自立型のキックスタンドが付いた15.6インチモバイルディスプレイが欲しくて、「InnoView 15.6インチモバイルディスプレイ INVPM001」を自腹購入してみました。
サブノートのセカンドディスプレイとして、軽量で非常に使い勝手が良いです。
主な特徴
基本的には15.6インチフルHD解像度(1920×1080)のモニター=ディスプレイなのですが、最大の利点は「自立型にできるキックスタンドを搭載している」点。
モバイルモニターはカバーが添付されていて、それがスタンド代わりになるものも多いですが、あれは角度がある程度決まっていたり、またカバーが重くて非常に使いづらいのです。こうした自由な角度がつけられるキックスタンドがあれば、軽量で確度にいちいち悩んだりしないのでイライラしなくて良いのですよ。
また、PCディスプレイとしてだけでなく、任天堂SWITCHなどのポータブルゲーム機、スマホゲームの画面をより大きな画面でプレイするなど、使い方はいろいろです。
映像入力端子はminiHDMIとUSB Type-Cがx3ポートがあり、PC側がDP ALT MODE(USB 3.1 Gen 2)対応であれば、USB Type-Cケーブル1本で映像も電源供給も可能です。そのため特に出張等でかさばる荷物を少なくしたいケースなどでも重宝します。
価格も1万円台後半レベルと他のモバイルディスプレイとたいして価格が変わらなくて安いのも大きな選択理由でした。
- サイズ:15.6インチ(16:9)
- パネル:IPS
- 表示色:1677万色(8bit)
- 解像度:1920*1080
- リフレッシュレート:60HZ
- 輝度:250cd/m2
- 答速度:5ms
- 端子 : USB Type-C*2、USB Type-C(OTG)、mini HMDI、3.5mmオーディオ
開梱
パッケージを開封していきます。
貼付品は、miniHDMIケーブル、USB Type-Cケーブル、USB充電器、USB Type-Cケーブル(電源供給用)、USB Type-C to USB Type-A変換ケーブル、マニュアル、クリーニングクロスです。必要なものは全てオールインワンという感じで、後から何か購入する必要はないというほど揃っています。
USB充電器はQC3.0のタイプ。15W(5V-3A)以上の電源供給ができればこのアダプタでなくてもOKなので、既存でUSB PD等の充電器を使っているのであれば、応用は利きますね。
マニュアルもしっかりとしていて、分かりやすい。
モバイルディスプレイが初めてで使い方が分からんと言う方の為に、クイックガイドも付いています。これは図解でパターン毎にどこに何を繋げればいいのか書いてあって非常に便利。
外観と使い勝手
さて本体側も見ていきます。前面はシンプル。アンチグレアで非光沢な為、ギラつきは一切無し。
背面もシンプル。下側の枠の所がスタンドです。
スタンドはこのような形で簡単に開き、無段階で180度まで調整可能です。
以下は左側面でこちらにUSB Type-C x2,mini HDMI端子があります。
右側は上から電源、OSDボタン、USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック。
OSDボタンはこの端子列自体がキックスタンドによって凹んだ位置にあるので少し操作しづらいところもありますが、このボタン1つで上下と押し込み操作により変更を楽に出来るようにしています。
OSDメニューもとても分かりやすく、迷うことなく使えます。このあたり上下ボタンと決定ボタンの3ボタン構成にしているモニタも多いですが、1つのボタンだけで解決しているのは素晴らしい。まぁ一度設定したらあまり触らないものですけどね。
重量も計測してみましたが、884gでした。カバー付きのモバイルディスプレイだと1kg越えも余裕である中、この重量は破格です。特に家の中で「今日はここで仕事しようかな」とリビングでやったりする場合、片手でひょいっと持っていって、スタンド出して置ける気軽さは秀逸です。カバーが無いと出張とかに持っていく際に画面保護が無くなるのは難点ですが、そこはタオルとか着替えでぐるぐると巻いておけばいいかなと思っています。
またベゼル幅も4mmと極細で、見た目もスタイリッシュなのが良いですね。
ディスプレイとしても秀逸
まずは主目的であるPCのセカンドモニターとしては使ってみました。私の持っているLG gram 17の USB Type-C端子はUSB 3.1 Gen2対応なので、ケーブル1本でセカンドモニター化が可能でした。
クローンやマルチモニターを試しましたが、PDFの資料見ながらExcel編集なんかもできるので楽です。
プライベートでも、片方はネット見ながら、片方では動画閲覧という事も余裕でできるし、仕事でもプライベートでもセカンドディスプレイがあれば使い勝手の幅が広くなるので圧倒的に楽。それもUSB Type-Cケーブル1本で電源供給も映像データも送れるので、めちゃ楽。
試しに任天堂SWITCHも接続してみましたが、外部ディスプレイとして充分使えますね。音もディスプレイスピーカーから出るのでSWITCH本体より迫力が増します。ただSWITCHはケーブル1本とはいかず、別途電源供給が必要です。
InnoView 15.6モバイルモニタ自体もアンチグレアで非光沢なのが素晴らしく、LG gram 17自体がグレア(光沢)なので、光の反射を気にしなくてもいいのがグッドです。
スタンド付で884gという軽量さが産む軽快さ
InnoView 15.6モバイルモニタですが、モバイルディスプレイとしての機能的な面は、アンチグレアで非光沢な点や、ベゼルが細く美しい等々ありますが、それは他社製モバイルディスプレイでも似たようなものがあり至って普通です。
ですが、884gという飛び抜けた軽量さ、スタンド付で持っていった先でさっと広げて自立できるという大きなメリットはとにかく軽快そのもの。ケーブル1本でPCと接続して電源供給もできるし、あらゆるものがシンプルに済みます。
価格も1.7万円ほどと安く、買って満足感が凄く高い。
私が使わない時は、妻が在宅ワークでサブディスプレイとして使っていて、かち合う時は取り合いになっているので「もう一つ買うか」という話しも出ています。
私達のようにPCのセカンドディスプレイとしてしか使わなくても、SWITCH等のゲーム機、スマホの外部モニターとしても充分使えます。もちろん旅先にもっていったりも可能になので、1台あると便利です。
価格
InnoView 15.6モバイルモニタはAmazonにて18,999円で販売中です。但し2000円割引のクーポンもあるので、16,999円と約1.7万円ですね。