【実機レビュー後編】2万円のスマホ「UMIDIGI One Max」のカメラやバッテリー性能は?など試してみた

UMIDIGIの6.3インチスマホ「UMIDIGI ONE Max」のレビュー後編です。

今回はレビュー後編という事でプリインストールアプリケーションの確認、ベンチマークのスコアはといった基本的な点、そして外に持ち出してカメラを試してみました。

前回のレビューはこちらから。

【実機レビュー】「UMIDIGI One Max」2万円で買えちゃうのにデザインも質感もいいプラチナバンド対応スマホ

日本語化

日本語は初期セットアップから入っています。メニュー等含めてほぼ綺麗な日本語になります。

プリインストールアプリケーション

以下プリインストールアプリケーションの一覧です。

余計なもの一切無し。

ベンチマーク

AnTuTuベンチマーク(ver7)を試してみました。ONE Maxに搭載されているSoC(CPU)はMediaTek Helio P23のMT6737V。

結果は85,236ポイントでP23らしい結果です。ミドル機の中では低めといったところで、それでもONE Maxが2万円のスマホである事を考えれば充分な性能でしょう。ネットや動画閲覧で遅くなることもないですし、重いゲームをしなければ基本的には快適に動きます。

以下、過去のベンチマーク結果との比較。

カメラ

ONE Maxを外に持ち出してカメラをテストしてみました。背面カメラは、12MP+5MPのダブルレンズとなっています。

以下作例です。(クリックすると大きく見ることができます。但し容量も大きいのでモバイルの方はご注意を。)

風景写真は少しシャープ過ぎるかなというところはありますが綺麗なレベル。夜の写真は絞り値f:2.0としてはまずまずですが、ややぼやけますね。左下はポートレートモード。綺麗に撮るには構図とぼけ具合の調整が必要ですが、これぐらいの背景ボケ気味の写真は撮れます。

バッテリー

Geekbench 4のバッテリーテストで、Partial Discharge(3時間の放電)モードでテストした結果です。

100% → 70%と、3時間ディスプレイが点いたままでこの減りは悪くない結果です。4150mAhと比較的大容量バッテリーを搭載している効果も出ていますね。

レビューまとめ

6.3インチの水滴ノッチディスプレイと持ちの良い大容量バッテリー、使いやすい側面指紋認証リーダー、そしてカーボン調のデザインがプラス要素。カメラは暗い所ではあまり期待できませんし、200g超はやや重めです。ですがこのあたりは2万円という価格と4150mAhの大容量バッテリーとのバランスの問題で、それらを優先するならたいしたデメリットにはならないと思う。

デザインもそうですが、全体的に安物感が薄く、3-4万円ぐらいのスマホにすら見えます。3G/4Gがプラチナバンド対応というのも大きいですね。

Helio P23はそこそこの性能の為、重いゲームは向きませんが、「ゲームはしない」なら低価格で良質なスマートフォンが欲しい人にとって、充分有力な選択肢になり得ると思います。

価格

BanggoodでのONE Maxの価格は174.99ドル=19,889円(記事作成時点の価格)。

販売ページ

関連ページ

・公式ページ: UMIDIGI One Max
・Banggoodでの買い物の仕方 : Banggoodで買って輸入してみよう～買った商品が届くまで