国産タフネススマホ「au TORQUE G04」発売! スナドラ660化とカメラを一新し弱点を克服

auから2年ぶりの新作となる 京セラ製「TORQUE G04」が発表されました。

TORQUE G04の特徴

2年ぶりにTORQUEが G04となり生まれ変わりました。デザイン、カメラ など全てでブラッシュアップされています。

基本スペックはかなりアップしています。先代のG03ではSoC(CPU)がSnapdragon625と最低限というほどではないもののギリギリという感じでしたが、G04ではSnapdragon660を採用して一気にミドルハイレンジのスマホとなりました。 メモリも3GB→4GBに、ストレージは32GB→64GBーとアップしています。

ディスプレイはG03の4.6インチのHD解像度からG04では5.0インチフルHD(1920×1080)へとアップ。ワイヤレス充電にも対応しています。

いろいろとアップしていますが、やっと普通レベルのスマートフォンになったという感じです。タフネススマホでは低消費電力も重要なのでこのあたりはバランスを取るのが難しかったのでしょう。バッテリー搭載量は2940mAhと昨今のスマートフォンとしてはやや少なめです。

カメラは24MP+8MPのf1.8ダブルレンズカメラになり、サブの8MPレンズは135度のスーパーワイドアングルです。背景をぼかした写真=ポートレートも可能でしかも後からフォーカス変更や、ぼかしの濃淡も変更可能です。G03ではカメラはあまり評判が良くなかったので、こうした進化にしっかり対応してくれたのはありがたい。

タフネスさも相変わらずで、米軍調達基準MIL-STD-810G、IP68防水防塵対応は当然で、更に海水2.0mの中でも60分使用可能。そして2.0mの高さから26方向に鉄板/コンクリート落下させてもOKなど厳しい試験を課しています。

分解は付属の工具で可能で、バッテリーも取り外せますし、背面だけでなく表面もカバーが取り外せて、USB端子のゴムカバーも自分で交換できるような仕様になっています。

TORQUEと言えばアプリも注目で、G04ではトレイルや釣りといった各モードで地図等のデータと一緒に写真が撮れたり、撮るだけでだいたいの魚種と大きさが分かるようになっていたりと使うだけで楽しそうです。

カラーはブルー、レッド、ブラックの3色。

重量は203gとタフネススマホとしてはかなり軽量です。個人的にはタフネススマホ大好きで、サブスマホには何かしらのタフネススマホ(いまはUlefone ARMOR6)を使ってますが、釣りやアウトドア/SUP等で使うのですが、やはりちょっと重い(265g程度)なので、203gと普通のスマホとほぼ変わらない点は魅力的です。

性能面でもスナドラ660なら基本サクサク動作でしょうし、デザインもG03よりおもちゃっぽさが無くなり遙かに良くなりました。気になるのは2940mAhのバッテリー性能で、京セラのHPでは”測定中”となっていてどのぐらい使えるのか不明なのが不安要素です。

基本スペック

価格と発売時期

発売は8月下旬の予定で、価格はまだ不明ですが、G03が7-8万円で実質負担が5万円前後でしたので、だいたいその価格帯が目安かなと思います。

ただ間違いなく夏向けの商品なのに、発売が8月下旬という残念さがもったいない。7月初旬までの発売なら私は買ってましたね。ただ価格はこのスペックとしては高すぎるのは間違いなく、せいぜい4万円台が妥当な価格かなと思う。Ulefone ARMOR6あたりが検討する上でライバルになると思いますが、価格的に2-3万円で買えて、docomo系4Gプラチナバンド対応なARMOR6は大きな壁でしょう。

ただG04もカメラ、重さなど魅力的な点も多いし、国産を応援したい気持ちも大きいので、買いたいなと思ってます。発売時期的には旬を逃してますが、むしろ人気が無くて価格が下がり気味の頃に買うのも良いかも。とはいえキャリア契約なので簡単に買えないのが残念ですが。

関連リンク

・京セラ公式ページ : TORQUE G04
au公式ページ

最新情報をチェックしよう!