【実機レビュー】海外SIMフリー版「Samsung Galaxy Note10+」ファースト・インプレッション~Galaxy Note9と比較してみた

Samsungのペン内蔵のフラッグシップスマートフォン「Galaxy Note10+ 」の海外SIMフリー版 N9750を自腹購入したのでレビューしていきます。

今回は初回レビューと言う事で、先代のGalaxy Note9とも比較しつつ見ていきます。

Galaxy Note10+ の主な特徴

Galaxy Noteはシリーズ化し、Note10とNote10+というディスプレイサイズ違いの2製品へのと変わりました。

Note10+は6.8インチ、Note10は6.3インチです。一番大きく変わったのがこのディスプレイで、フロントカメラを上部中央に配置したパンチホールタイプで、ディスプレイを本体ギリギリまで広げて前面はほぼディスプレイだけという迫力です。またそのため、6.8インチと先代のNote9から0.4インチアップしましたが、トータルサイズ/重量はほぼ同じとなっています。

SoC(CPU)はSnapdragon855か、Exynos9825のどちらか(型番によって変わる)。今回購入したのはNote10+ の海外SIMフリー版で型番がN9750というSnapdragon855搭載のものです。

メモリは12GB固定で、ストレージは256GB/512GBと莫大です。

海外SIMフリー機で一番気になる対応周波数帯は購入したETORENの表記では以下の通りです。4Gプラチナバンドはdocomo/au/SoftBank対応です。
3G HSDPA 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100
4G LTE 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 14, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 46, 48, 66, 71

主要スペック

付属品

カラーはオーロラグローです。

オーロラグローはぱっと見はシルバーなのですが、光の当たり方でこのようにレインボーになります。高級感が凄いけど、カバー着けたら見えなくなるのが残念ですね(全てのスマホに言えることだけど)。もしこのカラーを見せつけたければクリア系のカバーがお勧め。

付属品はイヤホンとUSB Type-Cケーブル、充電器。USB充電器は日本で使えないコンセント形状なので別途用意が必要ですが、これは日本でも買えますし、海外SIMフリー機を買う人なら別途持っているでしょう。

イヤホンはAKGのUSB Type-C接続のものです。Galaxy Note10/Note10+にはイヤホンジャックがないので、USB Type-C経由となります。

Galaxy Note9と比較しつつファースト・インプレッション

ここからは先代のGalaxy Note9と比較も含めて、外観を中心に見ていきたいと思います。

Sペンは相変わらず使いやすい。文字や絵を描くだけでなく、動画コントロール、シャッターなどの機能が追加されたけど、それはあくまで付帯的なもの。「ペンが内蔵されてメモが書きやすい」だけで私は歴代Galaxy Noteシリーズを使い続けていますが、ほぼ唯一と言っていいこのペン内蔵をしてくれているスマホを毎年出し続けてくれていることにただただ感謝です。

一番大きく進化したディスプレイは6.8インチとなり解像度が3040×1440と拡大。Galaxy Note9(左)とNote10+(右)を見て頂ければ分かりますが、上下ベゼルだけでなく左右もベゼルがほぼ無くなり、画面の迫力が断然違う。6.8インチと聞くと「デカくなって持ちづらくなるのか」と心配になりますが、サイズは殆ど同じなままディスプレイサイズを広げたことが分かります。これは正直凄い。

そのせいかNote9がずいぶん古くさく感じる。ちなみにディスプレイ解像度はデフォルトではフルHD+になっている。これはバッテリーセーブの観点でしょうが、「もっているフル機能をださないとは気に入らん」という際は設定で変えられる。

またGalaxy Noteシリーズでは初となる、画面内指紋認証リーダーも搭載されています。ロック画面かAOD(Always On Display)画面で画面下部に指紋マークが表示され、登録した指紋タッチで解除される。

指紋マークの上をタッチしていれば、簡単に解除されます。精度も高く、指の先側などをきちんと登録していれば、ぐっと押し込んだりせずとも認識率高めで解除される。ただ背面などの物理指紋認証リーダーと違って、画面で指紋マークを視認してそこにタッチするという手間はどうしてもかかるので物理リーダー以上に使い勝手が良いかというと違いますが、それでもこの精度の良さは物理リーダーと同等レベルで、画面内指紋認証リーダーの進化を感じました。

下部にはUSB Type-C端子とスピーカー、Sペンがある。イヤホンジャックがあればなぁ・・・惜しい。Note10+のせいで手持ちの愛用イヤホンの買い換えは嫌なので、変換コネクタを買うことにしました。

Note10+は6.8インチと比較的デカいスマホなわけですからイヤホンジャックぐらい付けておいてよという気持ちが半分ありますが、「6.4インチだったGalaxy Note9とほぼ同サイズに6.8インチを埋め込んだので、勘弁してくれ」と言われれば、まぁ仕方ないなという気持ちにもなります。サイドは電源/ボリュームボタンが左側にあるのみ。Bixbyは廃止。それは全然良いんですが、電源ボタンは右側にあって欲しかった。いままでスクショは左手だけで撮れていたのですが、電源/ボリュームが左側に統一されると2ボタン押しは両手でやらなくてはいけません。ここももったいない。

背面。左がGalaxy Note9、右がNote10+です。オーロラグローは美しいの一言。Galaxy Note9は10万円超えのスマホとしては高級感に欠けますね。しかし双方手垢はベタベタと付いてしまうので、カバー必須です。
機能面ではGalaxy Note9は12MP+12MPのダブルレンズカメラでしたが、Note10+では12MP (f/2.1)+12MP(f/1.5 & f/2.4)+16MP(f/2.2) +TOFレンズと4カメラになっています。また指紋認証リーダーが画面内になったため、背面のリーダーそのものがなくスッキリとしている。

カメラの実力についてはもう少し使って次回レビューしたいと思う。

実重量

実重量は199g。

Galaxy Note9が実重量200gなので、ほぼ同じ。しかし厚みが8.8mm→7.9mmと1mmも薄くなった為、手に持った感覚としては軽く感じます。

レビューは後編に続きます。(もうちょっと使って後日アップ予定)

価格

・楽天市場販売ページ: Samsung Galaxy Note 10 Plus
・Amazon販売ページ: Samsung Galaxy Note 10 Plus

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