スマートフォンメーカーXiaomiから発売されたフラッグシップコンセプトスマホ『Xiaomi Mi MIX』を手に入れました。自腹です(高かった・・・)。私が購入したのは最高モデルの6GB RAM、256GB ROM、18Kのゴールドリングつき(カメラ/指紋認証まわり)のモデル。GearBestで買いました。※GearBestではXiaomi Mi MIX Ultimateという名称で販売しています。
18Kはどうでも良かったのですが、6GB RAM版が欲しかったので、4GB+128GB版との価格差が1万円ならと思い切って行ってしまいました(汗)。
もうこのブログを読んで頂いてる方には「Mi MIX」を説明するまでもない気がしますが、Mi MIXは6.4インチフルHD(2040×1080)解像度のスマートフォン。発表当時から話題を振りまいた「3面ほぼエッジレスディスプレイ」を搭載して、上記実機写真を見て頂ければ分かりますが、画面占有率91.3%という凄さです。6.4インチですが、エッジレスディスプレイのおかげでiPhone7 Plusとほぼ同じサイズとコンパクトなのが特徴です。
Xiaomi Mi MIXのスペック等に関しては詳しくは以下の記事をご覧下さい。
驚異の3面エッジレスディスプレイ『Xiaomi Mi MIX』発表! 6.4インチでSnapdragon821搭載のハイエンド端末
それでは早速レビューしていきます。今回は初回という事で、開梱~外観チェックです。iPhone7 Plusとも比較してみました。
主要スペック
外観に目を奪われてしまいがちですが、スペックも超が付くほどのハイスペック。SoC(CPU)はSnapdragon821と現行では最上位のものを搭載し、今回レビューするものは6GB RAM + 256GB ROMという(一部の方には無駄)にハイスペックな仕様。6.4インチだけありさすがに重いのですが、材質はセラミック筐体にしている点など見所の多い機種です。
- CPU :Snapdragon 821 クアッドコア2.35GHz
- RAM+ROM: 6GB+256GB *RAMはUFS2.0
- ディスプレイ : 6.4 inch Full HD (2040 x 1080) IPSディスプレイ
- OS: MIUI 8 (Android 6.0ベース)
- バッテリー : 4400mAh
- カメラ: リア 1600万画素 / フロント 500万画素
- SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, nano SIM x2
- microSD: 無し
- USB : USB Type-C interface
- WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.2
- サイズ/重量: 158.8 x 81.9 x 7.9 mm / 209.0g
- ネットワーク: 4G FDD LTE ( B1,B2,B3,B4,B5,B7,B8)
TD LTE ( B38,B39,B40,B41)
WCDMA (B1,B2,B5,B8)
CDMA (BC0) - その他 : 指紋認証センサー/ NFC
開梱
さてまずは外箱から。さすがにXiaomiのコンセプトフォン&フラッグシップというだけあって凝った作りです。 内箱は横にスライドさせて取り出すようになってます。内箱は3段になっていて、それを広げるとこのようになる。真ん中に入っていた緩衝材兼メッセージカード。中国語で読めません・・・。「せめて英語で」と思いましたが、中国国内でしか販売されていないので仕方ない。同梱物は、USB Type-Cケーブル、USB急速充電器、マニュアル、SIM取り出しピンとなっている。USB急速充電器は、QuickChargeのロゴはないものの、規格上はQuickChargeです。
画面および背面には保護フィルムが貼り付けてありますので剥がして使う事になります。(中華スマホによくあるような、最初の保護フィルムを剥がしたらその下にまたフィルムが貼り付けてある・・・という事はありません。必要なら各自で用意する必要あり)背面のフィルムを剥がすとこのような感じで、レギュレトリシール(CCC認証)が1枚だけ残ってしまいます。最近のXiaomi端末は全てこのような感じですが、もうちょっと目立たない解決策を目指してほしいところ。自分で剥がせば良いのですが、プレミアムな感じの端末で、シール剥がしてとかやらせないで済むようにしないと。いままでの「意外と安い」というイメージより上の物が求められる価格帯ですから、このあたりは今後のXiaomiの課題ですね。
外観フォトレビュー
それでは電源を入れて外観チェックしていきます。画面側はさすがに美しいの一言。3面ほぼベゼルレスディスプレイは圧倒的な迫力があります。上部ベゼル3面は無いに等しいぐらい薄い。完全にエッジレスとは言えませんが、未来感は充分ある。画面自体のコントラストもよく、くっきり・はっきりとした色合いで鮮やか。
下部には500万画素のインカメラが右下にある。この位置なのでインカメラを普通に使おうとすると、下からのアングルになりがち。どうしても無意識に顔の正面あたりにスマホを持ってきてしまうが、「カメラの正面に行くように持つ」と意識すると良い具合に撮れる。充電/通知インジケータは中央にある。USB Type-Cポートの上に控え目にLEDが点灯する。位置が下という事もあり、ちょっと気付きにくいので、もう少しはっきりとした輝度で照らしてくれるほうがよかった。ここからはぐるっと周囲を見ていきます。下部側面にあるのはUSB Type-C端子、スピーカー、マイク部分(スリット)と定番の配置。スピーカーの音質自体は普通で可も無く不可もなく。iPhone7 Plusのほうが遙かに良い音がします。左側面にはSIMスロット。nano SIM x2が入ります。microSDがないのは残念ですが、Mi MIXは128GBか256GBのROMを搭載しているので、必要ないでしょうね。上部にイヤホンジャック。右側面には電源/ボリュームボタン。ボタン自体は反応も良いのですが、6.4インチというサイズの割りにはやはり上方過ぎる位置にあるため若干使いづらい。特にボリュームボタンは一度持ち直さないとダメ。それが面倒なら最初からボリュームボタンに指を掛けた状態で持つ必要があります。Mi MIXはセラミック筐体ですが、ボタンもセラミック製らしいです。背面には1,600万画素のカメラとその下には指紋認証センサーがある。筐体はセラミック製で、手に持つとかなりひんやりとする。またセラミック特有なのか、かなりツルツルしているので滑る。強度は分かりませんがカバー必須な事は間違いありません。
カメラ周りは18Kのゴールドリングです。買う前は「金いらないから安くしてくれよ」とか思いましたが、実際見てみると、ブラック+ゴールドのワンポイントは意外とカッコイイ。またこれだけテカテカな背面ですから、指紋は目立ちます。コーティングが良いのかさっと拭き取れますが、この端末を裸で使うのはさすがに怖いので、綺麗に拭いた後、カバーを装着するほうがいいでしょう。
重さ
スペック上は209gですが、念のため計測してみました。結果は213gとやや重ですが誤差の範囲かな。ただ持った時はさすがにずっしり感はあります。
今回のレビューはここまで。明日「Xiaomi Mi MIX 基本機能チェック編 iPhone7 Plusとも比較して見た」に続きます。
Xiaomi Mi MIXの価格と購入方法
このXiaomi Mi MIX 6GB RAM+256GB版ですが、価格はGearBestにて100,460円という価格で発売しています。※価格は記事作成時点
はっきりいって価格は高いです。
GearBest販売ページ: Xiaomi Mi MIX Ultimate 4G Phablet – 6GB RAM 256GB ROM
そんな方には、4GB RAM + 128GB ROM版もあります。それでも94,180円。
GearBest販売ページ: Xiaomi Mi MIX 4GB RAM 4G Phablet – 4GB RAM 128GB ROM
この価格差なら買うならオススメは6GB RAM版でしょう。約6,000円差でRAM 2GB増、ストレージ倍増です。そこまで使うかどうかは別としても、6,000円差ならアップグレードしておいて損はないと思う。
GearBestからの輸入送料は無料配送もありますが、1ヶ月前後かかりますので、3-7営業日で届く高速配送の「Expedited Shipping」(DHL)がオススメ。DHLの配送料はわずか299円とオトク過ぎる設定。また「Priority Line(日本郵政)」の配送はなんと0円。こちらだと5-9営業日と最大では2週間程度かかりますが、無料は魅力ですね。
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GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」