【レビュー】手のひらサイズ「UGREEN 100W USB PD 4ポート充電器」~コンセント直結型ながらも100W大電力+4ポートの超強力仕様で使い勝手も抜群

超小型ながら4ポートもあって100W USB PD出力ができる「UGREEN 100W USB PD充電器  CD226」を買ってみました。

出張や小旅行で、USB充電器を持っていくという際、PCとスマホだけでなくタブレット、任天堂Switch、ワイヤレスイヤホン等の各デバイスを持っていくと、どうしても充電の順番待ちのようになってしまうのですよ。私の場合は2ポートをメインに使っていましたが、ちょっとこれでは充電渋滞が起きるという事で、4ポート且つ100Wという大電力の出力があるこのUGREENのPD充電器に目を付けてみました。

主な特徴

「UGREEN 100W PD充電器  CD226」は、前述のように100W出力ができるUSB PD充電器。

GaN 窒化ガリウムという素材により電力効率を高めて高密度に設計でき小型化されています。
本製品は手のひらにすっぽりと収まるサイズながら、USB Type-C x3,USB Type-A x1ポートのトータル4ポートの充電が出来ちゃいます。プラグ部分は折りたたみでき、カバンにもすっぽり入り邪魔になりません。

4ポートの出力は、単一ならType-C1/C2が 100W出力、Type-C3 はMax 22.5W出力、USB Type-Aは22.5Wとなっています。

また複数のポートで同時充電した際は、以下のような組み合わせとなり出力がやや落ちます

サイズ/重さ(約) 6.9×6.9×3.3 cm/235g
1ポート出力:USB-C1/C2 5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A 最大100W;PPS規格: 3.3~21V/3A
1ポート出力:USB-C3 5V/3A、9V/2.5A、12V/1.88A 最大22.5W;PPS規格:3.3~5.9V/3A、3.3~11V/2A
1ポート出力:USB-A 4.5V/5A、5V/4.5A、5V/3A、9V/2A、12V/1.5A 最大22.5W
2ポート出力: C1+C2ポート:65W+30W;C1/C2+C3/Aポート:65W+22.5W
3ポート出力: C1+C2+C3/Aポート:45W+30W+22.5W;C1/C2+C3+Aポート:65W+10.5W+10.5W
4ポート出力: 45W+30W+10.5W(5V/2.1A)+10.5W(5V/2.1A)
入力: 100-240V~50/60Hz 最大2.3A
USB-Cポートプロトコル PD3.0(PD2.0)/ QC4+(QC4.0/QC3.0/QC2.0)/ PPS規格/AFC/APPLE 5V2.4A/BC1.2
USB-Aポートプロトコル SCP/QC3.0/AFC/FCP/APPLE 5V2.4A/BC1.2

若干ややこしいようにも感じますが、C1/C2が最大電力、C3とAは22.5Wまでとなっているので、PCやスマホとかタブレットは基本C1/C2、その他低電力で良いものはC3/Aポートと使い分ければ良さそうです。

開梱と外観

パッケージを開封していきます。

同梱品は本体とマニュアルのみ。

マニュアルは日本語でしっかりと書かれています。充電器なのであまり読む必要性はないと思いますが、このあたりはさすがはUGEEN。

充電器本体はこのように手のひらサイズ。USB充電器としては若干大きめではありますが、旅先とかに持っていく充電器がこのサイズに収められている事、複数持っていく必要がない点を考えれば、充分コンパクトです。
100Wが誇らしく印字されていますね。

前面にUSB Type-C x3ポート、USB Type-A x1ポートという構成。接続するデバイスによってはUSB Aの専用ケーブルだったりするものもあるので(スマートウォッチの充電器など)、USB Aがあるのはとても助かります。

前述のように、USB PDの最大出力は各ポート毎に違います。マニュアルやパッケージにも書いてありますが、それもいちいち調べるのは面倒なので、こうして本体側に書いておいてくれるのは便利ですね。

100Wには専用ケーブルも必要

私自身100W出力が必要なデバイスは持っておらず、PCが最大で65W対応なのですが、UGREENの100WPD対応ケーブルも合わせて用意してみました。*USD PD は対応ケーブルが必要です。

UGREENのケーブルには定評がありますが、この100W対応のケーブルは少し太いながらもしなやかで、見た目から信頼性がありそうに見えます。

使ってみた

早速私の愛用のLG gram 17インチのノートPC(65W PD)に接続して見ました。

単一ポートで接続していて、19.68V-2.95Aで58W出ていました。スペック通りの出力が得られています。

続いて4ポートフルに繋げてみます。TYPE-Aにはスマートウオッチ(realme Band2)、USB Type-CにはタブレットとスマホとPCで全部で4台。全てで問題無く充電出来ています。

4台全て埋めるとUSB Type-C1ポートは45W上限になりますが、計測では40Wでした。私のLG gram 17インチノートは、65Wが定格ですが、40Wでも遅くなるものの充電は可能なので、これでも実用上はOKですね。

すこし気になるのは4台同時充電をしていると、瞬断が希に発生していました。途切れてもすぐに充電にはなるのですが、スマートウオッチやタブレット、スマホは充電開始時に音が出るようにしていると、いちいち煩い。チョっとここは勿体ないなと感じますが、音に関しては設定変更で対応できるので、そこは運用でカバーできますね。

まとめ

100Wの余裕仕様なので、3ポート使用で、45W+30W+22.5WとPC、スマホ、タブレットが余裕のあるパワーで充電できるのはめちゃ大きいてすね。私の希望通りの仕様です。本音を言えばもっとワット数が高くて、全ポート65Wぐらいあると「どのポートで何台繋げても最大出力出せる」と頭の中のワット数配分を考えなくてよくなるものですが、現状では100Wでもかなり余裕があるので、そうした配分を考える必要はあるものの、余裕があるから細かく気にしなくていいのは有り難いです。

コンセント直結型のUSB充電器としてはやや大きいものの、出張/旅行などの出先に持っていく充電器がこれ1つで済むことを考えればおつりが来ます。4ポートあれば自分のデバイスだけでなく、家族分もまかなえたりするので、汎用性が出るのは大きいです。USB Type-Aもあるのでイヤホンやスマートウオッチなども充電しやすい仕様は本当に助かりますね。

価格

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関連リンク

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