CHOETECHから発売されている「45W PD3.0出力 20,000mAhモバイルバッテリー」を買ってみました。
主な特徴
CHOETECHの20,000mAhのモバイルバッテリーは、USB PDの最大出力が45Wと45W充電が可能なMacBookやWindows系ノートPCなどの充電が出来るのが最大の特徴でしょう。
USB Type-C x1,USB Type-A x2,microUSBと4ポートあり、そのうちUSB Type-CとAが出力。Type-Cは入力も兼ね、microUSBは入力のみ。USB Type-C経由でのバッテリーへの充電は30Wと高く、これらのポートを使って3台同時充電も可能です。
開梱と外観
同梱物はマニュアルとUSB Type-Cケーブルとバッテリー本体のみ。
マニュアルは日本語もあり安心。とは言ってもモバイルバッテリーですからマニュアルを熟読する事も少ないでしょう。
本体は飾りっ気なしのマットブラック。4LEDタイプのバッテリーインジケータがあり残量確認が出来ます。
残量は横にあるボタンを押すと確認出来ます。
入出力ポートは左からUSB Type-Ax2、USB Type-C、microUSB。TypeAは出力のみ、USB Type-Cは入出力、microUSBは入力のみとなっています。まぁmicroUSBは5V-2Aの10W入力しかないので、あくまでサブ的な存在で、基本的にはUSB Type-Cで充電することになるでしょう。こちらは30W充電です。
背面には電力仕様が書かれています。
USB Type-Cが20V/2.5A=45Wで最大出力。USB Type-Aは5V-3.4Aが最大で各ポート2.4Aまでなので14Wまでとなりますね。その為、ノートPCなどで45Wの大出力が必要なら必然的にUSB Type-C、それ以外はType-Aに接続する事になります。
このあたりのワット数によって適切な使い方を求められる(考えさせられる)のはやや面倒ですが、そのあたりは最初だけで判ってしまえばいちいち悩む事はないでしょう。
重さは468gとやはり20,000mAhなので重いです。
重いけど汎用性が高い
やはり重いのですが、本体は比較的薄型で持ちやすいし、マットブラックなのでカバンに雑に入れていても傷がいちいち気になる事もない。物欲が湧くような製品ではないのですが、道具としては秀逸。
愛用のThinkPad E15は45W PD充電が可能ですが、ちゃんと充電モードになりました。
この状態で電力計測してみましたが、19.9V、1.78Aですので35.422Wの出力が確認出来ています。
容量が20,000mAhもあり、ノートPCを全快できるほどではないものの、ライフタイムを1.5倍ぐらいに伸ばしてくれるので、出先や出張/旅行等では便利なんですよね。子供のSWITCHとか、家族のスマホ/タブレットとかも同時充電できますし。
但しPC側が45W全てを使う場合は、同時充電は不可なので、そのあたりの使い勝手は良くないところはあります。
ただパススルーができるので、バッテリーにUSB Type-Cで充電しつつ、Type-Aの2ポートでスマホとSWITCHを充電するなんてことは可能。以前これ持って家族で温泉行ったのですが、私はノートPCの充電を忘れたので車の移動中にこのモバイルバッテリーで充電。子供達は車の後部座席で移動中に散々スマホとSWITCH使いまくって温泉着いたときはかなりバッテリー残がない。そんなときにパススルーでバッテリーに充電しつつSWITCH/スマホも充電というのができたので便利でした。
総括と価格
大容量バッテリー1つで旅行先とか仕事でもこなせる1台が欲しくて買いましたが、概ね満足できています。
45Wは大抵のUSB PD対応ノートPCなら適用可能(65Wのものもまだありますが)で、このバッテリーがあればフル充電はできなくても、30-40%ぐらいバッテリーを継ぎ足して延命ができます。もちろんノートPC以外も充電できるし、PD対応のSWITCHとかも全部ひっくるめて賄える。
そういう意味では大満足ですが、45WはノートPC+他デバイスとなると、多少運用方法に気を遣うのでその点はややマイナス。
しかしそれは難しい事ではないし、このバッテリー一つ持って出先に行けば、あとはなんとかなるという安心感のほうが遙かにメリットは大きいです。
価格的には5599円で、10% OFFで5000円ぐらいになります。