中国のPCメーカーOneNetbook から8.4インチの超コンパクトノートPC『OneMix 3』が発売されました。
OneMix 3の特徴
OneMix3は先代のOneMix 2/2Sからデザインの方向性はあまり変わらないのですが、全体的に大きなブラッシュアップを遂げています。
進化したポイントとしてはまずはディスプレイ。7.0インチ WUXGAから、8.4インチWQXGA(2560×1600)へと大型+高解像度化しています。2Kレベルの解像度が必要かはさておいて、8.4インチへの拡大は個人的には歓迎していいと思います。7インチでWin10はさすがに小さすぎな面もあったので、8.4インチというのは絶妙なサイズ感かと思います。
ディスプレイは大型化しているものの、サイズは204mm × 129mm x 14.9mmと横幅で22mm、縦方向で18mm増えただけ。厚みは2.1mmマイナスとなっています。204mmは男性なら片手を広げた程度の大きさで、これぐらいならそれほど大型化のデメリットにはならないでしょう。
CPUはIntel Core m3-8100YでOneMix 2Sと変わらず。OneMix 2SではCore i7版も出ていたので、今後同様な追加モデルはあるのかもしれません。RAMは8GBでこちらも同じ。ただこのコンパクトPCで8GBあれば充分でしょう。
ストレージは256GB SSDですが、なんとNVMeになっています。またもう一つ凄いのが、M.2(2242)スロットが空いている点。フリーで使えるので、ストレージの増設が可能なのです。コンパクトな筐体なのにここまでのユーザー目線なのが驚きです。
スタイラスペンは4096段階の手書き入力が可能。ペンは別有り/同梱版の2バージョンあり。
キーボードはやや特殊な配列。ただ8.4インチとサイズに詰め込む為致し方ないところ。OneMix 2Sからの進化点としては右上に指紋認証リーダーを搭載している点でしょう。また光学式ポインティングデバイスはキーボードの中にあった先代から、スペースキー下に移動しています。これは直感的で使いやすそうに見えます。
OneMix 3はいろいろと変更/進化していますが、個人的にはポジティブな印象です。特に8.4インチへのサイズアップは使い勝手の面でやはり楽になることが多いと思います。重量が135g増していますが、それでも650gと超軽量であることは変わらず、それならば画面を少しだけ大きくしたほうがメリットが大きいと思います。
主要スペック vs OneMix2/OneMix2s
価格
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スタイラスペン無し版
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