座っても良いけど立ちながらも仕事ができちゃう「FLEXISPOT 電動式スタンディングデスクE8」をFLEXISPOT様からご提供頂いたのでレビューしていきます。
主な特徴
FLEXISPOTの 電動式スタンディングデスクE8 Bambooは、その名の通り電動で高さ調整ができるデスク。
材質はBanbooの名前の通り「竹」で、竹には抗菌/脱臭効果もあり、衛生面でも優れた素材となっています。またデスクとして耐久力だけでなく耐水性にも優れているのも大きな特徴です。
一般的にはPC等のテーブルは一定の高さですが、身長や座高によっては使いにくく、また小さなお子さんが使う際は「微調整したいな」と思う方もいるはず。最近は在宅ワークも多く、健康の為に立ってノートPCで仕事をしたいというニーズもありますしそうした際には、このような電動式のデスクは重宝します。
E8 Bambooは幅120cmで、高さは60cmから125cmと65cmも上下します。
またメモリー機能もあり、座るとき、立って仕事するときなど高さを記憶させておけばワンボタンで切り替えられます。またパネル右側にはUSB端子があり、スマホの充電等も可能です。
配線もテーブル裏に隠せるようになっていて、美観的にも良い配慮ですね。
その他仕様
- 電動式昇降デスクセット:USB・メモリ・ロック・障害物検知機能付き
- 脚幅調整範囲:110~190cm 昇降範囲:60~125cm
- 天板サイズ:120x60cm
- 天然竹天板:多層構造の竹集成材,地球にやさしい素材,耐久性・抗菌・脱臭効果が抜群。
- 脚段階:三段階(ピラミッド) 耐荷重:125kg
組み立て
さっそく開梱して組み立てていきます。テーブルの箱はデカイですが、その他パーツはコンパクトにまとめられています。
同梱されているパーツ類はこんな感じ。
マニュアルもしっかりしていて、見ながら組み立てていけば大丈夫。ネジの袋も作業毎に指定された違うネジを使うようになっていて、迷わなくて良いのがとても親切です。これならこうした作業に慣れていない方でも間違いが無く組み立てやすい。
基本的には付属の六角レンチだけで組み立てられます。
真ん中のレールはデスク足の幅を決められるようになっています。ただこの段階で決めたら、ほぼあとから変更できないので、どの程度まで広げたいかはよく考えて決めたほうが良いです。私は後先考えずに適当に決めてしまって、それでたまたま問題無かったのですが、後から変更となると、天板外して作業となるので、かなり一苦労です。
ちなみに幅は190cmまでOKなようで、天板自体を変更しても調整幅があるのは便利ですね。
幅を決めたら、ネジで固定して、全てのケーブルを繋げます。
ラックをつけて、足を下にするようにひっくり返します。
ケーブルはこんな感じでラックの中に収納されます。ケーブルが全て隠れるのは素晴らしいし、このラックカバー自体も六角レンチでネジ2つ外すと簡単に取れるので、「やっぱりケーブルの抜き口を反対側にしたい」という時も簡単です。
ラック内は比較的余裕があるので、他の小さいデバイスとかケーブルであれば、この中に綺麗に収納できそうです。
続いて天板を乗せて、付属の木ネジで固定します。これが手でねじ込んでいくと竹が硬いのか大変でした。
天板には予めネジ用に穴が空いていますが、足幅調整をしてしまうと、その穴が使えません。電動ドライバがあったほうが確実に作業が楽になります。
ただ、電動デスクって便利だなと思ったのが、このE8は125cm(数字上は128表示)まで上がる点。
電源を繋いで最大の高さにすると、裏からネジ止めする際にとっても楽なんですよね。
もちろん天板を下にして、その上にE8デスクの足側の白い金物を乗せてから作業する事も考えましたが、天板と足全体の重さを考えると、一人ではひっくり返せないと思い、天板を上にして作業していました。
最後にコントローラーとなるパネルを固定します。
これで完成です。だいたい30分ぐらいで完成しました。
組み立てる作業自体は簡単ですが、天板全部含めてたぶん30kg以上ははあり、個々のパーツも重い(特に天板)ので女性一人ではちょっと厳しいかも。男性なら大丈夫とは思います。本分にも書きましたが、可能なら電動ドライバーがあるとより楽になります。
立っても座っても使えるのは利用シーンの幅を広げる
早速デスクに照明を置いて使っているのですが、120x60cmの天板は広くとても使いやすい。特に奥行き60cmはPCデスクとしては広く、今回はノートPCしか使わない予定ですが、デスクトップPC+ディスプレイを置いても余裕があると思います。竹の質感も良く、清潔感があって良いですね。
また組み立てる時はこの重さがツライものでしたが、重いが故に使う時は安定感抜群。全くガタつきがありません。
高さの調整ですが、座っていると68cmぐらいですが、立ちながらだと私の場合95.3cm。これ1cm未満レベルの無段階調整が可能なのです。ここまで細かい調整ができるのはアホみたい(ほめ言葉)。さすがは電動。
これまでは椅子と机の高さが微妙に合わずに肩こりをしていた私ですが、市販品ではできなかったデスクの高さを微調整できたことで、肩こりが少ない快適な環境を手に入れる事ができました。
稼働音も「ウィーン」と音はしますがとても静かで、同室で妻が仕事していても気にならない程度。同室で夜に奥さんが寝ているなどの環境では無い限り、音が気になる事はないでしょうね。
高さについても2つメモリ登録ができるので、座っている時、立って使いたい時をそれぞれ登録しておけば、ボタンワンプッシュで切り替えられるのが楽。
いままでは高さ調整自体できないので、立って雰囲気変えて仕事したいなとなると、場所自体を変更する必要がありましたが、電動式スタンディングデスクE8 Bambooなら、ボタン一つでそうした利用シーンを買えることができます。
私の甥っ子が遊びに来たときですが、普段はちゃぶ台みたいな座って使える机を用意してあげていましたが、今回からはこのように小学1年生ように合わせてあげることで、超喜んであそんでいました。塗り絵とかタブレットで動画みたりとか自由自在。
デスク自体 125cmまで上がるので、この下に入って遊んだりもできます(以下組み立て時のものなのでケーブル下がっていますが、完成後はケーブルはラック内なので危なくも無い)。
いまはデスク上はシンプルですが、この上にデスクトップPCやディスプレイを載せた際、天井やその他何かに当たるようなことがあると、負荷を感じて自動停止する安全性を考慮した機能まであります。
総括: 気分によって高さが変えられるのは想像以上に疲れを取る
正直、高さが調整できることがこんなにも在宅ワークで便利になるとは思いませんでしたね。
普段PCでタイピングしていて何も感じないまま、「あー疲れた」と言って肩こりや腕の疲れを許容していましたが、これが高さを都度変えるとかなり改善されるのです。例えば午前中は普段の位置、昼頃疲れてきたらデスク高を2cm下げて上から下への打鍵にする。もちろん気分転換で立って寄りかかってタイピングもできちゃいます。
こんな数センチのほんの少しの事だけど、腕や肩の疲れが和らいできたのが実感できるので、気分次第で調整しながら仕事に向かう事ができるのはモチベーションだけでなく、疲れも取れるのは結構驚きでした
デスクとしても昇降機能だけでなく、天板も綺麗だし、ぐらつきもないし、ケーブルも上手くまとめられるようにラックが付いているなど、利便性にも配慮されているので、気持ちよく使えます。
価格は7万円超と決して安くないですが、高さ固定型のデスクでは得られない世界があるので、PCデスクの買い換え機や、高さ調整ができるメリットの多さを利点と思うなら、決して高い買い物では無いと思います。
価格
FLEXISPOT 電動式昇降スタンディングデスク E8はAmazonで78,100円で販売中。但し10%割引のクーポンもあるので、約7万円ですね。