スマートウォッチメーカーZeblazeの廉価なレトロデザインスマートウオッチ「Zeblaze ARES」をTOMTOP様から提供して頂きました。
1ヶ月ほど使ってみたのでレビューしていきます。
価格はセールだと2700円程度(しかも送料無料)と激安なんですが、正直Amazfit neoよりも使える子でした。
Zeblaze ARESの特徴
レトロデザインのスマートウォッチというと、Amazfit neoがありますが、neoはモノクロで機能も結構絞られた製品でした。しかしARESはカラー表示で通知情報もしっかり読み取れるという点で、一般的なスマートウォッチと変わらないのが大きな特徴です。
Zeblaze ARESは1.3インチ 240×240解像度のディスプレイを搭載しています。
ライフログ/機能的には心拍測定や歩数/カロリーといったスマートウォッチとしては一般的な機能/データトラックも含みます。
バッテリーは170mAhで通常使用で7日間、Bluetoothを切ったベーシックモードなら15日となっています。
Bluetoothを切るという事はただの腕時計という事を意味するので、実際はMax1週間と考えるべきでしょう。
ただ普通に使って1週間程度なら、小旅行/出張ぐらいなら充電器要らず。日常でも週末に充電すれば良いだけなのは楽ですね。
開梱と本体周り
さっそく開梱していきます。
同梱物はマニュアル、USBのマグネット式充電ケーブルのみ。
マニュアルはちょっとびっくりしたのですが、ちゃんと日本語版があります。日本で売る予定があるのかわかりませんが、図解も多めですしこれば輸入する方にとっては有り難い事。
見た目はやはりAmazfit neoに激似ですが、Amazfit neoのようなモノクロディスプレイではなく、カラー液晶です。
やはりカラーなので視認性は高いです。
本体右にボタンが2個あり、上が電源/画面のオンオフボタンとなっています。戻る等は左スワイプで、下のボタンはスポーツモードの選択画面になります。
裏にはセンサー系と充電端子。付属の充電器でマグネット接続しますが、結構外れ易いタイプです。
ペアリングとアプリインストール
スマートウォッチはアプリとペアリングしてこそ真価が発揮されるのでアプリをインストールしていきます。
マニュアルにQRコードが表示されていますので、そのQRを読み取るか、Google Play/App Storeで”GloryFit“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。
アプリが起動したら、まずはアカウントを作ります。メールアドレスを入力した後に「確認コードを取得する」をタッチするとメールがくるので、そこに書かれている確認コードを入力するとアカウント作成は完了します。
あとはデバイス追加を選べば自動的にARESを見つけてくれる。
アプリは日本語対応しLINE通知も可能
ARESとペアリングが完了後、ARES本体の表示も日本語になります。メニュー全て日本語化されるので、迷うことはないでしょうね。
GloryFitアプリは以下のような画面となります。
日本語もしっかりしていて、あらゆるメニューも日本語化されていますので、とても分かりやすい。
通知設定は「メッセージ通知」からLINEやSNSをOnにしておけば、通知を受け取る事が出来ます。
LINEでは日本語でしっかりと差出人と内容が確認できるので、通知は読みやすい。
フォントが少し中華っぽいですが、内容を確認する程度ではなんら問題無い。
フィットネストラッカーとして
フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/血圧/歩数計/睡眠といった基本的なヘルスデータの収集が可能です。
心拍は24時間トラッキングされますし、ランニングやウォーキングのデータトラックも可能。
ただ心拍はちょっと微妙で、かなり息切らして走ったりしているのに、そんなに数値が上がらない。
外している時もなぜか計測されるなど、けっこうアバウト。
スマホのGPSと連動して地図トラッキングしているようにも見えましたが、データからは地図が見えない。このあたりも少し残念。
また血圧も計測可能で、こちらは悪くなく自宅の血圧計で110/66だったのが、ARESでは118/71と表示されたので、誤差の範囲内でした。
電池の持ちは実質5日ぐらい
通常使用で7日使用可能ですが、実際はどうかというとほぼ5日でした。
もちろんレビューなので24時間の心拍センサーや血圧、輝度も高くしていて通知も20-30件/日とかなり頻繁に使い、5日でした。心拍センサーの常時監視しなければ、+1日ぐらいは伸びると思います。
意外とバッテリーは減りやすいイメージでした。
チープデザインがレトロ感があっていい
1.3インチのスクエア型ディスプレイは太陽光下でも見やすいですね。
ARESの良いところは良い意味でチープ感。
2000円台のスマートウォッチとしてはどうあがいても高級感は無理なもの。しかしARESはレトロデザインなのがむしろ良い味を出しています。3000円台~5000円台のスマートウォッチだと、無理して1万円くらいに見せようとして逆にそれが微妙だったりしますが、ARESのように安いなりの味が出せているデザインは好印象です。
総括
Zeblaze ARESの良い点は、見やすいディスプレイ、メニュー/スマホからの通知の日本語対応、レトロデザインの良い意味でのチープ感でしょう。
マイナスとしては、ハードに使うと意外とバッテリーライフが短くなる点、心拍モニタの数値が怪しい点でしょうかね。
2700円程度の価格という事で、完璧なものではないのですが、心拍の24時間トラッキングをするとバッテリーライフが減るし、そもそもあまりアテにできないので、心拍モニタを使わない(アテにしない)なら、むしろ欠点らしいところが見当たらなくなる(逆説的ではあるのですが)。
そこそこ安く、ARESのデザインも気に入っていて、通知系がしっかり日本語対応している点が気に入るなら、ARESはかなりオススメです。
チープデザインの所でも書きましたが、下手にAppleWatchライクにならず、独自にこうしたデザインに振ったのはかなり英断だと思います。このブルーは特に好きになりました。
価格
TOMTOPでは、2,791円でセール中です。
10-18営業日配送の免税送料が無料です。
セール自体は7月末まで続きますが、既に在庫750に対して500個売れているので、欲しい方はお早めに。
カラーは5色から選択できますよ。