SJCAMの最上級アクションカメラ『SJ8 Pro』のレビューです。
GoPro Hero6対抗となるハイエンドアクションカメラです。
※SJCAM様よりご提供頂きました。
特徴
SJ8 ProはSJ8シリーズの中で最高峰のアクションカメラです。SJ8の兄弟は、SJ8 Air、SJ8 Plusとありますが、SJ8 Proは唯一、4K 60fpsの動画撮影、8倍のデジタルズームを備えています。
SJ8 Proの特徴は4K 60fpsだけではありませんが、この1点だけでもアクションカメラの世界でトップクラスのGoPro Hero6と性能的には肩を並べた製品だという事になります。
他にも背面ディスプレイに2.33インチIPS液晶を採用し、大型見やすく視野角の高いものになっています。GoPro Hero6が2.0インチのディスプレイなので、ここは強みがあります。
またタッチパネル式なので、直感的な操作も可能。
また6軸のジャイロも搭載しているので、かなり手ぶれ防止をしてくれるはずです。いろんな海外のレビューとか見ても「激しくないならジンバル不要」とか見るのでかなり期待してもいいかも。
防水性能は30m。ただし要・防水ハウジング(添付)。このあたりはハウジング無しでも10m防水ができるGoPro Hero6の勝ち。
個人的にはとても嬉しいのが、USB Type-Cの採用です。
これはGoPro Hero5/6でも採用されていますが、本体に直接充電したり、データ取る為にPCに繋いだりという事も多く、microUSBでは挿入方向に気を遣う必要があるので面倒なのです。その点、USB Type-Cならさくっと迷い無く挿せるので利便性が高い。些細なことだけど結構これ重要です。
全体的にスペック/機能性が高く、GoProクローンというよりほぼライバルという立場まで来たなと思えるレベルにあります。価格は以下に書いてますが、性能比では充分ハイコスパと言えるアクションカメラです。
同梱物と外観
同梱物は多彩。防水ハウジング、ハウジングカバーの予備、アタッチメント各種、USB Type-Cケーブル、マニュアル等々がこれでもかと入っています。
SJ8 Proの前面。小型ディスプレイがあり、モードや撮影可能枚数などが分かる。
背面の2.33インチディスプレイは大型で綺麗。デフォルトは英語でしたが、言語設定で日本語化が可能です。
電源ボタンは右側面。シャッターボタンは上部にあり、LEDが光るようになっています。このあたりの配置はGoPro Hero5/6と同じ。
GoPro Hero5と比較
手持ちのGoPro Hero5とサイズ感の比較をしてみました。
厚みに対してもSJ8 Proが非常にコンパクトであるのが分かります。但しHero5は単体で防水になるのに対して、SJ8 Proは防水ハウジングが必須である点は考慮しなければならないでしょう。またGoPro Hero5/6にはmicroHDMI端子があり、TVと接続することでダイレクトにTV再生が可能です。ただ「HDMIなんて使わないし」というなら問題無いでしょうね。
レビューは次回が後編となり、「海に出てつかってみた編」に続きます。
SJ8 Proの価格
かなり性能的には拮抗しているSJ8 Proですが、気になるのは価格。
概ね3万円前後と言った所で、GoPro Hero6が4万円越えであることを考えるとリーズナブルと言えます。
SJCAMの公式サイトではカメラのみで269ドル、今回ご紹介したフルセットが289ドルとなっています。
ただフルセットでもカートに入れると日本円で「29999円」と表示されるので、結構為替レートは安い。発送先として日本も指定できるので、配送は可能なようです。
また並行輸入版を日本のAmazonでも買えます。但し単体版のよう。
しかし輸入のほうが断然安い。TOMTOPではセールで、防水ハウジングが付いたフルセット版が189ドル(21274円)と激安。
Amazonの価格や他店の価格を見ても、ここまでの激安はありません。6-9営業日配送の「Duty Free Shipping
」が無料なので、非常にお買い得。
関連リンク
・公式サイト : SJ8シリーズ
・TOMTOP買い物ガイド :TOMTOPでの買い物の仕方~日本語もあるので輸入も比較的簡単~