タフネススマホや最近ではタブレットを多数発売しているBlackviewから発売された、Helio G99搭載のハイコスパスマートフォン「Blackview SHARK8」を使うチャンスを頂きましたのでレビューしていきます。
Blackview SHARK8
Blackview SHARK8は、Blackview の新しいスマートフォンのシリーズであるSHARKの初代スマートフォン。
SoC(CPU)にMediaTek Helio G99を搭載した、ミドルレンジスマートフォンとなっています。
Blackview では既にA200 ProというHelio G99搭載スマートフォンがあり、そちらはエッジディスプレイなど意欲的でしたが、SHARK8は、フラットデザインでA200 Proよりもややカジュアル向きなスマートフォンとなっています。
タフネススマホや最近ではタブレットを多数発売しているBlackviewから発売された、Helio G99搭載のハイコスパスマートフォン「Blackview A200 Pro 」を発売前に使うチャンスを頂きましたのでレビューしていきます。 […]
本体重量は198.3gとギリギリ100g台で超軽量とまでは行かないものの、疲れない軽さ。
ディスプレイは6.78インチで、2460×1080のフルHD+解像度のIPSディスプレイ。
リフレッシュレートは120Hzで、60Hzから120Hzまで状況に応じて自動で可変するタイプとなってまいす。
SoC(CPU)は、MediaTek Helio G99で、公式ではAnTuTu 42万点超と謳っています。このスコアは、スマートフォンとしての基本機能はスムーズでミドル機です。
メモリは8GBで、仮想RAMでプラス8GBのトータル16GB利用可能。
ストレージは256GBと余裕があり、高速タイプのUFS2.2.microSDカードも1TBまで使えます。
バッテリーは5000mAhと昨今のスマホとしては標準的。更に33W急速充電があります。0→100%まで78分とかなり速い充電速度です。
対応周波数帯ですが、3G/4Gのモバイルネットワークの周波数帯域はちゃんと日本をカバーしていて、例えば4G LTE周波数帯は日本ではdocomo B19,SoftBank系のB8プラチナバンド対応。docomo/SoftBank 系ユーザーには心強い。但し5Gは非対応です。
2G: 850/900/1800/1900 (b2/b3/b5/b8)
3G : b1/b8
4G FDD:b1/b2/b3/b7/b8/b19/b20/b28a/b28b/b40
*AliExpress様からサンプルをお借りしてのレビューです。
主要スペック
Blackview SHARK8 | |
ディスプレイ | 6.78インチ フルHD+ (2460×1080) IPS リフレッシュレート 120Hz 輝度 :500nits |
SoC(CPU) | MediaTek Helio G99 オクタコア2.2GHz |
メモリ | 8GB *仮想RAM +8GB : 16GB |
ストレージ | 128GB/256GB UFS2.2 |
OS | DokeOS4.0:Android 13 |
カメラ | ・バック 64MP(1/1.97″) ・フロント 13MP |
バッテリー/充電 | 5000mAh (33W 急速充電) |
WiFi/Bluetooth | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 5.3 |
SIMスロット | nano SIM x2 デュアルスタンバイ |
microSD | 有り (最大1TB) *独立スロット |
対応周波数帯 | 2G: 850/900/1800/1900 (b2/b3/b5/b8) 3G : b1/b8 4G FDD:b1/b2/b3/b7/b8/b19/b20/b28a/b28b/b40 |
サイズ | 168.5 x 76.6 x 8.35mm |
重さ | 198.3g |
カラー | ブルー、ゴールド、グレー |
その他 | ・USB Type-C ・側面指紋認証リーダー |
Blackview SHARK8レビュー
まずは外観
SHARK8のカラーは3色でブルー、イエロー、グレーのラインナップとなっていますが、今回レビューしているのはグレー。室内だと落ち着いたカラーです。
外部で太陽光下だと鮮やかに見えます。デザインも正直かっこいいです。
サイズは168.5 x 76.6 x 8.35mmと薄型で、重さは198gです。持った感じも薄いからなのか実際には軽い印象を受けます。
下部側にイヤホンジャックとUSB Type-C端子。
右側に電源/ボリュームボタン。このあたりは一般的ですね。
同梱物
同梱物は、保護ケース、ガラスフィルム、ケーブル、充電器、マニュアルがあります。
気になる充電器は30Wの急速充電が可能ですが、海外仕様のコンセントなので、日本ではそのままでは利用不可。変換コネクタを使えば利用可能ですが、結構嵩張りますね。
SoC(CPU)の実力をベンチマーク
SoC(CPU)はMediaTek Helio G99 オクタコア2.2GHz。
AnTuTuベンチマーク の結果はversion9で約37万点、version10で39万点超でした。
このぐらいのスコアだと、ゲーム以外は基本的に快適。
ゲームもウマ娘プリティーダービーをしている感じでは、遅延/遅さは当然なし。
もちろん標準アプリが遅いこともなく全てが快適。CPUパワーを最大限必要とするようなゲームではモタつくかも知れませんが、ゲームが最重要でなければプロセッサパワーとしてはこれで充分です。
あえて言うとすれば、ゲーム(だけでなく動画も)の音。スピーカーは少し迫力が足りないですね。
メモリ拡張
デフォルトでは+6GBのメモリ拡張=仮想RAMが使えるように設定されていました。最大の8GB使う為には再設定+再起動が必要。そうすると物理RAMの8GBと合わせてトータル16GBまでのRAMが使えます。但しあくまで仮想RAMなので補助的なものですけどね。
ディスプレイ
ディスプレイは6.67インチ IPSディスプレイで、解像度はフルHD+の2400×1080です。
輝度は最大500mitsと数値上も実際もそれほど明るいという感じはしないのですが、外でみても暗いとかは感じません。普通に綺麗です。
リフレッシュレートは120Hzと倍速描写でき、追従性もよくぬるぬるとよく動いてくるので気持ちが良いディスプレイです。但しデフォルトでは60Hzとなっているので体感したければ、「設定」→「ディスプレイ」→「スムーズディスプレイ」から、「高」か「スマート」に設定が必要です。
カメラ
背面カメラは64MP(1/1.97″)で、あとはBlackviewのArcSoft AIアルゴリズムを使って補正しつつ撮るカメラとなっています。
以下は背面カメラの作例です。(クリックすると大きく見ることができます。容量の関係で横幅1280ピクセルにしています。)
写真は概ね不満無く綺麗です。価格的にも1万円台の割には良く撮れています。
色合いもメリハリがあり、接写したもほぼ破綻なく綺麗に撮れています。猫の毛並みや葉に乗っている水滴などを見ても「よく撮れているな」と感じます。
但し最下部の車のところはポートレートモードですが、町並み側があまりボケ味がないです。またその右は空が白く潰れて全体的に白んでしまっているなど、苦手なシーンはあるカメラではありますね。
ちょっと残念な点
ネットフリックスで確認してみたのですが、Widevine はL3でした。その為SD画質に留まります。
まとめ
価格
更に、独占プロモーションコードも頂いており、諸々の値引きを入れると、最終の値引き後価格はなんと96.99ドルです。