ドコモ 4G B19対応タフネススマホ『Vernee Activeのレビュー後編です。
今回は日本語やプリインストールアプリケーションの確認、ストレージ容量の空きは?といった基本的な点と、ベンチマーク、そしていつものようにカメラ等の使い勝手を試してみました。
前回のレビューはこちら。
日本語化
日本語に関しては、最初のセットアップ時から選択できるようになっており、起動後は設定メニュー等ほとんどが日本語になります。
プリインストールアプリケーション
以下はプリインストールされているアプリケーションの一覧です。Googleの基本アプリ「Google Play(Playストア)」や「Gmail」等は最初からインストールされています。余計な中国語アプリなども一切インストールされていないので気持ちが良い。
メモリ/ストレージ
念のための確認という感じですが、RAM/ストレージ容量のデフォルト値を確認してみました。
メモリは6GB、ストレージは128GBも搭載されているので余裕ですね。
ベンチマーク結果
今回レビューしているVernee ActiveのSoC(CPU)は MediaTek Helio P25 です。
この実力をAnTuTuベンチマーク ver7で計測してみました。AnTuTuのバージョンが上がって数値も上がっている(Ver7は2割増しぐらいと言われている)のですが、結果としは「79228」でミドルレンジの範囲内です。
以前のバージョンで表すと6.5万点ぐらいじゃないかと思います。レベル的にはスナドラ630/625あたりと同等レベルといったところでしょう。
実際の操作感もまずまず快適に動作します。ミドル機なので設定メニュー等を触っている限りはサクサクで、 Chromeでネットなども快適です。パズドラ/モンスト/スーパーマリオランもざっとですがインストール/プレイも問題無くできました。
※いままでの参考結果
機種名 | SoC(CPU) | AnTuTuスコア |
---|---|---|
OnePlus 5 | Snapdragon835 | 183202 |
Galaxy Note8 | Exynos 8895 | 177633 |
OnePlus 3T | Snapdragon821 | 163834 |
XPERIA XZ | Snapdragon820 | 137776 |
HUAWEI P10 Plus | Kirin960 | 136173 |
Galaxy S7 | Exynos 8890 | 129310 |
ZenFone4 | Snapdragon660 | 112224 |
Elephone S8 | MediaTek Helio X25 | 92522 |
HUAWEI P9 | Kirin 955 | 89387 |
ZTE nubia Z17 mini | Snapdragon652 | 83629 |
XPERIA X Compact | Snapdragon650 | 77226 |
Xiaomi Redmi Note3 Pro | MediaTek Helio X10 | 75345 |
SHARP AQUOS S2 | Snapdragon630 | 66732 |
Ulefone ARMOR 2 | Mediatek Helio P25 | 66415 |
Vernee Active | Mediatek Helio P25 | V7 : 79228 V6 : 65000ぐらい |
UMiDIGI S2 | Mediatek Helio P20 | 62056 |
HUAWEI honor 6x | Kirin655 | 56936 |
XPERIA XA Ultra | Mediatek Helio P10 | 49112 |
BLUBOO S8 | MediaTek MTK6750T | 42851 |
京セラTORQUE G02 | Snapdragon 400 | 25586 |
カメラの使用感
16MPのカメラをテストしてみました。設定はデフォルトのままで全てAUTOです。
まずはちょっとした風景から。こちらはXPERIA XZ1 Compactと比較です。*スライダーバーを左右に動かすと比較できます。
[twenty20 img1=”35312″ img2=”35313″ offset=”0.5″]ご覧のように、XZ1 Compactは濃淡強め、Vernee Activeは若干暗めに写ってますが、Vernee Activeのほうが肉眼に近い形です。XZ1 Compactぱっと見はとても綺麗ですが、明るくしようと補正が強く入り、空の雲が真っ白です。左下の黄色く見えるのは蛍光灯でこれも本来白く見えているはずです。なので得手不得手があるので一概にXZ1 Compactがいいとは言えないのですが、このあたりは好みの問題です。Vernee Activeも抜群に綺麗とは言えませんが、悪くない写真が撮れています。
近接系の写真でも綺麗に撮れています。普段使いでもかなり使えそうな画質です。
アウトドア系のスマホの場合、「コンデジの代わりとして使いたい」という欲求がある(持ち物を減らせる)ので、これぐらいの写真が撮れるなら充分代用できそうに感じました。
普段使いのタフネスさ
上下はラバー、サイド面はアルミ合金、背面はケブラー素材でできているので、カバー要らずで普段から使えるのは大きなメリットです。当然防水防塵なので、不意の雨、雪や、うっかり水没なんてのも全然平気。ガチなタフネススマホではないので、投げたり叩いたりしてもOKという感じではないのですが、普通に使っていて起きうる事故に関しては、かなり防いでくれるはずです。XPERIAやGalaxy、iPhoneなんかだと「落としたらまずい」という華奢さがありますが、Vernee Activeだとそういう気遣いから解放されます。
まとめ
●Good
- タフネススマホで珍しい大型5.5インチ液晶
- ディスプレイ発色もよく鮮明で綺麗
- 6GB RAM + 128GB ROMで余裕がある
- タフネススマホとしては軽量な198gでカバーなしで普段使いできるサイズとデザイン
- docomo 4GプラチナバンドB19対応
- カメラ性能がタフネススマホとしては良い方
- 300ドル前半の価格は安い
●Bad
- USB Type-C端子がキャップレスだったら尚良い
- お金だすからスナドラ660ぐらいの性能のものが欲しい
個人的にはタフネスさもありながら、デザイン性も追求している点が「こういうの待ってた」とど真ん中。アウトドア系が趣味な私ですが、釣り、SUP、シュノーケリング等々のマリンスポーツではガチガチなタフネスさは要らないんですよね。防水とぶつけても傷が付かないレベルの耐衝撃さ、あとはカメラがそこそこ良ければもっといいという要求があるのです。そういう意味ではVernee Activeはほんといい線狙ってくれた待望のスマホです。実力に関しても充分といえるレベルで、ミドルレンジ機として不満はありません。
Badも書いてますが、もはやBadの項目は「次世代機への要求」みたいになってしまっています・・・。USB Type-C端子はゴムカバーが付いていて、これはこれで仕方ないのですが、毎日充電する端子だけに「できればカバーないといいな」です。 あと性能的にも5万円台になってもいいので、スナドラ660あたりを搭載して「ミドルハイ機」として売って欲しいところです。P25でもある程度はサクサク動きますが、スナドラ660の性能なら、キビッキビに動くので、よりストレスが少なくなるはずです。
ただ現状のVernee Activeには、大きな不満はなく、せいぜい「落っことして万が一傷まみれになったら買い換えか」ぐらいの心配事しかありません。登山やトレッキング等、落としたら下がゴツゴツしているような場所によく行くなら、Vernee Activeのようなライトなタフネススマホではなくもっとタフなスマホが良いと思いますが、日常+ライトなアウトドアを1台で済ましたいみたいな欲求はかなえてくれますよ。
Vernee Active の価格
記事作成時点の価格ですが、TOMTOP では311.84ドルで販売中です。
・TOMTOP販売ページ : Vernee Active IP68 4G Smartphone 5.5 Inches FHD 6GB+128GB
送料は無料で7-20営業日で届きます。
また現時点では、クーポンコード「NIHON5」を使うと、5% OFF(15.59ドルOFF)で296.25ドルになります。
最新のセール/クーポン情報はこちらに追記していくので、こちらも併せてチェックしてみてください。
【クーポンで5% OFF】日本の4G B19対応防水防塵タフネススマホ『Vernee Active』発売! 大人なデザインでHelio P25でミドルレンジ
TOMTOPでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。