今回はTronsmart様から提供頂いての『Tronsmart Presto (12000mAh)モバイルバッテリー』のレビューです。
特徴としては、12000mAhという大容量と、Quick Charge3.0に対応して急速充電が可能な点です。またUSB TYPE-Cポートを入出力でサポートして、5V-3A出力ができる。スマホだとNexus5Xや、最近のUSB TYPE-C搭載のもの、PCだとMacBook 12inch Retinaあたりが5Vでの充電ができるので、このバッテリー1つで相当便利な使い方ができる。
12000mAhという容量は、iPhone 6に約4.5回、Galaxy S7に約2.5回充電出来る容量で、普通に考えれば余裕の容量ですね。
USB TYPE-C出力のモバイルバッテリーは少しずつ増えてきましたがまだまだ貴重で、このPrestoはその中でもQuick Charge3.0と5V/3A出力のUSB TYPE-C搭載となかなか気合いが入っています。そんな便利そうなモバイルバッテリーをレビューしていきます。
・Amazon 販売ページ: Tronsmart Presto (12000mAh 大容量 モバイルバッテリー Quick Charge 3.0 & USB C) 急速充電 iPhone 6Plusと同じATL製セル使用
開封の儀
では開封。
必要最小限にまとめた本体
ここからはモバイルバッテリー本体を見ていきます。コネクタとしてはUSBタイプAと呼ばれる一般的なUSB端子と、USB TYPE-C端子がある。USBタイプA側は出力のみ。USB TYPE-C側が入出力という構成で、バッテリーにチャージするためには、添付のUSB TYPE-Cケーブルをこのコネクタに挿して、USB急速充電器などに接続して充電することになる。
サイドには電源ボタンがある。一般的なモバイルバッテリーと同様、押すと充電残量確認ができる。
背面には、Tronsmartのロゴ、Quick Charge3.0に対応している点と、Type-Cが5V/3A入出力である点が書かれている。
全体としてはただこれだけで非常にシンプル。ですが、充電機能としては充実している。販売価格も3,000円未満なので、必要最小限にまとめたコンパクトでスマートなイメージのバッテリーです。
充電してみた
Quick Charge3.0対応デバイスがないので、とりあえずQuickCharge2.0相当のGalaxy Note5で充電。
だいたい8-9Vの範囲内で1.3A出てました。QuickChargeの場合、電圧と電流は相手デバイスとの間で最適化されるため可変です。なので、下記のようにスナップショットの写真だけを見て「3A出てない!」とか言っても仕方ないです。
次にUSB TYPE-C搭載のNexus5Xで。こちらはUSB TYPE-Cの電圧計がないので、とりあえず画面確認だけです。
私のNexus5Xを0→100%まで充電させて、満充電までだいたい1時間半~2時間ですね。
QuickChargeとかは0→60%とかが異様に速い(30分ぐらい)ので、「バッテリー切れだ」という時は助かりますね。ちなみにQuick Charge3.0対応スマホなら、30分で85%まで充電が可能と言われています。
そこからは放物線カーブで緩やかに充電するので多少時間掛かってしまいますが、これはどの充電器でも同じ。だから満充電までの充電時間で見ちゃうと少し時間掛かったように見えてしまいます。
まとめ:スリムで高機能且つ大容量が欲しい方ならアリ
Tronsmart Prestoは12000mAhという大容量でありながら、細身もスリムなモバイルバッテリーです。USB TYPE-Cの入出力と、USBタイプAにはQuick Charge3.0と、これでもかと最新の技術に対応してきています。
12000mAhもあれば、毎日スマホを充電しても3-4回はできますし、2台同時充電も余裕です。逆に「こんなに要らないし」という方は、重さとのトレードオフもあるので、5000mAhぐらいのバッテリーを選ぶ方がいいでしょうね。
このバッテリーを使う方はハードにモバイルバッテリーを使う方には最適です。価格も3,000円未満で販売されているので、価格的にはかなりお買い得なモバイルバッテリーと言えます。
関連サイト
・Amazon 販売ページ: Tronsmart Presto (12000mAh 大容量 モバイルバッテリー Quick Charge 3.0 & USB C) 急速充電 iPhone 6Plusと同じATL製セル使用
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