楽天モバイル”最強プランに”にデータ専用プラン「Rakuten最強プラン データタイプ」登場。初月は3GB相当無料キャンペーンもこれは何が違うの?

楽天モバイルでは、既に最強プランという音声+データのプランがありますが、更にデータ専用プランが登場しました。

 

楽天モバイルの最強プランは魅力的なものの、主回線はdocomo等があり楽天に乗り換えたくない。でもテザリングでPC等を繋ぐのでデータ無制限が欲しい。 という層には響きそうですが、どのようなプランなのでしょうか?

Rakuten最強プラン データタイプは最強プランと何が違う?

今回登場したデータタイプの最強プランと、既存の最強プランの違いをまとめてみました。

音声タイプ データタイプ
データ容量と金額 3GBまで:980円(税込み1078円)
3GB-20GBまで1:980円(税込み2178円)
20GB超2980円(税込み3278円)
通話 30秒 22円 不可
SMS 3.3円/70文字
SIM eSIM, SIMカード
SPU(楽天スーパーポイント) 最大3倍
対象 全て 楽天カード契約者のみ

「ん?」と思うのが料金に差がない点。また、通話不可は当たり前ですが、契約対象が楽天カード契約者のみとなっています。

料金に差が無いとあまり意味が無い

最大の気になる点は料金で、データ契約しても料金差がなければ、通常の音声タイプの最強プランでいいよねとなる点。

まるでメリットがないのですが、強いて挙げると今回のデータタイプでは、楽天カード契約者に絞り、本人認証がスキップできることもあり、1クリックで契約が完了します。

eSIM端末を持っていれば、最短5分で使えるようになるとの事。
この手軽さは魅力ではありますが、ただそれだけ。

あと少しメリットを見いだすとすれば、本回線を楽天モバイルにしても困らないかの確認のために、仮にデータ回線で試すという事を気軽に試す事ができるかも、、、ぐらいですね。楽天回線はドコモやau等と比べれば、繋がりやすさが課題。本回線で使いたい時に繋がらないというケースは避けたいわけで、お試し的に使うという事は考えられそう。音声タイプへの切り替えも簡単ですし。ただそれもサブ回線として契約するなら音声タイプを選んでも契約するときに少し手間が増えるだけの話ですから、大きなメリットにはならないでしょう。

楽天モバイルはアホではないでしょうし、本当はデータ回線も割引したかったのでしょう。
勝手な想像ですが、恐らく現行の音声タイプ契約をしている方は、繋がれば100Mbps超は余裕ででるので、自宅のネット回線向けにしている方も多いのではないでしょうか。そうするとデータタイプを割安にすると、既存の契約者がそっちに流れて減収になるという事なのかも知れません。(以下、私の自宅での楽天モバイルのスピード。130.8Mbpsですが、190-250Mbps出る時もあり”繋がれば”とても優秀)

収益黒字化に悩む楽天モバイルですが、もう300円から500円ぐらいはデータタイプで安くしないと新規契約者は増えないと思いますね。ちょっともったいないですね。

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