低価格な製品を提供する中国のPCブランドである”FIREBAT”から、既に発売されていルミニPCMN56の後継として『FIREBAT MN56 』が発売されています。
こちらはMN56と名称は引き継いでいますが、全てが一新されたており、特にCPUアップグレードと、筐体がゲーミングPCのように光るのが特徴です。
CPUラインナップはいくつかありますが、特にRyzen 7 7735HSは13世代Core i5以上の性能を謳っており非常にパワフルです。しかも価格が、16GB+512GB版でも300ドル弱の200ドル台で結構これはお買い得なPCだと思います。
価格
AliExpressでの価格は、全て16GB+512GB版で、以下のようになっています。
Ryzen 5 6600H版 296.76ドル :約4万5000円
Ryzen 7 7735HS版 370.50ドル :約5万6000円
Ryzen 7 7840HS版 428.09ドル :約6万5000円
新しいFIREBAT MN56 の特徴
今回発売されたFIREBAT MN56 はAMD Ryzen 5 6600H 6コア/12スレッド Max 4.5GHzのCPUがローエンド側でRyzen 7 7735HS、Ryzen 7 7735HSのハイエンド系プロセッサを搭載したミニPCです。
ミニPCなので以下のように13cm角程度の小型サイズ。
搭載されるCPUのうち、中核となるAMD Ryzen 7 7735HSは、8コア16スレッドで動作し、最大4.75GHz。
公式では、CPU Markベンチで24218点となっていて、第13世代 Core i7 1360P、Core i5 13500Hを凌駕しています。
また低価格帯となるRyzen 5 6600Hでも、11世代 Core i5 11400Hと同レベルとなっています。このCore i5 11400HはゲーミングノートPCなどにも採用されているので、Ryzen 5 6600Hでも充分パワフルです。
内部にはRGBライトを搭載した10cmのクーリングファンと大型ヒートシンクがあり、ミニPCとしてはかなり冷却に力を入れています。
このRGBライトは、前面にあるボタンで様々なカラーに変更可能です。
メモリ+ストレージ構成は1つで、16GB RAM +512GB SSDのみ。まぁ性能的にはこれで充分ですね。
SSDタイプは高速なNVMeです。
内部には、SATA 2.5インチ SSD/HDDが増設可能です。容量不足の場合は簡単に追加できます。
*但しRyzen 7 7840HDはプロセッサとしてSATA HDDをサポートしないと書かれています。
メモリも2枚差し可能なので、デュアルチャネルです。換装すれば最大64GBまで可能。
拡張ポート類も豊富です。
- RJ45 LAN イーサーネット(有線LAN) x2
- USB 3.0 x2
- USB 2.0 x2
- HDMI2.0 x1
- Display Port x1
- 3.5mmイヤホンジャック/マイク
- USB Type-C x2 *1つは電源用
HDMI x2,USB Type-Cx1がある為、3台のマルチディスプレイもOK。
またWiFiはWiFi6(802.11ax)まで対応している為、有線LANだけでなく無線LANも高速です。
主要スペック
FIREBAT MN56 Color | |
ディスプレイ | – |
CPU | AMD Ryzen 5 6600H 6コア/12スレッド Max 4.5GHz AMD Ryzen 7 7735HS AMD Ryzen 7 7840HS |
メモリ | DDR5 16GB *最大64GB 2スロット |
ストレージ容量 | 512GB M.2 2280 PCIe(NVMe) SSD
*SATA SSD増設可 最大 2TB |
OS | Windows11 Pro |
カメラ | – |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (WiFi6) Bluetooth 5.2 |
インターフェース | RJ45 LAN イーサーネット(有線LAN) x2 USB 3.0 x2 USB 2.0 x2 HDMI2.0 x1 Display Port x1 3.5mmイヤホンジャック/マイク USB Type-C x2 *1つは電源用 |
バッテリー/急速充電 | – |
重量 | 約500g |
サイズ | 130x130x54 mm |
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