任天堂とDeNAが共同記者会見を開き、両社が業務及び資本提携と発表されました!
任天堂&DeNA資本提携プレゼン資料
http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2015/150317/index.html
220億円の株式交換で資本提携となります。
これでやっと任天堂がスマホゲームに打っていけるようですね。
WiiUが空振って以降、時代の波は完全にスマホとソーシャルに行き、据え置きゲームはPS4に移り変わっていく時勢の勢い。
任天堂は業績が下降し始め、株主やアナリストから「ソーシャルゲーム全盛の時代にソーシャルに向かっていかない任天堂はダメだ」みたいな事を散々言われていたので、DeNAと提携してやっとスマホでマリオやスマブラができるのかもしれない。
でもこの発表では「そのまま移植したりはしない」と言っているので、スマホ版のオリジナルゲームになりそうですね。
ただサプライズはこれだけではない。
次世代ゲーム機開発中と発表。デバイス名は開発コードネームで『NX』と名付けられています。
この「NX」は「全く新しいコンセプトでありゲーム専用機」と言うように、3DSやWiiとは一線を画したデバイスとなりそうです。
そして、今後の任天堂の中核デバイスとなると謳っていますので、相当な力の入れようですね。
この「スマートデバイスとゲーム専用機をつなぐ」と言っている点には激しく同意。
PSPやPSVitaでも、SIM対応とかありましたが、今ひとつ活かしきれていない。
スマホではやりづらいゲームを、ゲーム専用機で出来ないのかなーと思うのは誰でも思うことで、Vitaは基本的にそこは諦めているわけで・・・
個人的には、Dual OSとか乗せて、Androidデバイスとしてモバゲーのゲームの一部はこのNX対応させてゲーム専用機でプレイ可能にするとか、Web閲覧もできるようにするとかしてくれると、ある程度クロスプラットフォームで楽しめるデバイスになるかなと思ってる。
正直、私が任天堂のゲーム機に不満を覚えるのは、とてもいい線行っているのに、子供向けとして割り切って、低解像度デバイスに準じている事。
WiiUにしてもタブレットとしても使えれば、いろいろと使い道はあるのに、専用機だからゴミ扱いになる。
せっかくの大画面コンソール。あれがタブレットだったら凄くいいのにといつも思う。
そういう(頑固な)所が任天堂が時代に取り残されている部分なので、このNXで「やっと時代に追いつくかな」という希望は持てた気がする。
ただ「NX」の詳細発表は2016年という事で、あと1年はもやもやしているわけで、これはちょっと勇み足の部分もありますね。
株主向けのリップ・サービスかな。
なんにしても私の望むNewデバイスは、タブレットでもあり、スマホでもあり、ゲーム機でもあるという雰囲気のものがあって、軽くて持ち運びやすいのがいいな。
多少高くてもいいので。
って無理か・・・(^_^;)