中国のスマートフォンメーカーのUlefoneから5インチと小型なタフネススマホ「Ulefone ARMOR X7 Pro」が発売されました。
無印版はスペックがやや貧弱でしたが、使えるスペックとなり、LTE B19対応などはそのままです。
また驚いたのは価格も据えおきな点です。素晴らしい。
Ulefone ARMOR X7 Proの主な特徴
Ulefone ARMOR X7 Proは、1万円ぐらいの価格帯で5.0インチとコンパクトながらもIP68/69K防水防塵、MILスペック対応のタフネススマホ。
防水レベルは1.5mの水深に30分も浸かり続けても動作可能。タフネス仕様でラバー素材で1.2mの高さから落下させても性能に影響はでません。
ディスプレイは5.0インチで解像度はHD(1280×720)でフルHD+解像度が当たり前の昨今では低解像度と言えるかも知れません。しかし5.0インチという小型とも言えるサイズを考えると解像度的には充分で、これで画面が荒いと感じる事はまず無いでしょう。
SoC(CPU)はMediaTek Helio A20で、既に市場に出回っているA22の廉価モデル。A22は2.0GHzクアッドコアですが、A20は1.8GBクアッドコアにクロックダウンされています。ただA22はAnTuTuベンチマーク(v7)で6万点台でQualcommのエントリー用であるSnapdragon425の4万点台を軽く凌ぎ、Snapdragon450の6-7万点台に近い性能となっています。A20はこのA22の廉価版とはいうエントリー性能としては悪くないスコアを出すような気がします。
そして無印版とこのPro版の大きな違いは、メモリとストレージ。X7 Proはメモリが4GB、ストレージは32GBと無印版から倍増しています。さすがに2GB+16GBでは昨今のAndroid OSではギリギリという感じですが、4GB+32GBという構成なら、比較的余裕は出ます。これで使えるレベルになりましたね。(最初からこっち出せばいいのにとすら思います)
バッテリーは4000mAhと5インチのスマートフォンとしては大容量。通話だけなら13時間、音楽なら26時間、動画再生で9時間も持ちます。タフネススマホは電源が無いアウトドアで使うことを想定しているため、多少重くなってもバッテリーは多く積んであるほうが良いでしょう。その重量は234gでタフネススマホとしては軽量。ですが、5インチのスマートフォンとしてはずっしり感がでるでしょうね。
対応周波数帯は、4Gはdocomo系 B19とSoftBank系 B8のプラチナバンドに対応。海外のタフネススマホなのにUlefoneは日本を意識しているのが良く分かります。
3G WCDMA: B1/2/4/5/8
4G LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20
ARMOR X7はエントリー向けタフネススマホの為、USB端子はmicroUSBです。このあたりは1万円という価格を反映させたものなので致し方ないですね。せめてワイヤレス充電があれば良かったのですが。
それでもこうしたSIMフリーのタフネススマホ貴重です。私の場合、アウトドアアクティビティにはこうしたタフネススマホに格安SIMを入れ、サブ機として使うことで、メイン機とケースバイケースで使い分けています。
壊れて惜しくないというわけではないのですが、メイン機が傷どころか画面割れ、あるいは水没というリスクに遭うよりは遙かにマシで、アウトドアのような危ない場面でも遠慮無く活躍してくれます。
主要スペック
価格
Banggoodではプレセール(予約販売)をスタートしていて、価格は89.99ドル(9,825円)で販売中です。
日本で使う場合は「Other Area」を選択しましょう。恐らくACアダプタの形状が日本にマッチしているはずです。
販売ページ
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