【レビュー】月や天体を簡単に4Kで撮影できる「BEAVERLABスマート天体望遠鏡」- 家族/友達と画面を見ながら観測できるから天体観測が楽しいし簡単だから子供でも扱える手軽さが素晴らしい

スマートフォンと繋いで覗かなくても画面見ながら天体観測ができる「BEAVERLABスマート天体望遠鏡 Finder TW1 Pro」をBEAVERLAB様からお借りできましたので使ってみました。

BEAVERLABスマート天体望遠鏡は、Makuakeで発売中です。

主な特徴

BEAVERLABスマート天体望遠鏡(正式名はFiner TW1 Pro)はその名の通り、天体観測ができる望遠鏡。

“スマート”というだけあり、ただの天体望遠鏡ではなく、スマホアプリと接続することで、写真や動画を撮ったり、ズームや細かい調整もスマホ内で可能です。撮影は4K画質が可能。

普通の天体望遠鏡では撮影するのにかなり大がかりな機材が必要ですが、BEAVERLABスマート天体望遠鏡であれば、スマホがあればそれでOKです。

スマホとの接続は無線LANかケーブルで直結でOK。ちなみにPCとも直結できますが、スマホホルダーもセットとなっているので、スマホで映像を見ながら撮影したほうが簡単でしょう。

天体望遠鏡というとかなり重いというイメージですが、このBEAVERLABの天体望遠鏡はわずか3.4kg。
キャンプに持っていって天体観測をしたいという事も余裕です。

天体観測だけでなく、この望遠鏡を使って動物や野鳥の撮影もできちゃいます。

開梱

開梱していきましょう。中をあけると、3つの箱に分かれています。本体、三脚、スマホホルダー等の小物箱。

同梱物は、本体、ファインダー、三脚といった組み立てパーツ。
その他携帯バッグ、マニュアル、あとスマホホルダーや太陽観測用フィルターといった小物、そして星座早見盤が付いています。

マニュアルは図解入りで内容も読みやすく親切です。添付されていたものは英語版でしたが、正式発売されるモデルには日本語版が添付されます。

私の場合は日本語版マニュアルを印刷して利用させて頂きました。

組み立ては簡単

三脚を立てて三脚に雲台とセットになったBEAVERLAB 天体望遠鏡本体を乗せて固定します。

続いて、画像収集機と呼ばれるパーツを望遠鏡後部に取り付け。はめ込んで回すだけなので工具要らずだし、だれでも組み立てはできますね。

スコープも取り付けます。こちらはスコープ用ボタン電池が内蔵されていて、細いケーブルが繋がっている。ここだけちょっと慎重さが必要ですね。電池を押し込んでスコープを取り付ければ組み立て完了。

Makuakeのサイトには3分で組み立て完了と書いてあり、最初パーツを見たときは「そんなこと言ってもこれは大変だろう」と思ったものです。しかし本当に数分で完成。マニュアル見ながらだったので3分とは言えませんが、それでも5分少々といったところ。

あとは本体にUSB Type-Cがあるので、そちらにモバイルバッテリー等を接続して充電すれば準備完了です。

アプリをインストール

BEAVERLAB 天体望遠鏡を利用するにはアプリとの接続が必要です。
アプリ「Beaver Point」をApp Store/Google Playストアからインストールします。
「デバイスを追加」から、「天体望遠鏡」を選択します。

天体望遠鏡側の電源を2回押すたびに無線LANモードとPCモードを切り替えられるので、無線LANモードにしたらあとは「観測を開始」をタッチすればOKです。もちろんPC/スマホと直結してもOK。

ちなみにWindows/Mac PCとの直結には、専用アプリが必要です。

アプリはこちらからDownload可能

観測してみた

まずは昼間に観測してみました、

その前にスマホホルダーを付けてみました。

これがあると画面を見ながら、画角やフォーカスの調整が非常にやりやすいのでオススメです。

それでは実際に望遠鏡を使って見てみました。
以下上の写真は肉眼レベルで見える範囲で、2つ撮影してみました。

左下のビルの看板は多分500mぐらい離れている所ですが、鮮明に撮れています。

そして右下のは、数キロ先にあるであろうアンテナ塔の最上部です。家族とわいわい言いながら撮影していたのですが、娘も妻も「これは凄い」と驚いていました。もちろん私も。
肉眼で「あんなところに鉄塔あるなー」ぐらいの距離でも、BEAVERLABの天体望遠鏡で見れば、アンテナや柵までくっきり。ここに人がいれば表情すら分かってしまいそうです。

天体観測して写真と動画を撮影したみた

梅雨というのもあり、なかなかな星空どころか月が出ず、合間からようやく顔をだした月を撮影してみました。

月は少しずつ動いている(地球が自転してる)ので、ジャストにピントを合わせるのにやや苦労しましたが、娘に「もうちょっと右!」とか言われながらも、スマホで画面見つつ微調整していけるので、楽しく見れる。

そして、月をようやく撮影できました。

自分で言うのもなんですが、凄くないですか?。月が動いているのを動画撮影できるなんて

しかも4K画質で撮影できます。

写真だって簡単に撮れる。

撮影自体もアプリで簡単にできちゃう。凄すぎる。

こういう天体観測の撮影は、いままで近い存在じゃなかったというのもあるけど、狭い知識の中では「簡単じゃないだろう」と漠然と思っていました。しかしこのBEAVERLABの天体望遠鏡を使ってみて思うのは、こんな簡単にできることなのかという単純な感想。正直セットアップさえできれば子供でも使えるし、撮影だって簡単にできちゃいます。

アプリの使い勝手

露出や倍率、シャープネス、コントラストといった一般的なカメラと同様の調整がタッチで簡単にできます。
また画質(1080P/2K/4K)や10連写設定なども可能です。

またアプリには、天文学の知識という勉強できる。月や太陽、そして太陽系の各々の惑星について、非常に細かく書かれていて。興味がそそられます。また撮影方法やその時の注意点についても書かれていて、初めてこういうものを触るという方にも勉強になるアプリです。

総括

単純に「凄い」「楽しい」。自宅からでも眺めが良ければ撮影もできちゃうし、スマホやタブレット、PC等に画像を出しながら撮影ができるので、友達や家族とわいわい言いながら、天体を見たり月を見たりできるのは間違いなく楽しいです。

正直、いままで天体望遠鏡を使う機会が学生時代だったという事もあり、月の表面を見て興奮するのだろうかという個人的な不安はあったのですが、こうして「動画として撮影できる」と、誰でも興奮するはずです。我が家は妻も娘もやはりこういう天体観測はしたことがなく、月が出ている時は「天体望遠鏡使いたい!」と何度も見ている状況です。

Makuakeでの価格は5万円程度とアナログな既存の天体望遠鏡が2万円程度から売られている事を考えると高価ですが、スマート天体望遠鏡には「みんなで見て楽しめる」という大きなメリットがあり、ここが一番の差でしょう。既存の天体望遠鏡はスコープを片目で覗いて小さい世界で見ることになり、なんとなくこぢんまりとしてしまうものですが、このBEAVERLABの天体望遠鏡であれば、キャンプで家族、友人と楽しみながら過ごせます。

画像/映像をスマホで見ながら撮影できるだけで、こんなにも変革が訪れるとは。まさにスマート化して正解なアイテムです。

クラウドファンディング

このBEAVERLABの天体望遠鏡はMakuakeで発売中です。

Makuake : BEAVERLABスマート天体望遠鏡

現在は早割価格で49,600円と29%オフです。

これらは早期割引は400台限定の価格のため、欲しい方はお早めに。
一般販売価格は69,999円の予定です。
お届けは、8月末の予定。

Makuake : BEAVERLABスマート天体望遠鏡

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