5.5インチフルHDディスプレイと、6080mAhの大容量バッテリーを搭載したスマホ『OUKITEL K6000 Plus』のレビューです。
細かいスペックは以下の記事を確認して頂ければと思いますが、特徴としては6080mAhという普通のスマホの倍容量のバッテリーを搭載している点でしょう。使い方にもよりますが、2日間は余裕で持つので、「バッテリーが何より大切」な方にとっては待望のスマホかと思います。また、5.5インチフルHDの液晶と、RAM 4GB、ストレージは64GBと基本スペックは高め。ただSoCはMediaTekのMT6750Tのオクタコア1.5GHzとやや非力という点が気になります。
そんなOUKITEL K6000 Plusをレビューしていきます。
バッテリー容量6080mAh搭載『OUKITEL K6000 Plus』が発売! 4GB RAM/64GB ROM/5.5インチフルHD
※今回のレビューはAmazonセラーのhommee-jpさんから端末をご提供頂いてのレビューです。
主要スペック
- CPU :MediaTek MT6750T Octa-core 1.5GHz
- RAM: 4GB
- ストレージ: 64GB
- ディスプレイ : 5.5インチ フルHD解像度(1920×1080)ディスプレイ
- OS: Android 7.0
- バッテリー : 6080mAh
- カメラ: 16MPリア / 8MP フロント
- SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, nano SIM x 2
- microSD: 最大256GB
- USB : Micro USB interface
- WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n、Bluetooth4.0
- サイズ/重量: 155×76.6×9.6 mm / 207g
- ネットワーク:2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/900/1800/2100/2600MHz - 日本語ロケール: 不明
- カラー : グレー/ゴールド
- その他 : PE 2.0, 9V/2A急速充電
開梱~初期セットアップ~外観チェック
Amazonのhommee-jpさんから送られてきたK6000 Plusには、USB充電器とスマホスタンドがセットになっていました。開梱したところ。K6000 PlusはTPU製のカバーが取り付けられた状態で入っていました。
同梱物一覧。TPU製のカバー、microUSBケーブル、OTGケーブル、USB充電器、保護フィルム、マニュアル。それに先ほどのUSB充電器とスタンドというセットですね。OUKITELに箱に入っている純正のUSB充電器はコネクタ形状が合わない為、別途添付されているUSB充電器を使う事になります。本体を起動すると初期セットアップから日本語がありました。初期セットアップが終わると、このようにちゃんとした日本語化となっている。ディスプレイの発色も良く、さすが5.5インチフルHD解像度。ホームボタンは今となってはなかなか珍しい物理ボタン。やはり押した感触があるというのは気持ちがいい。
ディスプレイには最初から保護フィルムが貼ってある。予備にもう1枚付属しているのも有り難いですね。充電端子はmicroUSB。左側面にはSIMスロット。上部にはイヤホンジャックがある。右側面には電源/ボリュームボタンがある。5.5インチのスマホとしては電源ボタンの位置は比較的真ん中寄りでとても使いやすい。背面は至ってシンプルで、上部に16MPのカメラがあるだけ。指紋認証がホームボタンと兼務するのであっさりしています。6080mAhのバッテリーを搭載しているので、やや「太め」な印象。XPERIA XZと比較XPERIA XZは8.1mm厚で、K6000 Plusは9.6mm。1.5mm差があるので手に持った時に太さが体感できるレベル。それでもバッテリー容量が約2倍と考えると、よくこの厚みで収まったなという所もある。
ストレージとメモリ使用量
64GBストレージと4GB RAMを搭載するK6000 Plus。実際のストレージ空き容量は53.9GBもある。メモリも再起動直後で1.1GBしか使用して無く、2.7GBも空きがある。
AnTuTuベンチマーク結果
MTK6750T 1.5 GHzオクタコアの実力を計測。AnTuTuベンチマークではほぼ44,000点と、価格を考えればまずまずの結果。ローエンドレベルではあるものの、MediaTekの安めのSoCとしては悪くありません。実際の動作は問題無くサクサク動く。ネット、メール、SNS、カメラ・・・等のライトなアプリでの動作で不満を感じる事はありません。一番苦手なのはゲームでツムツム程度でしたら問題無いものの、処理が重い音ゲーは難しいでしょう。
機種名 | SoC(CPU) | AnTuTuスコア |
---|---|---|
OnePlus 3T | Snapdragon821 | 163834 |
Xiaomi Mi MIX | Snapdragon821 | 153824 |
AXON7 | Snapdragon820 | 143811 |
XPERIA XZ | Snapdragon820 | 137776 |
HUAWEI P10 Plus | Kirin960 | 136173 |
Galaxy S7 | Exynos 8890 | 129310 |
UMiDIGI Z Pro | MediaTek Helio X25 | 97913 |
Xiaomi Redmi Pro | MediaTek Helio X20 | 93285 |
HUAWEI P9 | Kirin 955 | 89387 |
XPERIA X Compact | Snapdragon650 | 77226 |
XPERIA XA Ultra | Mediatek Helio P10 | 49112 |
OUKITEL K6000 Plus | MediaTek MTK6750T | 44129 |
OUKITEL U20 Plus | MediaTek MTK6737T | 40190 |
Ulefone ARMOR | MediaTek MTK6753 | 37435 |
京セラTORQUE G02 | Snapdragon 400 | 25586 |
SHARP AQUOS SH-RM02 | Snapdragon 400 | 23516 |
カメラ
16MP(1600万画素)のカメラを搭載しているK6000 Plus。とりあえず無難な青い空を撮ってみましたが、2万円強のスマホとしてはノイズも少なめなイメージ。
こちらはXPERIA XZとの比較です。
[twenty20 img1=”27192″ img2=”27195″ offset=”0.5″]もうちょっと近接で撮ってみるとやや細部がぼやっとした感じが分かる。K6000 Plusは黄色い植物の輪郭がはっきりせず絵の具で塗ったかのよう。XZのほうは一つ一つ輪郭がはっきりしている。
[twenty20 img1=”27193″ img2=”27194″ offset=”0.5″]もちろんXPERIA XZとは価格差があるわけですから、過度な期待はしてはいけないと思います。それでも写真が明るめで撮れている点は評価していいかなと思いますし、細かな事を気せずSNS等で写真をシェアする程度なら全く気にならないレベルです。
バッテリー
売りの6080mAhのバッテリーですが、さすがになかなか減りません。以下はWiFi/Bluetooth/GPS Onの状態でほぼ放置していた経過ですが、緩やかに低下しつつ50%→15%まで5日間程度かかっています。実際、電子書籍リーダー等でずっとバックライトオンで読書していたりすると、ある程度下がりますが、それでも大容量さがカバーしてくれるので、普段使いで2日間は余裕でした。
総括 : 大容量バッテリー以外も結構使えるスマホ
K6000 Plusは6080mAhのバッテリー搭載で注目はやはりバッテリーですが、それ以外もちゃんとしたスマホでした。さすがに重めのゲームは快適とは言えませんが、それ以外はサクサク動きますし、ネットも電子書籍なんかも不満無く見れます。
バッテリーはさすがの一言で、スタンバイだけなら1週間は余裕だし、ガシガシ使っても2日間は使える。カメラは風景などの引き気味の写真は良好。ただ近接では少しシャープさが足りない面もあります。
ゲームやカメラの画質重視でしたらこのスマホはオススメ出来ないものの、バッテリー重視でゲームはしないしカメラは撮れればいいぐらいの方にはオススメ出来るスマホです。
OUKITEL K6000 Plusの価格
記事作成時点の価格ですが、hommee-jpでは現在セール価格で約25000円で販売中です。
・Amazon販売ページ: OUKITEL K6000 Plus スマートフォン 6080mAhバッテリー simフリー
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