPT連携による「自動議事録要約」機能。
録音内容を自動で議事録として要約することも可能です。

録音するだけでAIが要点をまとめてくれるし必要なら翻訳も可能。
手書きメモはWacomペンによる紙のような書き心地で、メモ張としても気楽に使え、手書きを文字列に変換してくれます。

*iFLYTEK様よりお借りしてのレビューです

開梱

同梱物は、iFLYTEK AINOTE 2本体と、USB Type-Cケーブル、スマートペン(スタイラスペン)です。このスマートペン(スタイラスペン)はなんと充電不要で、4096段階の入力が可能です。

マニュアルはありませんが、iFLYTEK AINOT2の、本棚にユーザーマニュアルがあり、そちらから確認することができます。

手書きの使い勝手

Wacomペンによる紙のような書き心地を謳っていますが、実際はというと、本当に追従性も良くて書きやすいです。

消すのはペンの裏でゴシゴシすると消えますし、ペンにあるボタンでも消せます。とにかく軽快。

 

外観と使用感

とにかく”薄い”。4.2mmの極薄ボディは軽量薄型で、持ちやすい。

下部にUSB Type-C端子があり、充電端子となります。

あまり薄く軽いので、今回はケース無しでレビューしていますが、基本ケース必須だと思います。

ペンはマグネットで本体右上にカチャっと吸い付くように固定されます。

また機能面ではディスプレイの上端と下端に4つのマイクが配置され、音声録音する際もきっちり認識できるようになっています。スピーカーも1つあり、自分の声や会議の音を聞きながら編集も可能。

上部に電源ボタン(下写真左側)と、真ん中にChat-GPTに音声で質問できる「AIAide」機能のボタンが付いています。

 

手書きメモは快適

以前、iFLYTEK AINOTE Air2を使いましたが、そこからかなりホームが面が洗練され、直感的に使えます。

AIの進化のおかげだと思いますが、とりあえずメモだろうが議事録だろうが、まずは「+ノート」からスタートし、AIAideをタッチして立ちあげて、テンプレートを選びます。特にメモでよければ下から白紙とかを選べばOK。

そのまま、録音を選んで、文字おこしして、あとから議事録形式に変更するって事も可能です。

なので、目的なくメモを始めても良いし、最初から目的を決めても良い。かなり自由です。

適当に殴り書きした手書きメモでも、デジタル化したければAIAideから「OCR」を選べば、簡単にデジタル化してくれます。文字も書き順もとても汚い私の手書きですが、本当に賢く日本語化してくれるのは感動します

 

このAINOTE Air2が素晴らしいのは、手書きだけでなく、勝手に文字起こしもやっといてくれる点。精度高く文字化してもらう為には、ある程度綺麗に書く必要もありますが、それでも誰かとこの汚い字をシェアする必要がある場合は、きちんとデジタル化されている方を送れるのはメリット大きい。

スケジュールも手書きからデジタル化

スケジュールは基本的に手書きと同様で、日付、時間に対して書き込むと、自動で文字認識してデジタル化してくれます。手書きメモ同様に雑な手書きですが、書いている間にどんどんデジタル化していってくれています

デジタル化された情報は、そのままスケジュールに入ります。ほんと簡単。また、手書きで”10:00-“とかと書くと、それもちゃんと10時にスケジュールが入るようになったりと、かなり賢くやってくれます。
ここが誤変換されるとイライラするものですが、ほとんど誤変換がないのでストレスが無いのに驚きます。

録音から文字起こし

iFLYTEK AINOTE 2では、ビジネスの場ではよく起こる議事録作成にも対応しています。

やり方は簡単でノートを開いて上にあるマイクボタン=”録音”をタッチするだけ。
すると自動で録音しつつ、勝手に文字起こしもしてくれます。その為記事録作成担当などの際は簡単。且つ手書きも下のメモにできるので、文字起こしとメモが同時にできます。

最終的に音声をアップロードすれば、再度チェックができ、音声ファイルを確認しつつ、修正が可能という文字起こしや細かい議事録を書く方にはもってこいの機能となっています。

録音時に同時翻訳して文字起こしが便利すぎ

仕事で英語を使う機会も多い方にはとても便利なのが、同時翻訳して文字起こし機能です。
文字起こし設定の際に、「翻訳」を選び、英語を含む11カ国語の同時翻訳が可能です。

逆に英語のフレーズのYouTube動画を見ながら日本語にもしてみましたが、録音しているその場でどんどん日本語化されていきます。またその場でメモも書き込めるので、どんどん進む会議の最中でも、同時翻訳で理解してメモ取ってと、外国語の会議でもかなり追いついて理解し易い機能となっています。

私のように英語力が中途半端というか未熟だと、英語会議では「相手の英語を理解」→「日本語に翻訳」という流れが必要な方だと、会議のように英語が流れていくように進むともはや追いつけないものです。分かる単語だけ拾い上げて、それをヒントにして「多分こんなこと言ってるのでは?」という推察するというあやふやな理解力になるので、会議に出ている意義すら危うい。

しかし同時翻訳して文章化してくれれば、いま話している内容をさっと理解して、自分が言いたいこと/言わなければいけない事を考える時間をもたらしてくれるわけです。これがあれば断然違ってきます。

アプリで同期が可能

iFLYTEK AINOTE 2側で作成したメモ/録音といったノートは、AINOTE mobileアプリで同期され、スマートフォンやタブレットにて閲覧/確認が可能です。

基本的にはアプリ側では編集は不可で、確認用とはなりますが、音声は確認できるし、レイアウト整理というのをすると、文字起こしの内容も議事録のようにまとめられます。

そして内容をシェアしたりもできます。

iFLYTEK AINOTE 2でもメールで送ったりもできますので、似たような事がアプリでもできるのは助かりますね。

例えばiFLYTEK AINOTE 2はかばんに入れてあり、電車移動時にアプリで内容確認。そしてとりあえずチームや同僚と共有しとこうなんてこともできるわけです。

GooglePlay対応で好きなアプリがインストール可

iFLYTEK AINOTE 2はなんと、GooglePlayにも対応しています。つまりAndroidタブレットです。

好きなアプリをインストールできるので、ブラウザとかビジネスアプリ等を追加することも可能。

Googleスプレッドシートなどをインストールすれば、この製品の特性上使い勝手はかなり向上します。

総括

iFLYTEK AINOTE 2を2週間程度使ってみましたが、仕事やプライベート関わらず、手書きメモ、録音しての文字起こし、スケジュール管理がいわゆる一気通貫でワンストップソリューションデバイスとなっています。

手帳のように手書きしたものをデジタル化して取り込むだけでなく、音声を録音して文字おこししたり、同時翻訳できたりと、ビジネスの場で求められる事や、仕事をより効率化してくれます。特に英語等の外国語を使う会議などでは、同時翻訳はめちゃくちゃ便利なはずです。

加えてEインクディスプレイの為、バッテリーライフも長く、長時間の会議や移動中でもいちいちバッテリー残を気にして使わなくて良いのも素晴らしい。

いままで、手帳やICレコーダー、翻訳機、電子ブックリーダーを別々に使っていた方は、AINOTE2でこれらが統合できるのもメリット。

今回紹介した機能は基本というレベルで、写真撮ってスキャナー風にPDFデータとして取り込んだり、文字起こししたデータをマインドマップにしたり、PDFにマーカー入れて注釈いれたり、電子書籍として使えたりと、本当に機能は盛りだくさんです。

GooglePlayでアプリの追加もできるので、ユーザーが使いたいように変えていけるし可能性は無限です。

価格は6万円台と、これだけのことができる相棒を手に入れられる価格としては結構安いと思います。

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