中華オンラインストア「Gearbest」が破産か!? 既にサイトアクセス不可に

中国のオンラインストアである「Gearbest」が先日からサイトアクセス不可となっており、広東省裁判所に破産申請中との噂です。

悪い状況

2021年9月15日現在、既にPCサイトのアクセスが不可となっていますが、この状況は前週末からの模様。

アプリ版についてはまだアクセスができ、注文もできるのですが、こうした状況ではオーダーしないほうが良いでしょう。

gizmochina.comでは、既に6月の段階で親会社が破産に直面しているという記事もあり、この段階では銀行含め、あらゆる資金調達に取り組んでいると書かれています。

私の場合、Gearbestの中の方とコンタクトを取れる関係ではいましたが、8/中頃ぐらいから連絡が取れなくなり、いまは「既に退職している」という自動応答メールが返ってくるだけです。

これだけで破産しているという確証にはなりませんが、状況はとても悪そうだという事が予想できます。

既にGearbestでオーダーしている方で、商品が届かないなどのトラブルがあれば、Gearbestになるはやでコンタクト(取れれば)し、クレジットカード会社やPayPalで保証を受けるなどの対策が必要になってくると思います。

日本向け中華コマースの一時代を築いたが

Gearbestは中華デバイスを日本に輸入しやすくする為に、低価格で速い配送方法の模索や変更、リーズナブルで挑戦的な価格設定、日本語対応等、日本で中華デバイスを流行らせた中華コマースの雄でした。

ただライバルも傍観していたわけでなく、同様の方法を真似て近いサービスが提供できるようになってきました。すると売り上げが落ち、資金繰りが悪くなり、結果として価格もライバルに負け、より売れなくなるという負のスパイラルに入ったように見えていました。

本当に破産/閉鎖されるのかまだ分かりませんが、一時代を築いたGearbestが斜陽となっていくのは寂しいものがあります。

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