Surfaceのようなキックスタンドと、タイプカバーを装着できる11.6インチ2in1タブレット『Jumper EZpad 5sFlagship』が到着しました。
GearBestさんから端末をお借りしてのレビューです。
『Jumper EZpad 5s Flagship』は、以前この記事でもご紹介しました。
紹介記事 :Surfaceライクのキックスタンド型11.6インチタブレット『Jumper EZpad 5s Flagship』
中華タブレットも等々Surfaceの良さに気付いたのか、それとも新しいコピー先を求めての事か分かりませんが、魅力的であることは間違いない。やはりキックスタンドで自立してくれるタブレットは使いやすい。性能的にもCherry Trailで4GB RAM、64GB eMMCは、Win10タブレットとしてもなかなか使い物になるレベルで、ローエンドノートパソコンの性能を凌駕しているという中身も面白い存在です。
今回レビューするのは、専用のタイプカバーキーボードも付属された2in1タイプのもの。
キーボードまでセットで2.6万円台(記事作成時のセール価格)で買えてしまうのですから 恐ろしい価格です。
開梱
さっそく開梱。中華タブレットにしては珍しく結構がっちりとしたスチロールの中に入ってます。最近は段ボールをパズルのように組み合わせた梱包材が多いので、ちょっとなんだか懐かしい梱包材ですが、しっかりしていてチープ感は有りません。
本体を取り出すと、下からキーボードが出てきます。キーボード別売りバージョンもあるので、「キーボードだけ別箱かな」とか思っていたのですが、こういう所もしっかりしていて驚いた。
同梱物。マニュアルとACアダプタが付属しているのみとシンプル。
マニュアルはさすがに英語。ですが、基本的にはタブレットでもありPCでもあるので、これを買いたいという人ならマニュアル見て使う人は少ないでしょう。
画面には液晶保護フィルムが貼られています。
剥がせば保護フィルム付きで最初から使えるのは便利。多少気泡入りですが、無料ですしオマケ程度に考えよう。
本体チェック
画面側。上部にカメラ、下部にWindowsタッチボタンという一般的な構成。11.6インチですが、黒いベゼルが結構太いので12インチ以上に感じる。(Surface Pro3も太いので、私はそれほど違和感ないですが)
下部。ここにキーボードを接続するコネクタがある。Surfaceのタイプカバー同様、マグネットで「カチャっ」とドッキングできるようになっている。それにしてもサイドフレームはメタルになっていて剛性感/高級感はしっかりあるのが素晴らしい。
左側面。ご覧のようにイヤホンジャック、USB3.0、充電端子、MiniHDMI、スピーカーがある。本体の充電は専用ケーブル(ACアダプタ)。AC自体がこのようなコンセント直結型なので、持ち運び時はコンパクトで済む。
右側面。スピーカーとUSB2.0 x2がある。USB端子自体は合計3つで、私の持っているSurface Pro3より遙かに使いやすい。スピーカーは左右にあってステレオスピーカーとなるため、音はタブレットにしてはなかなか良い。
上部。電源ボタンとボリュームがある。
ボタン部のアップ画像。ボリュームボタンは2つの独立したボタンに見えますが、1枚タイプです。
背面。さすがSurfaceを目指している(?)だけあり、メタル材質でさっかり作られている。ここも安っぽさ無し。
上部にカメラがありいかにもSurfaceっぽい。
キックスタンドは下側にスリットがあり、こちらから開けられる。ただこれはタブレット単体であれば問題無いのですが、キーボードと接続した際に、この下側にあるスリットは非常に使いづらい。Surface Pro3のように横側にスリットがないと、なかなか開けづらい。このあたりは次回レビューする専用キーボードとのマッチングで書く予定。
スタンドを上げると、microSDスロットが現れる仕組みもSurface 同様。
スタンドを使うとこのような形で自立できる。角度は残念ながら無段階ではなく2段階。この角度と、、、
この角度のみ。Surface Pro3の無段階調整に慣れていると細かく注文付けたくなってしまうが、机上で使う限りはだいたいこの二つの角度で使う事になるのであまり問題にならないと思う。(膝上で使おうとする細かい角度調整が必要なんですが・・・)
価格を考えれば充分な質感と機能性
今回はざっとJumper EZpad 5s Flagshipの開梱から本体レビューまでやってきました。
Jumperのタブレット/PC自体は初めて使用しましたが、梱包も本体もよくできています。サイドから背面に至るまでメタルで剛性感と高級感があるし、正直これがキーボード付きで26,000円程度で売られているのはお買い得だと思う。機能的にもフルサイズUSB端子が3つ(3.0 x1 + 2.0×2)はとても使いやすい。できれば1つはmicroUSBにしておいてくれたら、Surface3のようにUSB充電が可能だったのにと思うとちょっと残念。ただここは無いものねだりで、それ以外の部分で「Surface3に近づいた」という点は素直に褒めたい。
次回はキーボードを接続したレビューをお届けします。
関連サイト/関連記事
・GearBest販売ページ:Jumper EZpad 5s Flagship 2 in 1 Ultrabook Tablet PC
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」