ここまでは、開梱から日本語化までやった所までレビューしてきました。
・Android/Windows10のマルチOSな中華タブレット『CHUWI Hi8』ファーストレビュー
・Android/Windows10のマルチOSな中華タブレット『CHUWI Hi8』日本語化編
今回は実際使ってみて使い心地をレビューしてみることにしてみました。
Windows10⇔Androidへの切り替え時間
OS SwitcherでAndroid/Windows10を切り替えることができる本機ですが、だいたい何秒ぐらいで切り替わるか気になるところです。
そこで切り替え時間を計ってみました。
■Windows10⇒Androidへの切り替え
Androidのロックスクリーンが表示されるまで。
54.59秒
■Android⇒Windows10への切り替え
Windows10のスタート画面が表示されるまで。
45.86秒
結構速い。
Win10⇒Androidへの切り替えが遅いのは、Windowsの終了プロセスが遅いからですね。とは言っても10秒程度ですし、我慢の範疇でしょう。まぁOSの切り替えをすると言っても、その際にスピードを要求されるような場面はなかなか無いでしょうし、1分以内でOSが起動出来るなら十分使えます。
Androidのプリインストールアプリはガンガン削除できた
Windows10に関してはプリインストールアプリはほとんどありません。
マイクロソフトOfficeはモバイル版がインストールされていましたが、マイクロソフトアカウントと紐付いてますので、結局ライセンスを持っていないと使えない。
でもインストールされているアプリはこれくらいです。
Androidに関しては、以下のようにかなり中国語表記のアプリがたくさん。
どんなアプリかも分からないし起動させるのもちょっと怖かったので、根こそぎアンインストールしてみました。
すると、全ての中国語表記アプリを削除できました。
あまりのあっけなさにビックリです。
そしてスッカラカンになったAndroidにGoogle Playから必要なアプリだけインストール。おかげで、KitKat(Android4.4.4)は物凄く快適です。
空き容量はどれくらい?
「Windows10とAndroid4.4.4で、32GBのストレージ容量で足りるのかよ」と思いますよね?私もそう思います。
と言うことで各々のOS上での空き容量を確認してみました。
Windows10での空きストレージ容量
Windows10のCドライブへの割り当ては19GB。
そのうち約14GBを使用し、残りは4.4GBでした。(但しChromeをインストールした後でした・・・すみません)
Androidでの空きストレージ容量
Androidでは、6.78GBが割り当て。
そのうち、アプリが500MB程度。(上記で削除しまくった結果)
ベンチマークテスト
CPUはIntel Bay TrailのZ3736F 2.16GHZクアッドコア、メモリ2GBですから、そう悪くは無い。ただ指標となる数値はやはり有った方が良いでしょうという事で、AnTuTuで計測してみました。
この数値はだいたいLenovoのYOGA Tablet-2と同じくらいですから、良いですね。
実際使っていてももっさり等は一切無いし、ゲーム等の重い処理を入れなければ普通に十分使えます。
Amazonビデオやモンストいれて遊んでみた
普段使いに耐えれるのかという点に関して、最近やっているAmazonビデオと、モンスト入れて使ってみました。
Amazonビデオについては、アプリインストール後、普通にビデオがみれてます。
遅延・カクツキも一切なし。2.16GHzのクアッドコアですし、想像しただけでも遅延したりすることは無いのですが、一応確認してみた。
またゲームもいくつか入れてみましたが、さくさく動きます。
モンスターストライクも至って普通に動きます。Windowsボタンのあるタブレットでモンストが動く違和感はあるんですがね・・・。ちなみにAndroidOSの状態でWindowsボタンを押すと、ホームに戻れます。ホームキーと同様の動作で、なにげに利便性がいい。
まとめ:普段使いはAndroid、必要なときにWindowsが使えるCHUWI Hi8
タブレットとの親和性という意味では、Androidのほうが高く、普段使いはAndroidがいい。
で、Windowsアプリじゃないと出来ないこと(Officeアプリとか)が唐突にやってきたときに「そういやこいつデュアルOSだった」と、OSをWin10に切り替えて使える。これはかなり便利。
CHUWI Hi8のAndroid4.4.4はGoogle Playに対応しているから、使いやすいようにカスタマイズできるし。
Win10の操作にはBluetoothマウスや必要であればBluetoothキーボードを接続すれば、仕事モードでも使える。
15,000円のタブレットだけど、侮れないですよ。CHUWI Hi8は。
中華の勢いはこれだから怖い。日本のメーカーでは絶対出せないデュアルOSをこともなげに売って、それもWUXGAのIPS液晶で15,000円(しつこい)ですからねぇー。
ちなみにGearBest.comさんで価格を見ると、11,435円。恐ろしいほどに安い。
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関連ページ
・GearBest.com 販売ページ:Chuwi Hi8 Android 4.4 + Win10 Tablet PC
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
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