中国のスマートフォンメーカーBlackviewからプロジェクター内蔵スマートフォン「Blackview Max1」が発表されました。
Blackview Max1
Max1は6.01インチのディスプレイを持つスマートフォン。解像度はフルHD+(2160×1080)ですがコントラストに優れたAMOLEDディスプレイを採用しており、こういっては何ですがBlackviewとしてはかなり気合いが入っています。
また一番の特徴はプロジェクター内蔵スマートフォンである点。最大200インチ相当のスクリーン投影能力があります。Max1は細かいスペックまでは公表されていないので分かりませんが、ある程度暗い中では使えるレベルにはあると思われます。例えばキャンプとか明かりを消した寝室とかなら楽しめそう。
スマートフォンの性能的にもしっかりしていて、SoC(CPU)はMediaTek MTK6737T(Helio P23)で「T」が付いている2.5GHzの高速タイプ。これに6GB RAMとストレージは64GBという組み合わせで、ミドル機。バッテリーは4680mAhの比較的大容量なものを搭載し、ビデオ再生は4.5時間も可能です。
プロジェクター内蔵スマートフォンは他にも製品は過去にも出ていましたが、分厚かったり、性能的にローエンドであったりと今ひとつな面がありました。しかしMax1はHelio P23搭載のミドル機で(公開されている画像を見る限り)見た目には普通のスマートフォンという形状で技術進歩を感じます。
DLPプロジェクターも超小型のものも売られていますが、動画再生の為にスマホやPCと繋いだり、バッテリーが足りないから結局モバイルバッテリーと接続しておいたり、スタンドも別途用意が必要など面倒なところは実際にはあります。
その点Max1はそういった手間がなくスマホ1台でこなせるし、三脚やBluetoothサブウーファーなどもセットになっていてワンセットで解決しようという点はとても魅力的だと思います。
価格
発売は2019年3月1日を予定しており、価格はまだ未公開です。事前にメールアドレスだけ登録しておくと43% OFFで買えるようになっているので、興味のある方は登録しておくと良いでしょう。