「N-ONE NPad Ultra」レビュー -12インチ大画面とクアッドスピーカーは 動画視聴に最適。付属キーボードとカバーでPCライクに使えて200ドル程度のお買い得タブレット

自宅、旅行、外出先で、動画視聴をと考えると小さなスマートフォンや重いノートPCを持ち歩くのはだるいと感じませんか?

そこでこんなタブレットはどう? と各社 12インチクラスのAndroidタブレットを投入していますが、「N-ONE NPad Ultra 」は低価格且つ12インチ大画面とバランスの良いタブレットです。
このN-ONE NPad Ultraを2週間使ってみました。

特徴とスペック

大画面、Snapdragon685プロセッサ、4スピーカー、4G LTE、4スピーカーとかなりスペック的には盛り込んできたタブレットです。

N-ONE NPad Ultra
ディスプレイ 12インチ 2000×1200 IPS
CPU Snapdragon685 オクタコア2.6GHz
メモリ LPDDR4X  8GB
仮想RAM + 12GB
ストレージ容量 128GB UFS2.2
OS Android 14
カメラ フロント: 5MP
バック : 13MP
ネットワーク Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.02G GSM:(B2/B3/B5/B8 )
3G WCDMA:(B1/B2/B4/B5/B8)
4G LTE-TDD:(B38/B39/B40/B41)
4G LTE-FDD:(B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B13 / B17 / B20 / B25 / B26 / B28 / B66 )
インターフェース USB Type-C
microSD(最大2TB)
3.5mmイヤホンジャック
バッテリー/急速充電 9200mAh / 18W急速充電
重量 580g
サイズ 249.4×174.9×7.5 mm
その他 4スピーカー
Widevine L1

*Banggood様よりお借りしてのレビューです。

同梱品

同梱物はマニュアルとUSB Type-Cケーブル、充電器、SIMトレイ取り出しピン、変換コネクタ(Banggoodにて添付)があります。

マニュアルは多言語で、以下だけと簡素なもの。

N-ONE NPad Ultraは、18Wの急速充電に対応しています。
付属の充電器は20W対応。充電器だけ10Wとか結構ある中、これはしっかりしています。
但し写真のように海外仕様の為、Banggoodで添付してくれている変換コネクタを付けると結構不格好です。
これなら20W充電器を別途買ったほうがいいでしょうね。

ちなみに、なぜか22Wで充電出来ていました。

また今回はフルセットバージョンで、純正ケース、Bluetoothキーボード、保護フィルム(予備)、イヤホン、タッチペン、マウス、タブレットスタンドまで付いていました。

外観

N-ONE NPad Ultraの最大の特徴でもある12インチディスプレイ。

解像度は2000×1200と高解像度で、普通に綺麗です。輝度も数値的には公開されていないので分かりませんが、動画見たりしていますが、充分な明るさを感じます。

下部にはUSB Type-C端子と、スピーカーx2、それとSIM/microSDカードトレイがあります。そして反対側にもスピーカーx2があり、横持ちしたときにスピーカーが左右で4つとなっています。

SIMは、4G LTEバンドがソフトバンクB8に対応、またB18/19を内包していると言われるB26に対応しているので、au/docomoのプラチナバンドにも対応していると思われます。もちろん楽天モバイルのB28にも対応。5Gは非対応ですが、4G LTEでどのキャリアでもプラチナバンド対応しているのであれば、心強い。

USB Type-C端子を下とすると、右側下部に電源とボリュームボタンがきます。

背面には、13MPカメラが丸形で配置されています。

大画面を活かす

この12インチの大画面を活かせるのは、動画視聴だけでなく電子書籍もかなり良いです。
漫画の2画面見開きは特に読みやすい。

また雑誌リーダーとしても素晴らしい。比較的文字が小さくなってしまうタブレットでの雑誌読みですが、12インチなら見開き2ページでもちゃんと読めるレベルです。

また、付属のキーボードとマウス、専用カバーを取り付ければ、PCライクに使えます。

長い文章はさすがにノートPCのほうが良いですが、ちょっとしたメールを打つ程度なら、NPad Ultraで充分ですね。
出先にノートPCとタブレットの両方を持ち込むより、タブレット+キーボードという組み合わせで行くのもアリです。

クアッドスピーカー

迫力抜群かというとそれほどでもないのですが、それでもステレオスピーカーやモノラルよりは断然良いです。

アプリケーション

プリインストールアプリは、基本的にはプレーンなAndroidOSのアプリのみです。
最近は余計なアプリが入っていることも少ないですね。設定画面も特段メーカー固有のものはなく(良い意味で)普通です。

メモリ拡張

搭載メモリは8GBですが、メモリ拡張が+12GBまで使えます。
デフォルト12GBで設定されており、拡張量は調整可能ですが、小さくするメリットもそれほどないので、そのままで使うのが良いでしょう。

ベンチマーク結果

NPad Ultraに搭載されているSnapdragon 685 SoC(CPU)の実力ベンチマークで試してみました。

Snapdragon685は、ローエンドからミッドレンジの中間ぐらいのプロセッサ。
そのSnapdragon685をAnTuTu Ver10 Liteベンチマークスコアでテストしたところ、スコアは33.5万点でした。

約33.5万点というスコアは価格的にも200ドルちょい=3万円強なので、バランスのいいパフォーマンスだと思います。
実際にOSの動作はキビキビですし、YouTubeやネットフリックスといった動画を見ていくのにカクついたりはしないし、ネット閲覧もサクサクです。
ゲームに関してはライトなものであれば、ストレスなく使えます。

Widevine L1対応とNetflixについて

タブレットと言えばNetflixやアマゾンプライムビデオ等の動画視聴がメインというケースも多いでしょう。

NPad Ultraは著作権保護レベルであるWidevineは最上位のL1に対応しています。
またNetflixを含む、Disney+/AmazonPrime/hulu/YouTubeでHD画質のフルHD映像が楽しめます。

WidevineはL1を謳っていても、Netflix等で認証を受けないとL1の画質にはならないのですが、以下再生仕様を確認すると、ちゃんとL1になっています。つまりHD画質=フルHD解像度で動画を見れるわけです。

HD画質なので、12インチの大画面を活かして動画視聴を堪能できます。付属ケースはこのようにスタンドになるので、視聴スタイルも楽々です。

まとめ

NPad Ultraを2週間ぐらい使ってみました。

Snapdragon685プロセッサは普通にサクサク。最初はSnapdragon685に過度な期待はしていなかったのですが、AnTuTu 33.5万点と比較的パワフルで、ネットみたり動画見るといったレベルではとても快適です。20万点前半だとさすがにカクついたりこちらの意図に追従できないこともありますが、価格と操作性のバランスという面で丁度いいのかもしれません。

実際使っていて不満無く使えるし、クアッドスピーカーもあり音もそこそこ良い。動画視聴もWidevine L1対応でフルHD画質で見れるしと、欲しいものが揃っています。

価格的にも3万円ちょいと、性能比ではリーズナブルなのも良いところです。

価格

Banggoodでは、キーボード/マウス等が付いたフルセットが、208.98ドル(約3万5000円)で販売中ですが、以下クーポンで194.99ドルまで値下げ可です。
*日本円で3.2万円程度

クーポンコード:  BGJP1848

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