3軸手ぶれ補正が着いたスマホジンバルハンドスタビライザー「iSteady V2」をhohem様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。
hohem iSteady V2は手のひらサイズまで折りたたむ事ができる超コンパクトなジンバルスタビライザーでありながら、前面にライトを搭載して暗い環境でも自撮り映えがする仕様となっています。
主な特徴
Hohemはジンバルスタビライザーメーカーで、私も以前iSteady Xというジンバルをレビューしましたが、iSteady V2は更に高機能。
基本的にはスマートフォン用のジンバルスタビライザーとなります。3軸手ぶれ補正ジンバルスタビライザーなのでスマートフォンで動画/静止画撮影時に手ぶれを抑えてスムーズな撮影が出来ます。
スマホホルダー上部にLEDライトを搭載し、フォーカスした人などにV2自体が自動追従しますので、VLOG/配信等で活躍してくれます。
開梱と外観
箱を開けて中身を確認。
同梱物は3脚のトライポッド、USB Type-Cケーブル、マニュアルとなっています。
マニュアルはしっかりとした日本語があり、また1枚ペラ紙のクイックスタートガイド的なものもあるのでジンバルが初めての方でも迷わないようになっています。
本体はアームを広げてスマホをセットすればOK。
LEDライトは上部にあるボタンを押すと点灯し、3段階で明るさを変えられます。若干不格好ですが、ボタン部は凹んでいるので押しやすい。
VLOGとか自撮り系の動画を撮っている方にとっては有り難い機能ですね。
ジョイスティックとその下にシャッター/電源ポタンがあります。上のLEDは左がバッテリー容量、右のグリーンがBluetooth接続状態の表示。
右側の側面にはUSB Type-C端子があります。横に付いているので、撮影しながら充電も可能。TypeCは表裏関係無くなく使えるし、Androidではもはや一般的な端子なので、とても使いやすい。
左側にはズームイン/アウト。Bluetoothでスマホアプリと連動させることで、撮影開始/停止、縦横画面切り替え等の全ての操作がiSteady V2側で可能となります。
三脚をつけると自立させることができるので、VLOGや、タイムラプス動画などで使いやすい。
アクティベーションとアプリ
まずアプリとの連動/アクティベーションもしておきます。まずは「hohem Pro」をGoogle Play/App Storeからインストールしておきます。
アプリをインストールするとジンバルの組み立て方の動画も見れるので、慣れていない方はV2をセットアップする前に見た方が良いかもしれませんね。
アプリを起動した後は、スマホ側でBluetoothをオンにしておき、iSteady V2の電源を入れておくと、自動でiSteady V2を探してくるので、あとはペアリングしてアクティベーションすればOKです。
無事ペアリングが完了すると、以下アプリ画面となります。
hohem Proは日本語化されていて、細かな設定もできるようになっています。
iSteady V2はアプリ無しでも使えますが、一般的なジンバルと同様にアプリを起動してから撮影するとiSteady V2本体側で撮影開始/ズーム等の片手操作ができるようになるので、ほぼこれを使って撮影することが必須と言って良いアプリになります。
使ってみた
外に持ち出して撮影してみました。
デフォルトで付いてくる三脚を使うと、こうして置く事もできるし、タイムラプスでの撮影などにも便利。三脚自体もコンパクトで使いやすい。三脚は一般的なものも使えるので、後付けで様々な使い方ができそう。
電源ボタンを短押しすると、くるっと横画面/縦画面を切り替えてくれます。
こうしたローアングルの撮影も簡単です。
実際に撮影した動画はこちら。
やや小走りで走ったり、階段上り下りをドスドスと雑に歩いたりしましたが、安定した動画撮影ができてしまいました。スマホを触らずに片手でズーム等の操作もできるので、動画撮影の初心者や女性でも簡単に安定した動画が撮れますね。
総括
hohem iSteady V2ジンバルスタビライザーは、セールで約1.3万円ほどの価格です。
低価格帯のスマホジンバルとしては、同社のiSteady X2など1万円以下のものもありますが、自撮り/VLOG等が多い方にとって、LEDライトがあれば余分にライトが要らなかったり、少しだけ光源が欲しいなどの場合にも対処しやすいiSteady V2の汎用性の高さは大きなメリットになるでしょう。
それ以外も小型/軽量ジンバルとして優秀で、これからスマホ用のジンバルが欲しいという方にとって、オールインワンになっているiSteady V2なら長い目で見て安心。ただLEDライト要らないのであれば、iSteady X2がクーポン等で8500円ぐらいになるので、利用用途に応じて選ぶと良いでしょうね。
価格
カラーはブラックとホワイトの2色から選択できます。
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