auのpovoを海外SIMフリー機で開通させて使ってみました。
auのサイトにも情報はありますが、開通からpovoアプリをインストールしてトッピング設定を使えるまでを備忘録的に記録しておきます。最後に速度テストも実施してみました。
povo開通方法
私はサブスマホにGalaxy S10e(日本未発売)グローバル版を使っています。ここにUQモバイルを入れて運用していましたが、この度povoの20GBが魅力で、更にトッピングで1日データフリーも可能と出張や小旅行時にテザリング等でかなり使えそうと踏んでMNPしてみました。これで基本2480円は魅力です。※余談ですが20GBも使わないなら、UQモバイルが3GB 1628円とオトクですね。
届いたカードはau NANO IC Card 04でいわゆるVoLTE SIMです。
カード裏にはPINロック解除コードも書いてあるので念のため保管するか、写真を撮ってそれを保管できるなら開通後はSIM自体以外は捨てても良いと思います。
SIMを取り外して、スマートフォンのSIMトレイに装着。この時点で開通までネット接続できなくなるので、スマホ回線しか無い方は要注意。WiFi回線が接続できる環境にあるほうが便利です。
MNPの場合は開通は同梱されているマニュアルに従うだけでOK。
URLをいちいち打つのは面倒なのでスマホでQRコードを読み込むか、PCの場合はここにアクセスして開通手続きをします。
スマホの場合は以下のように「カート」→「ご注文履歴」と進み、切り替える電話番号を入力して「次へ」をタッチしていきます。
PCの場合でも同様。途中で注文番号の入力が必要です。どこにも書かれていないので、申込時のメールを参照してコピー&ペーストします。
あとは以下のように画面の指示に従って電話番号を入力していくだけです。
30分程度で開通するようなので、その間にSIMフリー機の場合はAPN情報を入れていきます。
APN設定をしていく
Androidスマホの場合はAPN設定が必要です。(iPhoneは自動設定)
4G対応スマホと5G対応スマホで設定が違うので少しややこしいですが仕方ない。
スマホによってはデフォルトで「LTE-NET Internet」(4G)というAPN設定があれば、名前のところは違いますが設定は同じなので繋がるはずです。
4Gスマホの場合 | 5Gスマホの場合 | |
---|---|---|
名前 | povo | povo |
APN名 | uno.au-net.ne.jp | uad5gn.au-net.ne.jp |
ユーザー名 | 685840734641020@uno.au-net.ne.jp | au@uad5gn.au-net.ne.jp |
パスワード | KpyrR6BP | au |
認証タイプ | CHAP | CHAP |
私のGalaxy S10eには無かったので、4G設定をちまちま入力していきます。
Galaxyの場合は以下の画面の手順でAPN設定を表示させます。
続いて、「追加」をタッチして、各APN設定項目を上の表に沿って入力。全部入力し終わったら「・・・」をタッチして「保存」。APN選択項目に戻り、「povo」を選択すればOKです。(名前は何でも良いので私はau povoにしてあります)
Galaxy S10eは4Gなので、入力する文字数が多くて面倒でしたが、無事完了しました。
接続テスト
動作させるには、一旦再起動か、そんなに待てないという方は一度機内モードにして、再度機内モードを解除すると電波を取り直すのでそちらでもOKです。4G/5Gのアンテナが立てば準備完了。
まずは音声テスト。「111」にダイヤルして「接続試験は終了です」と音声ガイダンスが流れれば完了。
続いてインターネット接続も問題無ければOKです。
povoアプリをインストールしておく
このままでも使えますが、povoアプリをインストールしておくと、データ使用容量やトッピングと呼ばれるオプションが簡単に設定できますので、合わせてインストールしておくことをお勧めします。
アプリはAndroidの場合はpovoで検索するか、ここからインストールします。
iPhoneの場合はこちら。
アプリインストール後は、画面に従い、契約時に決めた暗証番号(4桁)、パスワードを続けて入力していけば、アプリへのログインが完了します。
続いて下記左の画面で「電話番号選択」をすればやっとアプリが使えるようになります。
- データ使い放題24時間 : 220円/24時間
- データ追加1GB : 550円/1GB
- 通話かけ放題 : 1650円/月、5分以内通話かけ放題: 550円/月
が設定可能です。
データ追加1GBは価格的にも現実的では無いと思います。20GB使い切るような人は1GB追加したところで足りないでしょう。それなら24時間220円のほうが圧倒的に魅力です。
私はこのオプションがあることで、LINEMOよりpovoに魅力を感じて契約しました。
またデータを使い切っても1Mbpsで通信可能なので、ネットみたりゲーム内でデータが多くない場合は特に問題無いでしょう。また動画もビットレートが低ければ安定してみれるはずです。
速度テスト
最後に速度テストをしてみました。横浜駅付近で午後3時頃と人は多いのですが時間帯的には恵まれている状態で、下り27.2MB/s、上り24.1MB/sと充分の速度が出ています。5Gスマホならもっと速度は出るでしょうが、実用上はこれでも充分です。
まとめ
SIMフリースマホを普段から使っている方にとっては当たり前の設定ですが、au等のキャリアに全てをやってもらっていた方にとっては敷居が高い設定をまとめてみました。(auからのプラン変更なら手間はかかりませんが)
ステップは少し長いですが、やっている事は難しくないので、これからpovoにするという方は参考にして頂ければ幸いです。