7.5インチ『Teclast X89 Kindow Reader』実機レビュー! 開梱・外観をチェック!

今回は7.5インチという珍しいサイズのタブレット『Teclast X89 Kindow Reader』のレビューです。

いつものGearBestさんから端末をお借りしてのレビューとなります。

Teclast X89 Kindow Reader』は、以前この記事でもご紹介しました。細かいスペック等はこちらをご覧下さい。

紹介記事 :7.5インチデュアルOS『Teclast X89 Kindow Reader』が登場! 約100ドルで1440×1080と高解像度

Xiaomi Mi Pad 2同様、発売以降ずっと欲しかったのですが、たまたまGearBestからレビュー打診がありました。

Teclast X89 Kindow Reader(以下Teclast X89)は、Windows10とAndroid4.4のデュアルOS。今時Android4.4はどうよ・・・という点と、Atom CPUの世代がBay Trailとちょっと古めなのが気になっていて、購入を躊躇させていた原因でもありました。

ただ実際使ってみて問題無ければいいわけで・・・レビューの依頼は渡りに船でしたね。画面は7.5インチで、1440×1080という解像度がなかなか魅力的です。私は電子書籍無しでは生きられないぐらい生活の一部に電子書籍が入り込んでいるので、7.5インチの高解像度+4:3の画面比は凄く魅力的なんですよ。それになにより価格が1万円割れで買えるのが凄い端末です。

と言う事で早速どんなものなのか見ていきまょう。

開梱の儀

さっそく開梱。本体はいつもの(?)ビニール袋。同梱物はmicroUSBケーブル、OTGケーブル、あとはマニュアル各種ですね。
本体は軽い。片手で持っても重いという印象はゼロ。片手で持っていても疲れない。

実測で318g。iPad mini3が331gですから、0.4インチ小さい分の軽さかな。

本体チェック

画面側。 上部にカメラという一般的な構成。カメラは30万画素といまどきにしてはしょぼい。ただタブレットでセルフィーはあまりないだろうから、支障はないでしょうね。
下部。こちらには何も無し。前述のようにインターフェースはUSB TYPE-C端子となる。当たり前ですが、非常に挿しやすい。
左側面。こちらには何も無い。microSDをサポートしないので、つるんとしている。是非MiPad3ではmicroSDスロットを追加して欲しい所。

右側面。電源ボタンとボリュームボタンがある。電源ボタンが上にあるのでちょっと遠い。ボタンの材質はプラスチックで多少安っぽい。(Xiaomi Mi Pad 2見た後だからかもしれないが) ただボタン自体の押しごたえはいい。
上部。microHDMI、MicroUSB、イヤホンジャックがある。
背面。材質はプラスチックで若干安っぽい(事実安いのだが)。しかしカラーとしてはホワイトで清潔感があっていい。

上部には2MPのカメラでこちらのスペックもチープ。フロントカメラ同様にタブレットのカメラに高画素を求める事は少ないと思うので、2MPでも問題は無いと思う。下部にはモノラルスピーカー。スピーカー自体もやや小さめの印象。

背面右側にはmicroSDカードスロットがある。最大で128GBまで認識する。本体ストレージ容量が32GBしかなく、これでWin10+Android4.4のデュアルOSなので、がっちり使うなら足りなくなる。そういう面では128GBまでSDが使えるのは良い所。

起動してみた

起動してみました。デュアルOSなので、起動時にOS選択画面が表示されます。 とりあえずAndroid4.4で起動。懐かしい画面です。ちなみに初回起動時は英語でしたが、日本語ロケールはちゃんと入っていました。設定から簡単に変更可能です。Android4.4の画面ですが、画面下部のタッチボタンは合計6+1個とかなり多い。画面キャプチャー、ボリュームアップ・ダウン、戻るボタン、ホーム、マルチタスク、オプション表示となっている。タブレットだからこれだけボタンがあっても押しやすいのは良い所。ただ慣れないと「えっとホームキーは・・・これか」みたいな感じで少し迷います。あと知らずに画面キャプチャー押しているときがある(汗)

デュアルOSを切り替える方法はいくつかあるが、電源ボタン長押しで表示されるメニューにも「Boot to Windows」があり、便利。

画面は1440 x 1080 で綺麗。Android4.4のホーム画面だと古くさいイメージで「なんだこれ・・・」と思ってしまいますが、ブラウザでWeb閲覧すると極上です。1万円未満のタブレットで片手持ちできて4:3という画面比は使いやすい。 Yahooニュースの文字も非常に綺麗。

価格を考えれば充分使える

今回はざっとTeclast X89 Kindow Readerの開梱から本体レビューまでやってきました。

9,000円台で販売されている端末という事で、期待度は実はちょっと低かったのです。スペック的にもBay Trail世代のatomと1世代古いし、Androidは4.4です。既にAndroid6.0が売られている中ご時世に。

ただ使ってみるとなかなか出来る子です。1440×1080の解像度を持った画面は綺麗だし、次回レビューしますが操作性もキビキビのサクサク。電子書籍リーダーとしての本領発揮はこれからテストしますが、Kindowの名前がなくても良質タブレットと言っても良いです。

本体の質感的にはさすがに1万円切りで販売されるだけあって、プラスチック満載でチープですが、実用性重視で考えればかなりコスパは高い。iPad miniのような質感を求める人には向きませんが、「8インチぐらいで1万円のタブレットが欲しいけど、解像度高めでWeb見たり電子書籍読んだりするのが捗るものがいいなぁー」という要求には充分応えてくれます。実は私がそういう欲求を常に持っているので、かなり気に入りました。

次回はAnTuTuのベンチマークや電子書籍との相性などをお届けする予定です。

関連サイト/関連記事

・レビュー記事: 7.5インチ『Teclast X89 Kindow Reader』実機レビュー! ベンチマークは?電子書籍は読みやすい?など試してみた
・紹介記事 :7.5インチデュアルOS『Teclast X89 Kindow Reader』が登場! 約100ドルで1440×1080と高解像度
・GearBest販売ページ:Teclast X89 Kindow Reader
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
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