CarPlay Android AI BOXが最近流行っています。車のカーナビ画面に、YouTubeやGoogleマップ、ネットフリックス等を映し出して、カーナビをタブレット化してくれるもの。
その中で、「Carlinkit Tbox Ambient」という製品を使ってみました。
Carlinkit Tbox AmbientのOSはAndroid 13で、CarPlay、Android AUTOでカーナビに車内エンターテイメント機能とナビ機能を大幅に向上させてくれます。その他機能は以下の通り。
- Android 13システム内蔵：車のディスプレイをAndroidタブレットのように利用可能で、Googleマップ、YouTube、Netflixなどのアプリを利用可能。
- 無線CarPlay/Android Auto対応：有線接続から無線接続にアップグレードし、車内でスマートフォンを簡単に操作。
- 分割画面機能：ナビゲーションと動画再生を同時に行うなど、複数のアプリを同時に使用可能。
- マルチカラーカスタマイズ可能なアンビエントライト：LED照明の色や点灯速度をカスタマイズ可能。
- 4G LTE対応：SIMカードを挿入してインターネット接続、またはWi-Fiホットスポットとして利用可能。
- GPSトリプルシステム：Beidou、GPS、Glonassの3つの衛星システムに対応し、正確なナビゲーションが可能。
- 大容量ストレージ：microSDカードで最大512GBの拡張可能なストレージをサポートし、アプリやメディアの保存が可能。
- プラグ&プレイ：CarPlay/Android Autoと互換性があり、USB接続するだけで簡単に利用可能。
価格的にも2万円台と非常に低価格です。
なお、4G LTEは、対応周波数として以下となり、SoftBank B8，au B18，ドコモ B19，楽天モバイル B28の4Gプラチナバンド対応です。
4G LTE : B1/3/8/18/19/21/26/28/41
3G : B1/6/8/9/19
CarPlay/Android AI BOXが必要?
車の中でYouTube見たい!ネットフリックス見たい!DAZNでスポーツ見たい!
そんな欲求が無いなら要らないです。
しかし運転中は暇になりがちですし、同乗者が居れば好きな動画やスポーツも見たいでしょう。
車には大画面があるのにもったいない。そんな気持ちになるならAI BOXはあると絶対便利です。
動画閲覧だけでなく、ナビだってGoogleマップ等のアプリナビのほうが使い勝手が良いことが多い。自分のスマホで行き先や好みの場所を事前に編集(ピン打ち)してAI BOXで同アカウントでログインしておけば、車でも行き先入れるのにいちいち検索しなくて良いのです。
そんなわけで昨今、車載AI BOXというカテゴリは人気になっています。
開梱と外観
同梱物は、マニュアルとUSB Type-C-Type-Aケーブルと、USB Type-C – Type-Cケーブル。ケーブルは自分の車にあった端子を使うだけですね。
マニュアルもしっかりと日本語＋スクショで書かれているので分かりやすい。
Carlinkit Tbox Ambientの本体は、手のひらサイズで超小型です。これなら車内でも邪魔にはならない大きさ。
側面にUSB Type-C端子、microSDカードスロットとnano SIMスロットがあります。
使ってみた
使い方は超簡単。Android Auto/Apple CarPlayに対応した車のUSBポートに接続するだけ。一応無線でも接続は可能ですがマツダ3は多分有線のみです。
最近では、CarPlay/AndroidAuto対応の車が殆どなので大丈夫とは思います。BMWと一部日産車はCarlinkit Tbox Ambientに非対応だと販売ページに書かれていますので、購入時を要注意。
我が家のマツダ3も対応しているので、USBポートに繋ぐだけ。但しマツダ3はタッチディスプレイではないため、別途Bluetoothリモコンを用意しました。
繋ぐとこのようにナビ画面にTbox Ambientが割り込んで起動してきます。
10-15秒ほどでこのようにタイル型のアプリ配置で起動してきます。これはCarPlayモードでの起動ですが、中身はAndroid 13。
Androidタブレットと似たようなインターフェースの為、非常に使いやすい。ここからWiFi接続やSIMカードを入れれば設定も可能。とりあえず手軽なのはスマホのWiFiテザリングで、スマホのSSIDに接続すれば簡単にネット接続ができる。
ちなみにスマホのテザリングをオンにさえしておけば、次回以降も勝手にネット接続してくれるので、違和感無くネット見れたりYouTubeみたりができるのは有り難いです。
デフォルトはCarPlayですが、CarPlayだけでなく、Android Autoも可能。AutoKitアプリでBluetooth接続すると使えるようになるので手間は掛かりますが、どちらが良いかは使って試して決められるというのが良いですね。
またナビ+もうひとつの画面というような2画面なんかも簡単に利用可能です。
動作軽快
動作はとても軽快でキビキビ動きます。
YouTubeもNetflixも簡単
Android 13 OSなので、普通にGoogle Playからなんでもインストールできますし、プリインストールでYouTubeやネットフリックスもインストールされているので、契約しているアカウントさえあればすぐにネットフリックスは見れます。
ナビ画面でYouTube再生。憧れていたんですよね。これができるだけでももの凄く嬉しい。音声は当然車のスピーカーからでますし、家族は移動中も喜んでいます。
Chrome等のブラウザーも入っているので、Yahoo!ニュースなども見れます。マツダ3では文字が小さくてあまりブラウザを表示する意味は無いかもしれないですが、画面が大きなナビでしたら利用価値も充分ありますね。
TBox Ambient AI BOXと標準ナビは自在に変更可能
TBox Ambient AI BOXは非常に便利とは言え、通常のナビ画面に戻ったり、そこの設定を触りたいという事もあるでしょう。
これは心配無用。TBox Ambient AI BOXの「Car」をタッチすることで簡単に純正ナビに戻れますし、純正ナビからTBox Ambient に戻るのも簡単で、瞬時に切り換えできるようになっています。
Googleマップはやはり楽
Android Autoでもできますが、カーナビはやはりGoogleマップが使えると楽です。
渋滞情報や目的地までの時間もかなり正確です。(ナビは大抵大げさ)
Googleマップだとスマホで行きたい場所をピン打ち=お気に入りに入れておけます。旅行で行きたい場所や宿、ランチのお店など、全て事前に行き先を編集可能。そうしてTBox Ambient AI BOXで同アカウントでログインしていれば、あとは車のGoogleマップで行き先を選ぶだけ。これが純正ナビなら、いちいち検索したり、アプリがあっても都度行き先を指定して、、、という面倒さがあります。
総括: ナビ画面で動画見れるのは神
車にはナビ画面があり、その画面で「YouTubeとか見れたら良いのに」と誰しも思うのではないでしょうか。
もちろん危険運転に繋がると言う事で、運転者が凝視しないようにする仕込みは大切だと思います。
しかし、ロングドライブ時の同乗者の暇を解決したり、子供が居る方は長時間拘束は厳しいですし、現実的には必要になってきます。タブレットを別途用意したり、後部座席モニター付けたりとオプションもありますが、どうせなら付いているディスプレイを活用したいところです。
TBox Ambient AI BOXであれば、USBポートに接続するだけでそれが実現できちゃうのは凄すぎです。
YouTubeもネトフリも簡単だし、GooglePlayで好きなアプリをインストールできる。
AndroidAutoやCarPlayは対応したアプリしかインストールができないので、これは大きなメリット。
また普段からAndroidスマホを使っていれば、アカウント同期もできるため、Googleマップなども使いやすくなります。
あえて難点を挙げれば、リモコンではタッチパネルほどの操作性が手に入れられない点。
キーボード入力やアプリによっては挙動が思うようにいかない事もあります。
基本的にはタッチパネル用で、非タッチパネルの車ではリモコン”でも”一応操作可能なイメージ。
それでも2画面も簡単ですし、 運転者はナビ、助手席の方は動画視聴という良いとこ取りも可能で、価格的にも2.5万円程度と安いので、かなりオススメです。
価格
CarlinKit Tbox Ambientには、4GB+64GB版と、8GB+128GB版があります。
軽快な動作を求めるなら8GB+128GB版がオススメ。
Amazonで43,999円ですが、現在40,999円で発売中。
更に販売ページ内に15000円オフクーポンがあり、25,999円となっています。
また以下クーポンで、更に10%の値引きが可能です。
セール/クーポン値引きとの併用が可能です。
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Tbox Ambient 4+64GB： 定価：36,999円
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Tbox Ambient 8+128 GB： 定価：43,999円