DJIの3軸スマホジンバルハンドスタビライザー『Osmo Mobile2』を買ってみました。
特徴
初代ではできなかった縦画面撮影や三脚にも取り付けられるなど、ライバルのSmooth-Qができる事は実現しています。バッテリー駆動時間も15時間(Smooth-Qは12時間)です。この駆動時間の差は重さに表れていて、Smooth-Qが440g、OSMO Mobile 2が485gですから、この差をヨシとするかはジンバルに何を要求するかで違ってくるでしょう。
また、パノラマ撮影やタイムラプス撮影ができるようになっています。ぶれないジンバルでタイムラプスを撮りたいという欲求に惹かれて購入してしまいました。価格も1.6万円ぐらいなので、ベーシックなスマホハンドスタビライザーとしては安いほうです。
同梱物と外観
Osmo Mobile2の箱を開けたところ。ジンバルは繊細なデバイスなので厳重に梱包されていることが分かります。
Osmo Mobile2のコントロール部。左上のざらざらしているところがジョイスティック。下のMマークが電源兼モード切替ボタン。右上は録画ボタンです。その上にはバッテリーインジケータもあります。
使ってみた
あとはスマホを挟んで、水平が保てるように調整したら完成です。
そこで以前台湾に行ったときに使ってみました。まずは普通に夜市を歩き回ってたところ。スマートフォンはXiaomi Mi MIX2Sを使用しています。
DJI Osmo Mobile 2 動画テスト in台湾 士林夜市
夜市は狭く混み合っているので、歩く、人を避けるなど「ぶれる」要素がたくさんあるのですが、うまく揺れを抑えて撮影できていると思います。
また期待していたジンバル+タイムラプス動画も撮ってみました。
ハイパータイムラプス
台湾の街中を数分かけて歩いたのが13秒に。これはこれで味のあるタイムラプスかと思いますが、思いの外ぶれてますね。もうちょっと私がまっすぐ手ぶれしないように気をつけて歩けば良かったんですけど、ジンバルがあるとはいえ、若干重いものなのでなかなか難しい。タイムラプスはまだまだ修行が必要です。
まとめ: 初めてのスマホジンバルならお勧め
DJIというブランドに期待しすぎたというのもありますが、Osmo Mobile2は良くも悪くも「標準的なのジンバルハンドスタビライザー」という感じでした。ジンバルの性能自体は、私が最初に買ったZhiyun Smooth-Qとそう大差ない感じがします。アプリはさすがにDJIのほうが優れているので、そういう安心感はOsmo Mobile2のほうが上です。
ただスマホジンバルに多機能さを求めないなら、Osmo Mobile2でほとんどの人が満たされると思います。私のようにSmooth-Qから乗り換えようみたいな感じだと、そこまで必要ない。なので初めてスマホジンバルを買ってみたいという方向けには最適でしょうし、標準的なものになるので「スマホジンバルってこういうものか」と理解しやすい1台になるでしょう。
価格はAmazonで16800円で販売中。
【国内正規品】 DJI Osmo Mobile 2 (3軸手持ちジンバル)
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