TORQUE G02のレビュー2回目の後編です。
前回の記事はこちら
レビュー記事: 【実機レビュー:前編】タフネス防水スマホ『TORQUE G02』買ってみた! TORQUE G01と外観比較チェック編
今回は、【実用編】という感じで、使用感重視でいろいろと見ていきます。
ストレージ空き容量は?
ストレージ容量は16GBしかないので、基本的にはMicroSDに写真/動画等は貯め込むべき端末です。しかし人によっては(アプリによっては)どうしても本体ストレージに保存したい人もいます。と言う事でG02のストレージ容量をチェックしました。
空き容量は8.77GB。そのうちアプリが2GBも使っているんですね。このアプリの多さ、、、下記に続きます。
標準アプリは多数入っているか?
キャリアスマホなので、気になるのが標準のアプリ数。心配した通り(?)、大量にインストールされています。私がいれたのも いくつか含まれていますが、せいぜいAnTuTuとLINE、ATOK、RBB SpeedTestぐらい。au関係のあぷり 多すぎですね(汗)
しかもキャリアのものは削除出来ない事が多いので、容量はともかく見栄え的にも厳しい。目的のアプリを探し出すのもおっくうだし。しかもほぼ全てが削除できない。rootとるのも面倒なのでそのままですが、これは結構キツいところ。
私の場合は、G02はサブスマホという使い方なので、ある程度割り切って使えますが、メイン機だとちょっとイライラしそうです。ホーム画面によく使うアプリのショートカットやウィジェットを置いたりして使用感を工夫していくしかないですね。
AnTuTuベンチマークしてみた
とりあえず端末を手にしたらやったみたくなるのがベンチマーク。定番のAnTuTuでやってみる事にしました。
G02の結果は・・・・25586(涙) G01もほぼ同スコア。って、スペック的にはSnapdragon400で同じだからスコアも同じなのは仕方ない。
ただTORQUE G01/G02とも、メイン機として使う方以外の私のような「釣り/アウトドア用」のサブ機として使うなら、こういう速度的な事はあまり関係ない。むしろタフネススマホを日本で発売してくれることのほうが大事です。TORQUE以外だと、GalaxyのActiveシリーズしかなく、あちらはあちらでいろいろと問題があるのです。それを考えたら、TORQUEは唯一無二の存在である事は間違いないのです。
TORQUE G02のようなタフネススマホは、海に出る人などにとっては「万が一の遭難」の危険時の救難連絡の為のデバイスにもなるので必須アイテムになります。そういう意味でTORQUEが日本のキャリアから発売されている事は、マリンスポーツをする人達にとっては本当に貴重なんです。
画面は綺麗か?
G01から進化として、私の中で意外と良かったのが画面の発色の良さ。解像度は変わらないし、インチサイズも0.2インチしかアップしていないG02ですが、IPS液晶からシャープのIGZO液晶になっています。
TORQUE G01も決して悪い液晶ではありませんでしたが、G02は更に良くなっているという印象。
こんな角度で見ても平気。さすがIGZO。 外で見ても発色はっきりしていて見やすいのです。
これね、、、アウトドアとか釣りとかやっているととっても大切。カヤックやっていたり、釣りしている時って、「~しながら」のスマホ使用が多い。となると、視野角とか気にして真正面から見て・・・なんてやってらんないんですよね。太陽光下での見やすさもよく、G01から乗り換えると印象が全然変わる。解像度同じなのに「G01より断然良いな」とぱっと感覚で思ってしまう。充分実用的です。
カメラ性能は?
TORQUE G01で一番の不満だったカメラ。ある程度良くなっているという情報を元に買ってみましたが、使って見るまでドキドキです。
結論から言うと、「使えるレベル」です。凄く良いわけではないが、備忘録・ブログ写真などでは充分からと思います。
風景写真をGalaxy Note5と比較してみました。
同じ曇天の空ですが、Galaxy Note5のほうが肉眼に近い色合いです。TORQUE G02は色の再現性がまだ甘いですが、これぐらいなら許容範囲でしょうね。TORQUE G01のほうは酷かったですから・・・。こちらは以前釣りに行ったときに撮った魚の写真。これぐらいなら、釣り場にカメラもって行かなくともTORQUE G02があれば充分カメラ代わりに使えます。
まとめ:全体としてはG01から乗り換えて満足
TORQUE G01からG02に乗り換えたよというレビューだったわけですが、全体としては満足です。重い/デカいという難点は確かにあり、200g越えとなってくると、ネックストラップでぶら下げていると首が凝ってきます(汗)。
それでもなんとか普通に使えるカメラ画質になってきたので、釣りやアウトドアでコンデジを別途持ち歩く必要が無くなってきたのは大きいし、海水対応になっているのも助かる。(そんなの関係なくG01も海水で使っていたのだが) SIM/MicroSDスロットも背面カバーの下のゴムパッキンの下にあるという安全対策されているのも良い所だし。
画面の発色も視野角も良いので、外出時でも見やすいのも良い所。そんなわけで進化はしっかりしていますし、端末としては乗り換えてもプラスが大きいのは間違いない。
難点だった格安SIM(MVNO)対応もそろそろできるという事も時期的に買い時です。今度はmineoのVoLTE対応SIMを契約して入れてみたいと思います。
レビューは【第2回 UMi Super 実機レビュー 外観チェック編】に続きます
関連サイト/リンク
・京セラ公式サイト : TORQUE G02
・楽天 : 楽天 TORQUE G02 を探す