100W出力可能な12000mAhモバイルバッテリー「UGREEN Nexode PB724」レビュー – 残量が分かるディスプレイで使い勝手もよく65W入力で1.5時間で満充電に

スマホ/PC等の周辺機器を発売しているUGREENから新発売となった12000mAhの大容量且つ、100Wの高出力USBモバイルバッテリー「UGREEN Nexode PB724 モバイルバッテリー」を使ってみました。

小型で持ちやすい形状ながら、パワフルな最大100W出力で2ポート出力。

バッテリーは12000mAhと大容量で、大抵はスマホ2回は充電可能ですし、PC充電も可能です。
またトリクル充電モードというのをサポートし、5V-1Aの低電流じゃないとダメなデバイス(スマートウオッチ/ワイヤレスイヤホンなど)にも対応しています。

*UGREEN様よりお借りしてのレビューです

開梱と外観

同梱物は本体とUSB Type-Cケーブルとマニュアル。

マニュアルは図入りで分かりやすい。モバイルバッテリーなので使い方は簡単ですが、出力や充電規格の仕様などもちゃんと書かれています。ちなみにディスプレイは顔マークが表示できますが、20秒何もしないと自動的に顔マークとなり、20%以下、20-99%、100%で3つの顔が表示されます。

UGREEN Nexode PB724は、このように上部にディスプレイを搭載しており、バッテリー残量を確認しやすくなっています。

12000mAhと容量大きめのバッテリーですが、重さは300g程度と比較的軽め。

端子は2つで、USB Type-CとUSB Type-A。USB Type-C端子は入出力を兼ねていて、入力は65Wに対応しています。
高電力充電が可能な為、満充電まで1.5時間と非常に早くなります。

出力はUSB Type-Cが最大100W、USB Type-Aは22.5Wです。

USB PDだけでなく、PPS、QC、AFC、FCP、SCPなどの充電プロトコルにも対応しています。

側面にはディスプレイオンボタン。残量確認ができます。

背面は滑り止めゴムがありますね。

使ってみた

大電力が必要なデバイスとしてはPCがメインでしょうが、私の持ってるノートPC(Surface Laptop Go)は45W電力が必要です。
ひとまずPCを充電してみましたが、33-38Wあたりの出力が確認できました。12000mAhはノートPCの充電容量としては不足気味ですが、+20%ぐらい回復させたいというような延命的な使い方ならありでしょう。

そしてスマホも同時に充電してみました。普通30W以上になります。100Wを使い切る為には対応デバイスが欲しい所ですが、私の手持ちにはそこまでの大電力デバイスが無いのが悔やまれます。

但し2デバイス同時充電の場合は、10W+10Wとかなりもったいない仕様になります。こうしてPC+任天堂スイッチを繋ぎ、共に充電ステータスにはなりましたが、PC側の計測で11Wぐらいでしたので、仕様通りなのでしょう。

せめて45W+20Wぐらいの振り分けができるような仕様だと良かったとは思います。

それでも12000mAhのモバイルバッテリーで、2ポート共に大電力が欲しいケースは実際は少ないとは思います。

総括

UGREEN Nexode PB724 モバイルバッテリーを2週間ほど使ってみました。

12000mAhと比較的容量大きめの割に軽く小型でやはり使い勝手は良いですね。カバンにいれても邪魔にならないですし。

そして単ポート100Wの大電力なので、基本どんなデバイスも繋げば急速充電になるというのは気兼ねなく使えて楽。
PCの充電だって余裕です。もちろん0→100%はPCでは無理ですが、それでも+20%ぐらいは出来たので、出先で「やば!バッテリー残が」って時に、延命させることが可能です。

2ポート同時充電時に10W+10Wになる点はやや残念ですが、本分に書いたようにこの容量で、どちらも急速充電にしたいというケースは実際は少なく、大抵は1ポートで使う事になることを考えれば、やむなしな面もあります。

価格

UGREEN Nexode PB724 モバイルバッテリーの価格は9980円ですが、Amazonでは7485円です。
楽天では9980円に対して、25%オフのクーポンがありクーポン利用でAmazonと同額の7485円になります。楽天の場合は更にポイント還元もありますね。

最新価格は以下よりチェックして見てください。