海外SIMフリー版「SONY XPERIA 1」ファースト・インプレッション~XPERIA 10 Plusと比較しつつレビュー

SONYのフラッグシップスマートフォン「XPERIA 1 J9110 」の海外SIMフリー版を自腹購入したのでレビューしていきます。

今回は初回レビューと言う事で、少し前に発売されたXPERIA 10 Plusとも比較しつつ見ていきます。

XPERIA 1 J9110の主な特徴

SONYのXPERIAブランドのフラッグシップスマートフォン「XPERIA 1」は、完全に生まれ変わりました。特にXPERIAのイメージカラーのようになっている鮮やかなパープルカラーも復活しています。
ディスプレイは6.5インチの4K解像度(3840×1644)で有機ELディスプレイでもちろんHDRにも対応。
アスペクト比が21:9のシネスコサイズでこれが最も大きな特徴です。既に海外ではミドル機としてXPERIA 10 Plusが同アスペクト比ですが、ハイエンド機では初めての製品となります。この縦長ディスプレイを活かして、画面を2分割して二つのアプリを表示させることも可能。

基本スペックもハイエンドで、SoC(CPU)はSnapdragon855、メモリは6GB、ストレージは128GBとなります。

背面のカメラはSONY初のトリプルレンズカメラ。12MP (f/1.6)+12MP(f/2.4)+12MP(f/2.4)と3つのレンズを組み合わせていますが、特にf1.6と暗所に強いレンズを採用しています。 指紋認証リーダーは流行の画面内ではなく、側面となります。ただ実用面で見ると画面内指紋認証リーダーはまだ認証精度や使い勝手の面で過渡期ですし、側面のほうが使いやすいでしょう。

日本国内モデルはストレージが半分の64GBですが、Felica対応するのが大きな違い。おサイフケータイ機能を使わないなら海外版のほうがストレージが大きいのはメリット大きいでしょう。

海外SIMフリー機で一番気になる対応周波数帯は以下の通りです。プラチナバンドはdocomo/SoftBankのプラチナバンド対応です。
*3G: 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19
4G:1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,19,20,26,28,29,32,38,39,40,41,46,66

購入はいつものETORENです。

今回は初回レビューとして、外観中心にレビューしていきます。

主要スペック

付属品

カラーはXPERIA原点回帰のパープルです。

付属品は、ACアダプタ、USB Type-Cケーブル、TPUカバー(ふにゃっとしたやつ)、イヤホン、USB Type C/イヤホンジャック変換ケーブル、マニュアルです。

ACアダプタは日本では使えないタイプのコンセント形状なので別途用意が必要。XPERIAでカバーが付くのは初でしょうかね?

XPERIA 10 Plusと比較しつつファースト・インプレッション

ここからは21.9アスペクト比スマホとして先行発売されていたXPERIA 10 Plusと比較しつつ、外観を中心に見ていきたいと思います。

ディスプレイは6.5インチでXPERIA 10 Plusと同じですが、4K解像度とAMOLEDディスプレイで差別化。当然鮮やかさも違います。またXPERIA 1では”21:9マルチウィンドウ”というアプリがあり、簡単に縦2画面にすることが可能。YouTube見ながらネット/Twitter等ができるのでいろいろ捗る。私はDAZNでプロ野球見ながら、打撃詳細みたりしてますね。これは便利。XPERIA 10 PlusもXPERIA 1も同じディスプレイサイズなので使いまわしなのか?とか触る前は思ってましたが、ベゼル周りは細かく言うと違います。下は左がXPERIA 10 Plus、右がXPERIA1なのですが、下部はXPERIA 10 Plusのほうが下限ギリギリまでディスプレイ領域があるのに対し、XPERIA1はややベゼルがある。

対して上部はXPERIA 10 Plusはやや幅があるのに対して、XPERIA 1は細めに仕上がっています。横方向のベゼルも僅かにXPERIA 1のほうが細く、縦横全体的に補足スタイリッシュに見えます。

21:9の迫力はXPERIA 10 Plusで充分理解していますが、やはりXPERIA 1のAMOLEDディスプレイで見ると、より一段と美しく綺麗です。以下右はGalaxy Note9、左がXPERIA 1ですが、Note9は上に黒帯が出ちゃうものの、XPERIA 1は当然ですが映像がディスプレイ端まであるので黒帯に気を取られず映像に集中できるので、より没入感が高くなります。下部はUSB Type-C端子と、スピーカー。ちなみにスピーカーはディスプレイ上部にもありステレオスピーカーです。音も良くて映画の予告編とか見ても充分迫力ある音が出ています。ディスプレイ面と同じくXPERIA 10 Plusと同じだろう思っていたのですが、結構違うのが右側面。電源ボタンとボリュームボタンの配置が逆。指紋認証リーダーを挟んで下側に電源ボタン、上にボリュームボタンという配置です。個人的には電源ボタンが下のほうが、持ち手の指の届きやすさを考えると使いやすいです。またXPERIA 10 Plusと違うのはシャッターボタンが独立してある点ですね。これはあると絶対使いやすいので助かります。指紋認証リーダーも僅かですが横長で、認証精度も高いので使いやすい。

上部にはmicroSD/SIMトレイ。ピンを使わずに爪で引き出せるのが良いですね。Dual SIMですがmicroSDを使う場合はnano SIM x1 + microSDという構成になります。背面。左がXPERIA 10 Plus、右がXPERIA 1。10 Plusではやや出っ張りのあるダブルレンズカメラでしたが、XPERIA 1ではレンズの突起は抑えられて1mm程度でほとんど気にならない。レンズはSONY初のトリプルレンズカメラ(12MP x3)で、こちらの実力は次回レビューにて掲載します。

それにしてもこのパープルカラーは鮮やかですね。XPERIA 10 Plusと違いガラスパネル仕上げが美しいし、当然ですが高級感が出て一気に物欲が満たされます。こうして比べてしまうと、結構お気に入りのXPERIA 10 Plusのチープさが見えてきて悲しいぐらい。ただこれも悪くないのですが、最近のハイエンドスマホは光の当たり方で色合いが変わったりとより凝った仕掛けをしているので、もう少し派手目のカラーがあっても良かったと思う。(XPERIA 1も光の当たり方で多少は色合いは変わるのですけどね) まぁこのあたりは噂されているXPERIA 2で改善されるかも知れません。

実重量

実重量は177g。

体感的にも軽く、21:9の細長いタイプなので横幅も72mmと以前XZ3よりも1mmスリムになっている為、持ちやすいのも影響しているでしょう。

レビューは後編に続きます。

いまさらだけど「XPERIA 1」実機レビュー! 3ヶ月使ってみて分かった良い点/悪い点

価格

販売価格は83,300円。

カラーは4色です。

・ETOREN販売ページ: XPERIA 1 J9110

*但し価格は為替とセールで随時変更となりますので、最新価格はETORENでご確認ください。

ETORENだと輸入消費税がかからない(価格に含まれている)から総額も安く、その上、日本人スタッフ対応や、修理の際は国内の拠点に送るだけでいいなどのメリットがあり、サービスと総額のトータルで見るとETORENはオススメです。ページ自体もリニューアルされ、日本語で見やすくなり、また日本円表示/決済できるなど、かなり日本向けに改善されています。

ETORENについての細かい点は下部にある関連記事をご覧下さい。

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