今年もCOMPUTEX 台北に行ってきました。(というかまだ居ます)
ZenFone 6の実機触ってきた
COMPUTEXは台北で行われるコンピュータ系の見本市。今年も大盛況ですが、昨年はゲーミング色が強かったのですが、今年はその熱が少し下がってPCやソリューション系も増えてきた印象です。
そんな中でもASUSブースは大盛況で、15.6インチで2画面搭載のZenBook Pro Duoと、本題のZenFone 6が一番の人だかりが出来ていました。
ZenFone 6ですが、正直な感想としては「いい!」です。ブラックの筐体に薄いブルーのASUSロゴが渋い。基本ブラックはあまり好きでは無い(物欲感が少ない)のですが、このZenFone 6のブラックはありです。
落下で勝手にカメラが格納されるのも試したかったのですが、セキュリティコードに繋がれているし、ASUSの方に聞いてもダメと言われてしまいました。(アプリとかもロックNoが設定されていて確認できず、、、試せるのはカメラだけでした)
カメラベンチマークのDxOMarkではスコアが98とライバルが100オーバーしているのを考えるといまいちですが、これはセルフィーのスコアです。セルフィー側のスコアで言うと、Galaxy S10が97なので、それを上回っています。ZenFone 6のカメラはベンチマーク的には極上ではないものの、バックカメラがそのままフロント=セルフィーにも使えるのはメリットが大きいことを証明していますね。
あと5000mAh大容量バッテリーを搭載するという事で重さも気になっていましたが、190gという重量は意外と軽く感じました。バランスが悪いという事もなく結構自然に持てます。
まとめ
6.4インチ、Snapdragon855、フリップカメラ、5000mAh大容量バッテリー搭載などなど、いろいろと詰め込んできたZenFone 6ですが、手に持って触ってみて「安心した」というのが素直な感想です。
ギミックが企画倒れではなく、非常に良くまとまっていて全てが普通に使えるんだけど、それが無理していないし、違和感無く使える。高次元でよくまとまっているスマートフォンに仕上がっています。
欠点らしい欠点が見当たらず、ASUS復活への道は明るそうに感じます。まぁZenFone5は個人的には没個性で中堅ASUSの戦略としては失敗だったと思っているので、ZenFone 6の挑戦はとても気持ちが良い戦い方だなと感じています。XPERIAも境遇としては似たようなものですが、21:9のディスプレイだけでなく、このZenFone 6のようなパンチをもう一発ぐらいかまさないと、真似されて飲み込まれる可能性が高いと思う。なので、恐らくはある程度成功するであろうZenFone 6をスタディケースとして、ステップアップしてほしいと感じました。
価格
各オンラインストアの価格は以下の記事にてまとめています。
回転式カメラギミックが特徴の「ZenFone 6」が各オンラインストアから発売!ハイエンドなのに大容量バッテリー搭載も魅力的