【レビュー】JIRENO Cube4プロジェクター~持ち運びも据え置きもデザインも高輝度も鮮明さも全て欲張ったプロジェクター

プロジェクターブランドのJIRENOから発売されている「JIRENO Cube4プロジェクター」を使ってみたのでレビューしていきます。

JIRENO Cube4はもともとKickStarterでクラウドファンディングですが、一般的向けにも発売されました。
カワイイオレンジの取っ手がついたコンパクトなポータブルプロジェクターですが実力のほどはどうでしょうか?

JIRENO CUBE4の特徴

JIRENO CUBE4は片手で持てる最近流行の縦型のコンパクトプロジェクター。

取っ手がついているので、自宅内だけでなく友人宅やキャンプ等にも気軽に持ち出せます。
それでいてアルミボディで頑丈且つ放熱性に優れ、HDR10+対応し、500ANSIルーメンと明るさも確保されています。

解像度はフルHD(1920x1080P)となっていますが、4K動画もデコードさせて表示できます。またレンズ部が完全にボディ内側に引っ込んでいる為、プロジェクターにありがちな埃の付着が少なく、日常使用でのユーザビリティにも優れた設計となっています。

投影サイズは最大200インチで、自動で焦点を合わせるオートフォーカスと、自動キーストーン(台形)補正機能を備え、いちいちプロジェクターの置き位置を考えることなく、どのような場所でも素早くセットアップして視聴を楽しむことができるように設計されています。

JIRENO CUBE4には5W x2の10Wスピーカーが内蔵されている為、迫力ある音響を楽しめます。

また入力ソースもUSB、HDMI、USB Type-Cがあり、Bluetooth、WiFiにも対応。外付けのUSB HDDやUSBメモリ、スマートフォン、PC、ゲーム機などが接続でき、更にOSにはAndroidTVベースのJI-OSが搭載されているので、Netflix/Amazon Prime Video等をソースとして再生する事もできます。

*JIRENO 様からお借りしてのレビューです。

開梱と外観

箱の中にはキャリングケースのみで、この中に全ての付属品が入っています。

これならかさばる外箱は捨ててもいいし、付属品も無くす心配もありませんね。ただ結構ギチギチに入っているので、

同梱物はACアダプター、リモコンと電池、マニュアル、取っ手バンド2種類、それとJIRENO Cube4ステッカーとなっています。ステッカーは本体に貼ったり、キャリングケースに貼ってみたりしたいですね。
HDMIやUSBケーブルはないので各自用意となりますね。

マニュアルも日本語で図解かつカラーで丁寧に説明がされています。

本体前面には馬鹿でかいレンズが配置され、これがまた一つ目に見えてカワイイ。一般的なプロジェクターのようにフォーカス/ズーム系のダイヤル等は一切無しという潔さ。

本体上部には、ちょうど真ん中あたりに電源ボタンがあります。ここに電源ボタンあります!というような主張は一切なく、見逃してしまうほど溶け込んでいるのがかなりの拘りを感じます。
そして調整系のボタン類がないので、全て付属のリモコンで実行する事になります。このあたりも良い意味で割り切ってますね。

取っ手を付ければ軽快に持つことができるので、ちょっと場所変えようとか部屋移動とかは容易ですね。

取っ手のバンドはウレタンっぽい材質ですが、意外と丈夫でたぶん振り回しても切れたりはしないぐらいがっしりしています。

背面には電源、USB,HDMI 、Audio、USB Type-C、イヤホンヘッドホンジャックがあります。

USB Type-CでPC、スマホ、タブレット、HDMIでPS4/PS5/任天堂SWITCHといったゲーム機、USB端子にはメモリーキーやHDD等々を接続しておいて、ソースを切り替えて使うなんてことも可能。スマホに関してはWIFi接続もできます。

底面は三脚用のネジ穴があり、三脚に乗せたり吊り下げたりもできます。

周りが明るくても輝度高くて綺麗

Android内蔵で簡単に初期セットアップは完了します。昼間軽くカーテンを閉めている程度で、結構明るいのですが、充分視認性が高く見やすいです。

セットアップ完了後は、WiFi接続さえあればソースがなくてもAndroidTV上で、NetFlix/YouTube等を見ることができます。その為、PC/スマホレスでも充分単体で使えるのは手軽。

500ANSIルーメンは伊達じゃなく、部屋が明るくても実に綺麗。スピーカーも10Wあり音もそこそこ迫力があります。
ただ映画等に没頭したいならBluetooth接続のスピーカーを繋げるので、そちらのほうが最適。こうした多様な選択肢があるのがCube4の良いところ。自宅で映画見るなら、Bluetoothヘッドホンとかにも繋げてみれば最高でしょう。

USB Type-Cでスマホと接続すればゲームを大画面でプレイする事も可能です。

自動オートフォーカス/台形補正

操作は全てリモコンですが、操作性も良く、ソース切り替え、OSD設定変更もサクサクと動きます。
ちなみにこのメニューはアップデートで日本語化が更に進みます。

自動オートフォーカスなのでちょっとCube4を移動させると随時フォーカス調整が入り、最適画像にしてくれるのが凄い。しかもかなり精度が高くバチっと決まってくれるので見ていて軽快です。

また台形キーストーンの調整も6D補正と呼ばれるもので、細かく調整が可能です。上記画像で台形にしていますが、調整で以下のように長方形になります。

仕事用プロジェクターとしても充分使える

試しにPCと接続してみましたが、さすがはフルHD対応で、ブラウザの小さい文字も読みやすく綺麗です。

Power Pointの資料を投影してみましたが、くっきりはっきりしており、この輝度と鮮明さがあれば、充分業務レベルでも使えます。

静音さ

ファン音はありますが、普通に映画、動画見ている際にはそちらの音でかき消されて気にならないレベル。
パワーポイントとかPC接続の音がない時でも、さーっという軽い音なので、プレゼン中に音が気になるという事はまず無いでしょう。至って静音系です。

総括

JIRENO Cube4は明るく鮮明なプロジェクターで、ホームシアターとして固定して使うのももちろん最高ですが、片手で持ち運べる気軽さも捨てがたく、別の部屋やアウトドアに持っていったりといった事にも使ってみたくなる楽しさがあります。もちろん小型ながらも仕事でも使えるレベルの明るさもあります。

映像も普通に綺麗で、台形補正等の調整もリモコンで容易にできて、AndroidTVなのでAmazonプライムビデオ、Netflixといった動画配信もいちいちスマホ等を繋げなくても簡単に視聴できるのは手軽で楽しい。

価格は39,999円と4万円近いですが、クーポン等で1万円ほど安くなる。3万円程度という価格とトータルスペックを考えれば非常に安く、私ならポータブル電源と一緒にキャンプに持っていきたくなるアイテムです。

価格

JIRENO Cube4はAmazonの公式ストアにて定価39999円で発売中です。
但し以下のクーポンを併用すると29999円と1万円の値引きが可能です。

25%OFFクーポンコード:WELCOME04
元の価格:39,999円
割引後の価格:29,999円

Amazon販売ページ


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メーカー公式サイト : JIRENO

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