【自腹レビュー】「ALLDOCUBE iPlay40 5G」タブレット~Dimensity 720の恩恵が大きいサクサク動作のSIMフリータブレット

10.4インチ 2000×1200解像度ディスプレイにMediaTek Dimensity 720を搭載した「ALLDOCUBE iPlay40 5G」AndroidタブレットをBanggoodで購入してみました。

 ALLDOCUBE iPlay40 5G の主な特徴

ALLDOCUBEは10.4インチタブレットに iPlay40/40H/40 Proなどを投入していましたが、更に上位となるiPlay 40 5Gを投入してきました。

しかもSoC(CPU)はUNISOC T618 より更に上のMediaTek Dimensity 720 8コア 2.0 GHz で、AnTuTuベンチマークv9 スコアは概ね30万点と、UNISOC T618の24万点から25%ほど高性能化されています。

メモリは6GBで、ストレージは128GB。mciroSDにも対応し、最大2TBまで使えます。

ディスプレイは10.4インチ 2000×1200解像度のIPS液晶で、これもiPlay40と変わりませんが、10.4インチでこの解像度は充分高精細です。

高速充電は9V-2Aの18WのUSB PDに対応。

SIMカードも使え、4G LTE周波数帯は日本ではSoftBank系のB8プラチナバンド対応。ドコモもB1/B3が使えるので首都圏では電波は掴みやすいと思います。また製品名にある5Gにも当然対応。n77-79まで対応しているのでdocomo/ソフトバンク/au/楽天モバイルで使えますね。

2G GSM:B2/3/5/8
3G WCDMA:B1/2/5/8 TDS: B34/39 EVDO:BC0
4G FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD: B38/39/40/41
5G :n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79

主要スペック

製品名 ALLDOCUBE iPlay40 5G
ディスプレイ 10.4インチ 2000×1200 IPS
CPU MediaTek Dimensity 720
8コア 2.0 GHz
メモリ 6GB
ストレージ容量 128GB eMMC
OS Android 11
カメラ フロント: 5MP
バック : 13MP
ネットワーク IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth V5.12G GSM:B2/3/5/8
3G WCDMA:B1/2/5/8 TDS: B34/39 EVDO:BC0
4G FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD: B38/39/40/41
5G :n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79
インターフェース USB Type-C、microSD(最大2TB)、micro SIM、
*イヤホンジャック無し(USB Type-C変換)
バッテリー/急速充電 6,000mAh / 18W
重量 474g
サイズ 248.1*157.9*8.3mm
その他 2スピーカー

同梱品

同梱物はマニュアルとUSB Type-Cケーブルと充電器、SIMトレイ取り出しピン、電源変換コネクタ。

USB充電器は日本のコンセント形状と違うためそのままでは使えません。その為Banggoodで別途変換コネクタが添付されていました。(このあたりは海外輸入あるあるですね)

とは言っても18Wの充電器ですし、わざわざコネクタ付けてでかく嵩張る充電器になるなら、コンパクトな他の充電器を用意した方が良いでしょうね。私の場合はUSB PD充電器を他に持っているので、この充電器は使いません。

マニュアルは日本語もありますね。

ディスプレイ

ディスプレイ面。10.4インチ 2000×1200 高解像度のIPSディスプレイは、AMOLEDディスプレイのように惚れ込むほど綺麗とまではいかないものの、充分普通に鮮明で美しいと言えるレベルです。

その為電子書籍リーダーとして使えば雑誌も見開きで読め、文字も綺麗な為読みやすい。10.4インチなので見開きの文字は厳しいかなと思いましたが、普通に読める発色と鮮明さ。

Kindleを使って漫画リーダーとして使っても快適です。
私は普段はGalaxy Z Fold3を愛用して日々読書機として使っていますが、休みの日には漫画をだらっと読むのが好きで、その時はタブレットを使っています。ALLDOCUBE iPlay40 5Gを最近は使っていますが、やはり漫画や雑誌といった電子書籍は10インチ以上が快適。漫画は見開きで読んでいるとほんと集中できます。

その他外観

縦持ちにした際の下部側面には1個のスピーカーとUSB Type-C端子があります。反対側にもスピーカーがあり、ステレオスピーカーです。兄弟機にあたるALLDOCUBE iPlay40/40Hは4スピーカーなので、少しダウンしていますが、横持ちして片側に2スピーカーあると手で持ったときに塞いでしまうんですよね。そういう意味では手持ち部をスピーカー配置しないのは好判断なのかもと使っていて思いました。(もちろん4スピーカーあればなお良しですが)

右側には電源/ボリュームボタン、それとその下にSIM/microSDトレイがあります。位置は結構上目にあり、正直縦持ちでは使いにくい。横持ちなら左上に来るので左手で押しやすくはなります。

SIMフリータブレットなので3G/4Gだけでなく5Gにも対応しているので、SIMを入れれば外でも高速通信が楽しめます。SIMサイズは最近では非常に珍しいmicroSIM。nano SIMでも下駄履かせればいいのですが、いちいちそんなの持っていない事も多いですよね。できればnano SIMが良かったところ。

ただmicroSDカードも使え、ストレージが足りない場合は最大2TBまで追加できます。

他には端子類はなくシンプルです。3.5mmイヤホンジャックもないのでイヤホンはUSB Type-Cで変換コネクタを用意するかワイヤレスイヤホンを遣う事になります。

背面はマットなブラック。デザイン的にはALLDOCUBE iPlay40シリーズで共通しているので、目新しさはないですが、シックなデザインです。

アプリ/日本語

初期設定時から日本語選択が可能です。当然設定等も日本語で、特にメーカー側が追加した項目も無いため、プレーンなAndroid11がインストールされています。

アプリも以下だけです。基本Google謹製アプリのみとシンプルです。

 

ベンチマーク結果

搭載されているMediaTek Dimensity 720 CPUの実力ベンチマークで試してみました。
以下AnTuTu Ver9のスコアです。

33万点越えと3万円程度のAndroidタブレットとしては充分高性能。

もちろん上を見たらキリが無いですが、iPlay40が24万点あたりであった事を考えると、安ければ220ドルぐらいなので、価格はそれほど変わっておらず性能がAnTuTuで10万点弱上がっているのはなにげに凄い事です。

実際あらゆる動作は快適そのもので、動画/ネット閲覧は余裕でサクサク。ゲームもウマ娘プリティーダービーは快適に動作しました。

さくさく動作でなんでも快適

AnTuTu v9ベンチマークで33万点の通り、以前のiPlay40 のUNISOC T618機よりもキビキビ感は増しています。iPlay40も充分サクサクではありましたが、10万点上乗せ分でわずかですがレスポンスの良さを体感できます。

これだけサクサク動くとゲームは捗るし、普通にいろいろと使ってみたくなる。
いまは私の娘が自分のもののようにゲームしたり、ネット見たりしてますね。

そして電子書籍リーダーになることを教えると、私がいつも読んでいるdマガジンでずっとアニメや音楽系雑誌見たりして「こんなに読み放題なのがあったんだ」と読みたかった本がみつかり大喜び。これもさくさくと動くから雑誌ライクに使える為で、とにかく速いは正義ですなと見ていました。

動画はHD画質に対応しているか?

タブレットと言えばNetflixやアマゾンプライムビデオ等の動画視聴も主な利用シーン。

ただ中華タブではNetflixやAmazon Prime VideoもSD以上の高画質が選べないなんてこともしばしばですが、ALLDOCUBE iPlay40 5Gはどうでしょうか?

NetflixでみるとWidevineがL3でSD画質です。

実際にはネットフリックス等で動画見ていてもSD画質で「荒いなぁ」と感じるケースは少ないのですが、それでも10.4インチ2000×1200の高解像度が活かされていないというのは気持ち的にはマイナスです。

もう一つの不満

これは以前もレビューしたALLDOCUBE iPlay40Hと同様で、筐体自体が全く同じなので不満も同じなのですが、手垢が結構つきますし目立ちます。

最近は同価格帯のタブレットでも、シルバー基調で手垢が目立たないようにしているデザインをよく見ますが、このALLDOCUBE iPlay40シリーズはブラックxマットカラーの為、どうしても目立ちます。次のモデルでは是非改善して頂きたい所。

まぁケース使えば解決するので、別発注したケースが届き次第装着して使う予定です。

まとめ

ネトフリ等でSD画質、手垢付くというマイナス面はありますが、3万円強ぐらいで買えるタブレットとしてはALLDOCUBE iPlay40 5Gは充分満足感は高いです。

やはりDimensity 720の性能はUNISOC T618よりだいぶ高く、この先コンテンツやOSが進化していっても2年くらいは快適に使えるレベルはあるのでは無いかと思います。現時点でギリギリだと1年後は不満だらけでしょうし、数千円高くてもiPlay40 5GのDimensity 720ならサクサク動作と安心感が得られます。

ただ性能以外はそれほど突出したものがないし、また代わり映えしないデザインに購買欲がでないという方にはオススメしません。しかし、より良い性能のタブレットをそこそこの価格で買いたいというなら、ALLDOCUBE iPlay40 5Gは丁度良い価格のタブレットと言えますね。

価格

Banggoodで買いましたが、クーポンが良くでていますので、より安く購入が可能です。

レビュー現在は以下クーポンが使えます。

219.99ドル(約3.2万円)クーポンコード : BGJP2ae7
使用期限:2022/09/30 *20台限定
Banggood : ALLDOCUBE iPlay40 5G

最新割引クーポン情報はこちら
Banggood最新クーポン

関連ページ

・Banggoodでの買い物の仕方 : Banggoodで買って輸入してみよう~買った商品が届くまで

最新情報をチェックしよう!

ALLDOCUBE (Cube)の最新記事8件