OPPOが遂に日本参入に際して「R11s」を投入すると発表しました。
発売は2018年2月9日から。価格は57980円(税別)
R11sの特徴
OPPOとOnePlusは母体が同じ(BBK)なので、R11sも「どこかでみたような」というデザイン。R11s自体はOnePlus5Tと細かいところは違うものの、ほぼ兄弟と言って良いでしょう。BBKグループにはvivoもあり、スペック的にも近いのはvivo X20でしょうかね。
ディスプレイは有機ELで6.01インチフルHD+(2160×1080)。ベゼルが細い18:9の縦長ディスプレイです。
SoC(CPU)はSnapdragon660で、OnePlus5TのSnapdragon835には及びませんが、660自体はAnTuTuベンチマークで軽く10万点オーバーするスコアを出すので、充分ハイスペック。RAM 4GB、ストレージは64GBで、OnePlus5Tのような6GB/8GBという過剰とも言えるハイスペックではなく、良識的で余裕のあるスペックだと言えるでしょう。
カメラもリアはダブルレンズカメラで、20MP+16MPとOnePlus5Tと同じ。F値もF1.7と暗い場面でも格段に明るく取ることが可能。もちろん背景ボケ気味の写真を撮ることも可能です。スペックを見る限りOnePlus5Tと全く同じように見えますので、カメラ性能もかなり良いはずです。
OnePlus5Tとの違いでは、USBコネクタがUSB Type-CではなくmicroUSBなのが目に付きます。これはOPPO独自の急速充電規格:VOOCがまだUSB Type-Cに対応していない為なのですが、ちょっとこのあたりは残念ですね。VOOCはQuickCharge 3.0より早く充電出来るようですが、圧倒的に早いというほどでも無いので、ユーザー目線ではそれよりは使いやすいUSB Type-Cのほうが良かったと思います。
対応周波数帯は日本の3キャリアのプラチナバンドをサポートしています。
FDD-LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28、TD LTE Band 38/39/30/41、WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
スペック比較 OPPO R11s vs OnePlus 5T
製品 | OPPO R11s | OnePlus5T |
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ディスプレイ | OPTIC AMOLED(有機EL) 18:9 6.01インチフルHD+ (2160×1080) |
OPTIC AMOLED(有機EL) 18:9 6.01インチフルHD+ (2160×1080) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz Octa Core | Qualcomm Snapdragon 835 (Octa-core, 10nm, up to 2.45GHz) |
メモリ | 6GB | 6GB / 8GB |
ストレージ | 64GB | 64GB / 128GB |
OS | ColorOS 3.2, based on Android 7.1 | OxygenOS based on Android 7.1.1 |
カメラ | 背面 20MP + 16MP 前面 20MP |
背面 20MP + 16MP 前面 16MP |
バッテリー | 3205 mAh | 3300 mAh |
ネットワーク | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n Bluetooth 4.2 |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 ,NFC |
SIMスロット | nano SIM + nano SIM デュアルスタンバイ |
nano SIM x2 デュアルスタンバイ |
microSD | microSD (最大256GB) | 無し |
3G/ 4G(LTE) |
FDD-LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28、 TD LTE Band 38/39/30/41、 WCDMA 1/2/4/5/6/8/19 |
FDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29/30/66 TDD-LTE: Band 34/38/39/40/41 TD-SCDMA: Band 34/39 UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/8 CDMA: BC0 GSM: 850/900/1800/1900 MHz |
サイズ | 155.1mm x 75.5mm x 7.1mm | 156.1 x 75 x 7.3mm |
重さ | 153g | 162g |
その他 | ・microUSB ・指紋認証センサー |
・USB Type-C ・指紋認証センサー |
カラー | ブラック/ゴールド/レッド | ブラック、レッド、ホワイト |
フォト/イメージ
価格
日本での価格は発表されていませんが、中国国内では3000元 (約5.2万円)程度で販売されていましたので、この価格にプラスアルファして6万円以上7万円未満ぐらいと予想。ただ日本参入第一弾と言う事もあり、戦略的な値付けになる可能性も高い気もしています。→価格も正式発表され、57980円と想像よりも安く販売されます。
中国オンラインショップから輸入経験がある方であれば、「6万円だったらOnePlus5T買う」という選択をすると思うし、正直5万円ぐらいで売らないとよほどブランドを浸透させないとばか売れとは行かない気がします。しかし国内のキャリアスマホではないSIMフリー市場を見ると、いま流行っている18:9のディスプレイのモデルはHUAWEIのMate10 Pro/Liteぐらいしかなく、Mate10 Proは高すぎる、Liteはスペックがしょぼいと感じる層には意外と狙い目なのかなと思います。
OnePlus5Tと同じカメラ性能であれば、綺麗で美しい写真が撮れるはずですし、価格次第では面白い存在になりそうです。