9.7インチQXGA液晶デュアルOSタブレット『Onda V919 Air CH』実機レビュー! ベンチマークは?電子書籍は読みやすい?など試してみた

Onda V919 Air CHのレビューも2回目。前回は開梱からボディ周りとさくっと使ってみた感覚をレビューしました。

前回記事: 9.7インチQXGA液晶のiPad Airクローン『Onda V919 Air CH』実機レビュー!開梱から本体チェックまで

今回は、実際使ってみてどうなのよという部分を中心に見ていきます。

Androidは日本語化できる?

Windows10はマルチランゲージの為、ネット接続さえすればダウンロードして適用でき簡単に日本語化できますが、Androidはそうはいきません。と言う事で「日本語化」は気になる部分だと思います。が、安心してください。Onda V919 Air CHは初期セットアップ時から日本語ロケール入ってました。

プリインストールアプリは?Google Playは入ってる?

気になる中華アプリは一切無しという潔さ。ほとんどプレーンなAndroid5.1と言って良い状態です。日本のメーカーに見せてあげたい。当然Google Playも入っているので安心です。

Windows10とAndroid5.1の各々のストレージ容量は?

Onda V919 Air CHはWindows10+Android5.1のデュアルOSで、ストレージが64GB ROMです。デュアルOSで一番困るのは、Windows側のストレージが足りなくなるケースでしょう。Windowsは本気で使うとOfficeとか、ゲームとか簡単にギガ単位でインストールしていきますからね。

という事でまずはAndroid側のストレージ確認。

15.62GBの割り当てで、フリーは12.89GB。これぐらいなら問題無いですね。MicroSDも使えますし。

Windows10側はというと、38.2GBの割り当てに対して、空きが22.5GBです。Android側の約16GBとWin側の38GBを足して54GB。64GB eMMC搭載だから10GB分はリカバリだとかに取られているわけです。ただまぁ実際これぐらいでしょうね。

AnTuTuのベンチマークスコアは意外と高得点

定番のAnTuTuのベンチマークを試してみました。

Cherry Trail AtomのZ8300ですのであまり期待はできませんが、どうでしょうか?

スコアは57,103とかなりの高得点。 実際、Androidは快適で、このスコアも頷けます。57,000とかだと1年くらい前のハイエンドスマホ/タブレットと同等なので、当たり前なのですが、このタブレットの価格が価格(2万円ちょっと)だけに、コスパの良さは凄い。(これはCherry Trailを搭載したAndroidが動くタブレット全般に言えるわけですが)

画面は見やすいか?

視野角もチェックしてみました。

さすがはiPad Airクローンと呼ばれるカテゴリーだけあって、視野角も抜群。ここまで極端な角度でタブレットをみないにしても、見る角度を少し変えるだけで白んでしまうタブレットもある中、Onda V919 Air CHはほぼ真横でも色味が変わる事は無い。これは素直に凄い。

また、私の場合はWindows10にBluetoothキーボードを接続して使っていますが、こちらも快適で、視野角と発色が良い為、いろんな場所に持っていったりしても見やすいのが良い所。9.7インチのサイズも絶妙でWindowsノートPCとしても4:3は意外と使いやすい。

電子書籍が読みやすいか?

私はタブレットを電子書籍リーダーとして使用する事が多いので、タブレットにおける文字の読みやすさは重要です。

そこで、愛用のdマガジンでチェックしてみました。

いやいやいや。これ綺麗過ぎでしょう。さすがは「2048 x 1536」という超高解像度だけはある。 雑誌読むよりも綺麗なんじゃないかと言うぐらい鮮明。

これだけ綺麗だと本当に読んでいて気持ちが良い。多少文字が小さくてもスラスラ読める。

動作も軽快です。dマガジンは1年くらい前の端末だともっさりする事があるのですが、このOnda V919 Air CHは快適。WiFiで繋いでページ送り/戻しも1秒ぐらいで表示してくれるので、イライラすることがない。私はサムソンのGalaxy Tab S 10.5を電子書籍リーダーのメイン機として使っていましたが、完全に代替りすることになりそうです。

まとめ:(良い意味で)期待を裏切らない中華タブレット

見た目はiPad Airクローンで怪しさ臭が漂う中華タブレットですが、Onda V919 Air CHははっきり言って抜群です。

9.7インチタブレットで「2048 x 1536」という超高解像度は度が過ぎるぐらい綺麗だし、AnTuTuのベンチマークスコアは57,000越えでタブレットとしてもサクサク動く。

Windows10+Android5.1のデュアルOSで、用途に合わせて使えるし、4GB RAM+64GB eMMC搭載だから、どちらのOSも快適に使える。

本体もメタルボディで質感も高いし、正直、粗探しもしたかったのですが「なんだこれ、スペック通りに動くやん」と呟くぐらい不満が無い。高解像度で文字も読みやすい。ここに魅力を感じるなら買って損はないです。

唯一の難点は価格でしょうかね。

記事作成時点では、252.24ドル。日本円で27,000円ぐらい。ちょっとこれは高い部類。でもセール価格ではないので、セール時には突然200ドルぐらいまで下がる事もあり、そんな時がオススメ。

ちなみに、GearBestではだいたい2.5万円ぐらいで販売中。こちらもセール時を狙ったほうがいい金額です。

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・紹介記事 :4GB RAM/64GB ROM搭載 Win10+Cherry Trail搭載強力タブレット『Onda V919 Air CH』
・Everbuying販売ページ:Onda V919 Air CH
・GearBest.com販売ページ : Onda V919 Air CH  Windows10版 / Win10+Android5.1のデュアルOS版
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」
・Everbuyingの紹介 : 中国のガジェット通販サイト『Everbuying』で安く中華デバイスを買ってみよう

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