Blackviewが放つエントリースマホ「Blackview WAVE 8C」レビュー – 低価格ながら6.56インチディスプレイでNetflix動画視聴も美麗

Blackviewから発売されたエントリー向けスマートフォン「Blackview WAVE 8C」をレビューします。

Blackview Wave 8C はBlackviewのスマートフォンではエントリーモデル。
価格も1万円ちょい程度と安く、手軽に買いやすい価格帯です。

Blackview WAVE 8C

Blackview Wave 8Cは、6.56インチと標準的なサイズのディスプレイを搭載したスマートフォン。
解像度は1612×720のHD+となっていて、このあたりはエントリー向けです。ただ実用上はHD+解像度でもほぼ粗さは目立たないはず。

SoC(CPU)は、Unisoc SC9863A 8コア 1.6 GHzで、AnTuTuベンチマークスコアは公式で10万点ちょいと、かなりのエントリー向けスペック。

RAMも物理的には2GBで、仮想RAMで+4GBでトータル6GB、ストレージは64GB。
WiFiは2.4GHz帯のみと割り切り、指紋認証(顔認証はあり)もなく、絞りに絞ったスペックとなっています。

OSはDokeOS 4.0(Android14 Go)となっており、低めのスペックでも動くAndroidOSが搭載されています。

ただ対応周波数帯は、4GはB8/B19とソフトバンクとドコモのプラチナバンドをサポートしていますので、この2キャリアの系統のSIMを契約しているなら、繋がりやすいはずです。
3G Band: B1/B8、4G Bands :FDD:B1/B3/B7/B8/B19/B20 TDD:B38/B40/B41

Blackview Wave 8C
ディスプレイ 6.56インチ HD+ (1612×720) IPS
SoC(CPU) Unisoc SC9863A 8コア 1.6 GHz
メモリ+ストレージ 2GB  *仮想RAM +4GB : 6GB
メモリ/ストレージスペック 64GB
OS Android 14Go(DokeOS 4.0)
カメラ ・バック
13MP(メイン)
・フロント
8MP
バッテリー/充電 4700 mAh  / 10W充電
WiFi/Bluetooth Wi-Fi 802.11 b/g/n 2.4GHz帯のみ
Bluetooth 4.2
SIMスロット nano SIM + nano SIM
microSD 有り  (最大2TB)
対応周波数帯 2G Band: B2/B3/B5/B8
3G Band: B1/B8
4G Bands :FDD:B1/B3/B7/B8/B19/B20TDD:B38/B40/B41
サイズ 163.2*75.16*8.75mm
重さ 193g
カラー ブラック/パープル/ブルー
その他 ・イヤホンジャック: あり
・USB Type-C
・指紋認証センサー : 無し (Face Unlockあり)
・NFC/FeliCa非対応
・スピーカー :シングル

*Blackview様よりご提供頂いてのレビューです。

Blackview Wave 8Cレビュー

同梱物

マニュアル、カバー、USB充電器、USB Type-Cケーブルです。

充電器は10Wの一般的なものですね。

外観

WAVE 8Cのカラーは3色でブラック/パープル/ブルーのラインナップとなっています。
今回レビューしているのはブルー。

ヘアラインのような背面加工があり、美しく好感の持てる色です。
ディスプレイは普通に発色もよく綺麗。水滴型のノッチに8MPフロントカメラが内蔵されています。

下部側にUSB Type-C端子とイヤホンジャックがあり、右側には電源/ボリュームボタン。このあたりは一般的ですね。スピーカーはモノラルで、ここは価格なりといったところですね。

カメラ

背面カメラは13MPで、もう一つは恐らく補助だと思われます。このカメラでいろいろと撮影してみました。

以下は背面カメラの作例です。(クリックすると大きく見ることができます。)

かなり良い写真をピックアップしていますが、それでも逆光に弱い、それ以外でもかなり明るさがないと暗いです。太陽光とか照明がしっかりとある環境であれば、それなりに撮れますが、それが無い環境(日陰、室内で光量不足気味)だと被写体が暗く撮れてしまう。鮮明さもやや足りなく補正があまりないので、基本的にはメモ程度でしょうか。

また手ぶれ補正機能は無いため、脇を締めてしっかりと手ぶれしないように撮る必要はあります。

あと気になった所は、日本語が微妙。普通「写真」とかになっている文字が「捕獲」となってたり、肖像画?はポートレートかな?という感じで、日本語表示は設定等ではしっかりとしているので、カメラだけ「?」です。

Widevine L3だけどネトフリ視聴は意外と高画質

著作権保護レベルであるWidevineがL1かL3かの言及がBlackviewの公式サイトで謳っていないので、ネットフリックスで確認してみました。
Widevine はL3でした。その為SD画質となります。

SD画質である点、また6.56インチでHD+解像度なので、期待値は低かったものの、いやこれかなり綺麗に見れています。
動画再生機としては充分なレベルにあると思います。

但しスピーカーはモノラルの為、そこそこレベルです。

使い勝手

SoC(CPU)はUnisoc SC9863A 8コア 1.6 GHz。
公式ではAnTuTu スコア10万点と謳っており AnTuTu V10 Liteベンチマークで実際にテストしてみたかったのですが、、、、動かず。

物理RAM 2GBだからでしょうか。

仮想RAM+4GB可能なので、調整してみました。デフォルトでは物理2GB+仮想1GBの3GB構成でした。

ただ+4GBしてもAnTuTuは動作せず、テストすると数秒で落ちてしまいました。Geekbenchも動かず、ベンチマークはできず。

実際、公式がAnTuTu 10万点と謳っている通りの動作で、アプリで何かをするともっさり感がある。
設定等で微もっさり、カメラとかはそこそこ動きます。
ブラウザもChromeで我慢できる範囲内という感じですね。

当然ゲームは無理です。

なので、あくまで基本的な操作に絞った使い方が良いでしょうね。基本は通話、ライン、ネット検索、動画視聴ができれば良いとか、車載ナビとして使うとかでしょう。

まとめ

この価格で、6.56インチで使いやすく、ディスプレイは必要十分に美麗です。
Widevine L1対応でネットフリックス等で高画質で動画視聴ができます。
ただカメラと、さすがにAnTuTu 10万点レベルで動作がもっさりする点は価格なりで、ここに重点を置く方、そしてゲームもと考えている方には向いていません。
それでもソフトバンク/ドコモの4G LTE プラチナバンドに対応していますし、サブ機としてや、子供に使ってもらうスマホとしては低価格で良いと思います。

価格

AmazonのBlackview公式ストアで、定価は15,900円ですが、4070円オフのクーポンコードがあるので、最終値引き後価格は1万1830円で購入できます。

関連リンク

公式サイト

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