予算2万円ちょいで買える10.6インチの2in1 デュアルOS中華タブレット『Chuwi Vi10 Pro』+『専用キーボード』実機ファーストレビュー!後編

お送りしています「Chuwi Vi10 Pro」のファーストレビューですが、前回は開梱から本体周りを軽くレビューしてきました。

今回は、2in1のもう一つの核となる「専用キーボードドック」と、全体的な使い勝手を見ていきたいと思います。

あと一応スペックもおさらいで書いておきます。

主要スペック

  • CPU :Intel Atom-Z3736F 64bit Quad Core 2.16GHz
  • RAM + ROM: 2GB + 64GB eMMC
  • ディスプレイ : 10.6インチ IPS 液晶
  • 解像度 : 1366 x 768
  • OS: Windows8.1 + Android4.4
  • バッテリー : 8000mAh battery
  • カメラ: リア 2MP / フロント 2MP
  • microSD: 最大64GB
  • WiFi /Bluetooth :WiFi802.11 b/g/n 、Bluetooth4.0
  • インターフェース :USB3.0 x1、USB2.0 x1,MicroHDMI x1、microUSB x1
  • サイズ:  27.8 x 17.1 x 0.8 cm / 524g
  • Languages: 日本語化可能(Windows10/Android4.4共に可能)

Chuwi Vi10専用キーボードドックの開梱

価格的は3000円ちょっとのキーボード兼カバーです。Surface Pro4のものが1.8万円もする事から考えれば破格の安さです質感はどうでしょうか?

箱はChuwiだから相変わらずダンボーな感じ。でもシンプルイズベスト。こんなとこに金かけなくてもいいんです。ものが良ければ。

箱からだしたところ。

更にビニールをあけるとカバー兼キーボードドックの登場。材質的にはフェルトというか、繊維質で決して安っぽくない。またカバーとしての剛性もそこそこあり、Surfaceのタイプカバーなどと同様な雰囲気。

キーボード部分を開けるとこんな感じ。キーボード上部にドッキングコネクタがあり、Vi10と接続できる。磁石でくっつくので、本体がぽろっと落ちてしまうことは無い。

Chuwi Vi10とドッキング

さっそくですが、キーボードドックと接続してみました。

どこからどうみても2in1ノートPC。綺麗な仕上がりです。さすが専用設計のキーボードドック。

背もたれ部分は、このようにケースを少し折りたたんで磁石でくっつけるタイプ。一度この形にしてしまえば安定して使う事ができます。但し角度調整はできないので、そこは割り切りが必要。

秀逸なのはキーボード。アイソレーションキーボードなのですが、非常に打ちやすい。キーピッチも広めだし、ストロークもしっかりしている。カーソルキーも左右キーの上に他のキーを配置せず空白になっている為、窮屈じゃなく打ちやすい。

横から見るとストロークの深さがよく分かる。10.6インチのキーボードだし、約3000円だし、まったく期待してなかったから驚きがあるのもありますが、それにしても良く出来てます。私の妻は英語キーボードに慣れているので全く違和感なく使えるそう。私は日本語配列じゃないと打ちづらいからなぁ~。是非とも日本語キーボードを出して欲しいところですが、無理だよなぁ~。

パームレストの端にはディスプレイに傷が付かないようにちょっとしたシールがある。

起動してみた Win8.1からWin10へアプデもOK

スイッチオンで起動してみます。Windows8.1 + Android4.4というデュアルOSですが、デフォルトではWIndows8.1が起動してきました。最初に初期設定が始まりますが、「Region and Language」として、英語か中国語を選択可能です。中国語表記は全然分からないので、もちろん英語で起動。別記事で日本語化も書いていきます。

初期セットアップが完了すると、Windows8.1が立ち上がります。WiFiに繋いでいるといきなり「Windows10にUpgradeしたほうがいいぜ」と出てきますので、私自身ももちろん異論はなくアップデートして見ることに。途中「コルタナさん使えまっせ」というのも表示される。さすが最新版Windows10。 数ギガバイトのダウンロードとそのアップデートなので3時間くらい放置でしたが、無事にWIndows10へのアップデートが完了。

細かい点は別途記事にしますが、動作自体は非常快適です。もたつくこともなく、そくそく動きますし、なによりタッチパネルたからWeb見たりしてもスクロールが楽。

Androidも起動してみた

デュアルOSタブレットだから、OSの切り替えができるわけです。とりあえず起動した印象としては、普通にAndroidなのですが、4.4はさすがに古くさく感じます。

動作自体はキビキビ動きますが、WIndows10になったChuwi Vi10を見ていると、Androidも5.0にしてあげたい。いつかチャレンジしてみます。

ファーストレビューまとめ: これで2万円ちょっととか怖すぎる

それにしてもこの価格、怖いですね。トータルで2.3万円ぐらいですよ。それで10.6インチのデュアルOS 2in1ノートPCが手に入ると思えば安すぎます。8インチのWindowsタブはWin機としては使いづらいのですが、10インチを超えると途端に使い勝手が良くなります。

とは言っても、まだアイコンが小さいとかいろいろ操作性の悪さが出てしまうものですが、キーボードドックとセットにしてタッチパッドが使えると、全く違う印象に変わります。コンパクトでSurfaceのようなキーボード兼カバーにもなり、利便性・可搬性も高い。

キーボードはキーピッチ・ストローク共にとても打ちやすいし、なんで3000円でこんなに良いキーボードができるのか知りたいぐらい。
英語配列ですが、英語キーボードに抵抗がなければ本当に使える子になります。下手なBluetoothキーボードよりずっといいです。

次回は、もうちょっとツッコんで使い込んでレビューしたいと思います。

関連サイト

【前編】予算2万円で買える10.6インチの2in1 Win中華タブレット『Chuwi Vi10 Pro』+『専用キーボード』実機ファーストレビュー!
・GearBest.com販売ページ(本体) : Chuwi Vi10 Pro 10.6 inch Android 4.4 + Windows 8.1 Tablet
・GearBest.com販売ページ(専用キーボードドック) : Tablet PC Keyboard Protective Case with Keyboard ※クーポン : Procase
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い

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