スマホメーカーBlackviewが遂にミニPC「Blackview MP60」を発売! Celeron N5095搭載のデザインの良さが魅力もSSDはPCIeっぽいが実際SATAな点は注意

主にタフネススマートフォンや最近ではタブレットを発売しているBlackviewから、今度は『Blackview MP60 』ミニPCが発売されました。

CPUは第11世代のCeleron N5095でエントリー向けではありますが、Blackview らしいデザインでミニPCらしくない外観のミニPCとなっています。

Blackview MP60ミニPCの特徴

Blackview MP60は第11世代(Jasper Lake) Celeron N5095を搭載したミニPC。

Celeron N5095はCeleronの中でも最上位クラスで、Jasper Lake世代は最大クロックが2.9GHzまでアップし大きく性能が向上しています。例えば前世代のCeleron J4125の1.5倍近くに性能が上がっています。Core i3などには当然負けますが、Celeronの中では大きくステップアップしたプロセッサとなっていますので、意外と侮れません。

メモリ+ストレージ構成は2つで、16GB RAM +512GB SSD、8GB RAM+256GB SSD。
ストレージが非常に微妙で、Amazonの販売ページにはNVMe SSDの表記がありますが、実際搭載されているのはSATA SSDのようです。いくつかのベンチマーク結果を見ましたがどうもSATAスピード(500MB/s程度)なので、プリインストールされているのはSATA、換装すればNVMe SSDも使えるという構成のようです。このあたりの詐欺臭がしちゃうのはちょっともったいない所です。とは言え、Celeron機でそんな爆速SSDを必須とするようなケースも少ないでしょうし、SATA SSDでも充分体感上は速いはずです。

拡張ポート類も豊富です。HDMI x2があるので、マルチディスプレイも可能。

• RJ45 LAN (1000 M)イーサーネット(有線LAN) ｘ1
• USB 3.0 x2
• USB 2.0 x2
• HDMI x2
• 3.5mmイヤホンジャック

サイズも非常に小さく、手のひらサイズで小型。VESA規格のネジ穴がありモニター/ディスプレイ裏にも簡単に固定可能です。
また重さも460gと軽量。

OS はWin11 Proがプリインストールされ、もちろん日本語化も可能です。Proなのでドメインに入れたり、リモートデスクトップのホストPC側になれるので、外出先からアクセスして操作することもできます。

以下に価格書きましたが、Amazonでの元値が50000円程度と高く、クーポン使って3万円ぐらいになります。
これが適正価格でしょうかね。似たようなスペックではTRIGKEY Green G2等、既に先行している他メーカーのミニPCもありますが、そちらは2万円台で買えます。それを考えればやや高めの値付けですが、デザインは他メーカーを凌駕しているし、今後値も下がる可能性も高いですし、Celeron N5095搭載機としては結構面白い存在です。

主要スペック

価格

Amazonにて、16GB+512GB版 54980円、8GB+256GB版 49998円で販売中。

まずこの価格はCeleron N5095機ではあり得ないほど高いのでクーポンを適用して適正価格になります。

販売ページに8GB+256GB版は8000円オフ、16GB+512GB構成は8990円オフクーポンがあり、更に以下クーポンでそれぞれ値引きとなります。

8GB+256GB版 * 12000円割引(最終価格 29998円)
クーポンコード：MP60BV8G

16GB+512GB版 * 10000円割引　(最終価格 35990円)
クーポンコード：MP60BV16

*クーポンは12月31日まで

Amazon販売ページ

6000円差でRAM/SSDが倍増するなら安いですね。

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