以前から既に日本参入を予告していたXiaomiですが、早くも12月9日に参入を発表することになりました。
Mi Note10で日本参入か?
XiaomiはTwitterで
「予定していたよりも早く日本の皆様にお会いできることとなり、 大変嬉しく思っています。12月9日のXiaomi日本参入をお楽しみに!!」と綴り、日本への参入を遂に果たすことになりそうです。
Xiaomi Japanの公式Twitterでは、スマホや家電での参入を伺わせるようなTweetがいくつかあります。
その中でも「Xiaomi Mi Note10」が有力と言われています。
6.47インチフルHD+解像度&AMOLEDディスプレイで、4眼1億画素カメラはカメラのベンチマークDxOMarkにて121点と、HUAWEI Mate 30 Proと並びました。*兄弟機 Mi CC9 Pro のPremium Editionでのスコア
【出た!399.99ドル】1億画素5眼カメラ搭載「Xiaomi Mi Note10」発売中! 国内3キャリアプラチナバンド対応
Mi Note10であれば、インパクトも充分ですし、コスパ的にも比較的価格を抑えられるので、うってつけの機種です。
ただ発表まで、どんなやり方で参入するのかは不明です。いきなり小米之家(公式ショップ)が出来るわけでは無いと思いますが、スマホ/タブレットなどは技適と周波数対応はしてくるでしょうし、Amazfitなどのスマートウォッチは既に技適取得しているので、いつでも参入できる用意はあるはずです。
それにしても2020年に参入と言われていたので、漠然と年始とか2月頃発表して4-5月頃発売かなと思っていたので、12/9発表が急転直下で決まったのは、もっと早く製品をリリースできる目処がついたのかもしれませんね。(Xiaomiのスマホにしてもそんなに旬が長いわけでは無いので、4-5月でMi Note10というのも新鮮味がないですし)
HUAWEIの後釜の椅子取りゲーム!?
XiaomiはLTE B19などプラチナバンド対応機を増やしていましたが、日本参入はあまり乗り気では無いと言われていました。
しかしここにきて急転直下「日本参入」となったのは、個人的にはHUAWEIが日本で売れなくなるからだと思います。HUAWEI機はアメリカの制裁により、Google AndroidOSが実質的には使えない(Google Play/セキュリティアップデートができない)。これは中国を除き、日本を含む世界中で使えない事を意味します。
日本でのHUAWEIと言えば、特に低価格帯のスマートフォン/タブレットで着実にシェアを伸ばしていたので、このマーケットポジションがぽっかり空くことになります。
こうしたマーケット的な事を考えると、Xiaomiが日本に参入するのは「今しか無い」はずです。いまここにはOPPOが入り込もうとしており、そこにXiaomiも鼻先をねじ込みたいのだと思います。遅らせればHUAWEIの位置はOPPOが牛耳った後で、もうXiaomiの席は無い可能性もありますし、HUAWEIの制裁解除もトランプの一声で決まるわけですし、椅子取りゲームのそもそも椅子が無くなってしまう可能性も高い。その為、日本参入を急いだという感じもします。
いずれにしても、12月9日の発表が待ち遠しいですね。
技適取得分の割り増しがあるでしょうが、2万円台のスマホも含めた挑戦的な価格であることを祈りたい。