Blackviewから発売されたエントリー向けスマートフォン「Blackview WAVE 8C」をレビューします。
Blackview Wave 8C はBlackviewのスマートフォンではエントリーモデル。
価格も1万円ちょい程度と安く、手軽に買いやすい価格帯です。
Blackview WAVE 8C
Blackview Wave 8Cは、6.56インチと標準的なサイズのディスプレイを搭載したスマートフォン。
解像度は1612×720のHD+となっていて、このあたりはエントリー向けです。ただ実用上はHD+解像度でもほぼ粗さは目立たないはず。
SoC(CPU)は、Unisoc SC9863A 8コア 1.6 GHzで、AnTuTuベンチマークスコアは公式で10万点ちょいと、かなりのエントリー向けスペック。
RAMも物理的には2GBで、仮想RAMで+4GBでトータル6GB、ストレージは64GB。
WiFiは2.4GHz帯のみと割り切り、指紋認証(顔認証はあり)もなく、絞りに絞ったスペックとなっています。
OSはDokeOS 4.0(Android14 Go)となっており、低めのスペックでも動くAndroidOSが搭載されています。
ただ対応周波数帯は、4GはB8/B19とソフトバンクとドコモのプラチナバンドをサポートしていますので、この2キャリアの系統のSIMを契約しているなら、繋がりやすいはずです。
3G Band: B1/B8、4G Bands :FDD:B1/B3/B7/B8/B19/B20 TDD:B38/B40/B41
Blackview Wave 8C | |
ディスプレイ | 6.56インチ HD+ (1612×720) IPS |
SoC(CPU) | Unisoc SC9863A 8コア 1.6 GHz |
メモリ+ストレージ | 2GB *仮想RAM +4GB : 6GB |
メモリ/ストレージスペック | 64GB |
OS | Android 14Go(DokeOS 4.0) |
カメラ | ・バック 13MP(メイン) ・フロント 8MP |
バッテリー/充電 | 4700 mAh / 10W充電 |
WiFi/Bluetooth | Wi-Fi 802.11 b/g/n 2.4GHz帯のみ Bluetooth 4.2 |
SIMスロット | nano SIM + nano SIM |
microSD | 有り (最大2TB) |
対応周波数帯 | 2G Band: B2/B3/B5/B8 3G Band: B1/B8 4G Bands :FDD:B1/B3/B7/B8/B19/B20TDD:B38/B40/B41 |
サイズ | 163.2*75.16*8.75mm |
重さ | 193g |
カラー | ブラック/パープル/ブルー |
その他 | ・イヤホンジャック: あり ・USB Type-C ・指紋認証センサー : 無し (Face Unlockあり) ・NFC/FeliCa非対応 ・スピーカー :シングル |
*Blackview様よりご提供頂いてのレビューです。
Blackview Wave 8Cレビュー
同梱物
マニュアル、カバー、USB充電器、USB Type-Cケーブルです。
外観
WAVE 8Cのカラーは3色でブラック/パープル/ブルーのラインナップとなっています。
今回レビューしているのはブルー。
ヘアラインのような背面加工があり、美しく好感の持てる色です。
ディスプレイは普通に発色もよく綺麗。水滴型のノッチに8MPフロントカメラが内蔵されています。
下部側にUSB Type-C端子とイヤホンジャックがあり、右側には電源/ボリュームボタン。このあたりは一般的ですね。スピーカーはモノラルで、ここは価格なりといったところですね。
カメラ
背面カメラは13MPで、もう一つは恐らく補助だと思われます。このカメラでいろいろと撮影してみました。
以下は背面カメラの作例です。(クリックすると大きく見ることができます。)
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かなり良い写真をピックアップしていますが、それでも逆光に弱い、それ以外でもかなり明るさがないと暗いです。太陽光とか照明がしっかりとある環境であれば、それなりに撮れますが、それが無い環境(日陰、室内で光量不足気味)だと被写体が暗く撮れてしまう。鮮明さもやや足りなく補正があまりないので、基本的にはメモ程度でしょうか。
また手ぶれ補正機能は無いため、脇を締めてしっかりと手ぶれしないように撮る必要はあります。
あと気になった所は、日本語が微妙。普通「写真」とかになっている文字が「捕獲」となってたり、肖像画?はポートレートかな?という感じで、日本語表示は設定等ではしっかりとしているので、カメラだけ「?」です。
Widevine L3だけどネトフリ視聴は意外と高画質
著作権保護レベルであるWidevineがL1かL3かの言及がBlackviewの公式サイトで謳っていないので、ネットフリックスで確認してみました。
Widevine はL3でした。その為SD画質となります。
SD画質である点、また6.56インチでHD+解像度なので、期待値は低かったものの、いやこれかなり綺麗に見れています。
動画再生機としては充分なレベルにあると思います。
但しスピーカーはモノラルの為、そこそこレベルです。
使い勝手
SoC(CPU)はUnisoc SC9863A 8コア 1.6 GHz。
公式ではAnTuTu スコア10万点と謳っており AnTuTu V10 Liteベンチマークで実際にテストしてみたかったのですが、、、、動かず。
物理RAM 2GBだからでしょうか。
仮想RAM+4GB可能なので、調整してみました。デフォルトでは物理2GB+仮想1GBの3GB構成でした。
ただ+4GBしてもAnTuTuは動作せず、テストすると数秒で落ちてしまいました。Geekbenchも動かず、ベンチマークはできず。
実際、公式がAnTuTu 10万点と謳っている通りの動作で、アプリで何かをするともっさり感がある。
設定等で微もっさり、カメラとかはそこそこ動きます。
ブラウザもChromeで我慢できる範囲内という感じですね。
当然ゲームは無理です。
なので、あくまで基本的な操作に絞った使い方が良いでしょうね。基本は通話、ライン、ネット検索、動画視聴ができれば良いとか、車載ナビとして使うとかでしょう。
まとめ
Widevine L1対応でネットフリックス等で高画質で動画視聴ができます。