Xiaomiからフラッグシップスマホ「Mi 8」と、ライト版となる「Mi 8SE」がが発表されました。
そしてMi8 にはExplorer Editionというシースルー版が存在し、噂されていたディスプレイ指紋認証が搭載されています。
Xiaomi Mi 8の特徴
Xiaomi Mi8は、Mi6の後継機で、Mi7の名称は飛ばしての命名。Mi6同様にSnapdragonの最高峰のSoC(CPU)を採用したフラッグシップスマホです。
そのSoC(CPU)は当然のようにSnapdragon845。AnTuTuベンチマークは30万点越え。
ディスプレイはノッチデザイン。
背面のカメラは12MP x2のダブルレンズカメラで、細かいスペックでもMi MIX 2Sとほぼ同じ。
ですが、カメラのベンチマークであるDxOMarkでは105(Photo)と、iPhone X越えのハイスコアです。
定番の他社比較でも、iPhone Xよりは明るく鮮明で、HUAWEI P20と同等レベル。
またその他、GPSを強化しています。以下のようにiPhone X、Galaxy S9より精度が高くなっています。
OSはMIUI 10へと進化しています。どの程度進化したかは以下公式動画をご覧ください。
MIUI10 (中国語)
Mi 8 Explorer Edition
派生バージョンではありますが、こちらのほうがより「フラッグシップスマホ」と言えるほどの新機能があります。
基本スペックは同じですが、RAM 8GB、ストレージは128GBに固定されます。背面は「シースルー」となり、半透明で内部が見えるデザイン。
またもう一つ凄いのが、ディスプレイ指紋認証を採用している点。Mi8は背面指紋認証ですが、指紋認証が前面でできるので使い勝手が格段に上がります。特に最近流行の前面のディスプレイ占有率の高いスマホの弱点は、指紋認証リーダーを背面にして操作性を犠牲にしている点で、この解決策としてディスプレイ指紋認証は一石を投じるはずです。
Mi8 スペック
Xiaomi Mi 8SEの特徴
Mi8の小型版となるのが、Mi 8SEです。
ディスプレイサイズはMi8と同じ18.7:9縦長ディスプレイの5.88インチですが、横幅は5.2インチとほぼ同じでサイズ的にはこちらがMi6の後継機と言えそう。ノッチデザインや解像度は兄貴分のMi8と同じです。
カメラは背面に12MP+5MPのダブルレンズカメラで、こちらもMi 8の12MP x2からスペックダウン。それでもAIカメラとなっていて、シーンに合わせて最適な設定で写真が撮れるので恐らくはかなり綺麗なはず。
カラーは4色(ゴールド、ブラック(ダークグレー)、レッド、ブルー)から選択出来ます。
Xiaomi Mi 8SEスペック
価格
価格は以下のとおりです。(日本円は16.99円/元で計算)
Mi8 | Mi8 Explorer Edition | Mi 8SE | |
---|---|---|---|
人民元 | 2699 RMB | 3699 RMB | 1799 RMB |
日本円 | ¥45,856 | ¥62,846 | ¥30,565 |
スナドラ845搭載で4.6万円程度という定価はかなり安く、他のスマホを見渡してもだいたい5万円は超えています。このあたりは価格破壊の雄Xiaomiはさすがという所。Explorer Editionはやや高いのですが、Mi8の2699 RMBは6GB+64GB版ですから、メモリは8GBに、ストレージは128GBにアップしている点を考えれば、ディスプレイ指紋認証という革新的な技術を導入している事を考えると、これでも充分ハイコスパと言えます。
関連サイト
・公式ページ: Xiaomi Mi MI 8 (中国語)
・公式ページ: Xiaomi Mi MI 8SE (中国語)
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