パソコン・タブレットメーカーCHUWI(ツーウェイ)から、第12世代のIntel Core i3 CPUを搭載した「Core Box 4th」が発売されました。
CHUWI Core Box 4thの特徴
12世代のプロセッサを搭載しつつ、16GB RAM+512GB SSD構成で価格は449ドル(約6.5万円)とスペック比ではリーズナブル。また発売記念割引により399ドル(約5.8万円)まで値引き中です。
CPU/プロセッサ
CPUには7nmプロセスを採用した現行第12世代のIntel Core i3 1215Uを採用。
Core i3ですが、第12世代を採用している点が良い所で、Intelは12世代でAMD優勢を覆していて、ぐっとパフォーマンスアップした世代となります。具体的にには第11世代と比較してGPU性能が20%、マルチスレッド性能が100%向上。
Geekbench5等のベンチマークスコアは、先代のCore i5 1135G7やAMD Ryzen R7 4800Uを凌駕しています。第10世代のCore i7 10710Uあたりのシングルコア性能は2倍弱もあり、やはり新しい世代は進化を感じさせる性能です。
メモリ/SSD
メモリは16GBのLPDDR5、ストレージは読み込み速度2500MB/秒の512GB NVMe SSDを搭載。
WiFi6
ワイヤレスに関しては先代同様にWiFi6(802.11 ax)に対応。
コンパクトで騒音はわずか20dB
ミニPCなので当然ですが、本体はわずか173×158×73(H)mmという大きさで、865gとノートPCよりも軽量。
小型ゆえにハイパフォーマンスCPUでは熱が気になるところですが、冷却効率を高めて、通常20dB、フル稼働させたCPUでは最大35dBと静音です。
拡張ポート
背面の拡張ポートも豊富で、Thunderbolt 4×1、 USB-A 3.0×4、3.5mm マイクジャック×1、 3.5mm イヤホンジャック×1、HDMI 2.0×1、ギガビットイーサネット×1、ディスプレイ ポート×1、 とミニPCとして妥協していない。
特にUSB Type-CのThunderboltポートをサポートし、画像出力、及びUSB PDでの電源供給も可能です。65W-100Wを推奨していて、要はUSB PD 65W以上の充電器があれば、ACアダプタ要らずの為、出先に持っていって使う事も可能です。
価格
価格は、CHUWIの公式サイトで449ドルですが、新製品発売記念として50ドルオフの399ドル(約5.8万円)で発売中。
Core i3 1215Uの性能、16GB+512GB構成という点を考えれば、5万円台というのはリーズナブルです。
主要スペック
筐体 | アルミニウム・マグネシウム合金 & ポリカーボネート |
プロセッサ | Intel® Core™ i3-1215U |
グラフィックス | Intel UHD Graphics、最大 1.1GHz |
映像出力 | 4K@60Hz |
ストレージ | 512G SSD (PCIe) |
メモリ | 16GB LPDDR5 |
アダプタ | 19V/4.74A |
サイズ | 173×158×73(H)mm |
重量 | 約 865g |
インターフェース | Thunderbolt 4×1、 USB-A 3.0×4、 3.5mm マイクジャック×1、 3.5mm イヤホンジャック×1、 HDMI 2.0×1、ギガビットイーサネット×1、 ディスプレイ ポート×1、 DC ポート×1 |
拡張 | M.2 2280 SSD 1TB |
ワイヤレス | Wi-Fi6 (802.11ax1) |
OS | Windows 11 |
関連リンク
公式サイト : https://www.chuwi.com/jp