サムソンの6.2インチスマートフォン「Galaxy S8+ (S8 Plus)」を購入しました。
デザインが大幅に変わったGalaxyシリーズですが、左右はベゼルレス、上下も極端なまでに狭額縁デザイン。これだけ攻めたデザイン変更の裏には、Galaxy Note7の失敗と、iPhone8の陰があったのだと思いますが、稼ぎ頭シリーズなのにコンサバに屈しない強気の姿勢は好感が持てます。
Galaxy Noteシリーズを長年愛用し続けてきたのもありますが、見た目やスペック以上に使っていて気持ちが良い端末なんですよね・・・サムソンの端末って。
購入先は総額が一番安いETORENです。939ドル(約10.6万円)と決して安くはありませんが、数ヶ月すれば価格は落ち着くのでは無いかと思います。
SIMフリー版(G955FD)で気になる対応LTEバンドですが、ETORENでは 1/2/3/4/5/7/8/17/20/28/とドコモB19のプラチナバンドをサポートしていません。ただETORENに確認した内容では「購入元のSamsung シンガポールからの回答ではこのバンドだけでした。」との事。ただ実際はB19ほ含めた周波数帯もサポートされているようと言う事は分かっているものの、オフィシャルにはSamsungの回答を信じるしかないので、公開スペックとしてはそうなっているという感じです。EXPANSYSやイオシスでは同じG955FDで「1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/38/39/40/41」と記載があるので、恐らくはサポートされていると思われます。
それでは今回は初回という事で、開梱~外観チェックをしていきます。
主要スペック
- CPU : Qualcomm Snapdragon 835 / Exynos 8895 (今回購入したものはExynos版)
- RAM: 4GB
- ストレージ: 64GB
- ディスプレイ : Super AMOLED、Gorilla Glass 5
Galaxy S8+ : 6.2 inch 2960 x 1440 - OS: Android 7.0
- バッテリー :3,500mAh
- カメラ: リア 12MP / フロント 8MP
- SIMサイズ: Dual SIM (Nano-SIM, dual stand-by)
- microSD: 最大256GB
- USB : USB Type -C interface
- WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.2
- サイズ/重量: 159.5 x 73.4 8.1mm 173g
- ネットワーク: 2G bands GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 – SIM 1 & SIM 2 (dual-SIM model only)
3G bands HSDPA 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100
4G bands LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 17(700), 20(800), 28(700) - 日本語ロケール: あり
- その他 : 指紋認証センサー/Iris(虹彩認証)/IP68防水防塵/Always On Display
細かい内容は別途以下の記事もご覧下さい。
・ほぼ全画面ディスプレイ『Galaxy S8 / S8+』の特徴と価格とスペックと所感
S8+ 開梱&初期セットアップ
ETORENのシンガポールからFedExで中2日で届きました。
Galaxy S8 Plusの外箱。デザインは既存のGalaxyシリーズと同様です。
未開梱の証のシールもしっかり貼ってあります。
箱を開けるとS8 Plus本体が登場。
同梱品。USB急速充電器、USB TYPE-Cケーブル、AKGのイヤホン、USB TYPE-C to microUSB変換コネクタ、USB TYPE-C to USB TYPE-A変換コネクタ、マニュアルです。
AKGのイヤホンは音はさすがに良いです。7000円ぐらいのSONYのイヤホンと聞き比べましたが段違い。イヤホンレビューまではしませんが、1万円以上のレベルはあります。
初期セットアップでは、サムソンの海外端末だと珍しいことに日本語があります。
いつもはMoreLocale2で日本語化させる為に、PCでADBコマンドを打ち込む必要があっただけに、手間が省けてとても助かります。
起動後。ディスプレイの占有率がハンパない。
XPERIA XZとの2ショット。
外観と縦長端末の使い心地
正面のディスプレイ側。ホームボタンが無くなり、左右はエッジディスプレイ、上下も限りなく薄いベゼルになっている。
ホームボタンは”バーチャルホームボタン”になり、画面内のホームボタンのあたりを押し込むと「ブルっ」とフィードバックがあり、画面OFF=AOD(Always On Display)画面でも機能します。但し指紋認証やIris(虹彩認証)などのセキュリティを登録している場合は、反応しない。
端末を手に持つと、6.2インチという数値から予想できないほど細身に感じる。
背面。カラーはオーチャードグレーにしました。
但し指紋は目立つし、ここまで綺麗だと傷付くのも怖いのでカバー必須です。
また、指紋認証センサーの位置はカメラの横で、この位置は高すぎて使いづらい。
下部側面には、イヤホンジャック、USB TYPE-Cコネクタ、スピーカー。
キャップレス防水やコスト、または「iPhoneだってやってる」という観点(?)から、無くすメーカーもちらほらでていますが、無いと不便なのは間違いない。
左側面にはボリュームボタンとBixbyボタン。
BixbyはiPhoneのSiriのような音声アシスタントですが、現状では日本語には対応しておらず、Bixbyホームが立ち上がるだけ。BixbyホームはGoogle Nowのようなもので、予定のリマインダーやニュースで、ホーム画面から右スワイプでも同様の画面になる。
Bixbyは当初は別の機能(カメラ等)に割り当てられていたらしいが、現状ではBixbyホームの起動ボタンとしてのみ機能する。
これ海外でも散々叩かれているけど、私もそう思う。
せめてその国の言語で音声アシスタントが機能するまで、別機能のショートカットキーとして割り当てさせてくれればまだ使い道があるのに。日本語の予定は未定で、国内キャリアが採用する頃にはオープンするのかもしれない。
縦長の液晶でボリュームボタンも上に配置されているため、ボリュームボタンをよく使う(Kindleのページ送り)私としては、手持ちポジションをかなり上に限定される為使いづらい。
私がいままでのスマホの感覚で持つとこんな感じだが・・・
右側の側面。こちらには電源ボタンがある。
この位置もやや上過ぎで、ぱっとスマホを握った際に思ったよりも遠いと感じる。これも慣れとは思うが、既存のスマホのように持つと届かないので、このように画面半分から上を持つようにしていく必要がある。
上部側面にはSIMスロットがある。
Dual SIM仕様ですが、nanoSIMx2のうち1つはmicroSDと共用となっている。
重さ
スペック上は173gですが、実際でも同重量でした。
次回、ベンチマークやカメラ画質比較など、もう少し使い込んで感想を取り纏めたいと思います。
SIMフリー版Samsung Galaxy S8+ Dual SIM G955FD 64GBの価格
ETORENでの輸入価格は、939ドル(約10万円)です。
ETORENの特徴は以下リンクにも書いていますが、まず送料以外に追加費用が発生しないという点が良いところです。expansysなどのショップですと、表示価格以外に送料と輸入消費税(8%)が発生します。ETORENも送料は掛かりますが、消費税込みの価格です。なので商品到着時にこの税金分を現金で支払ったり、あとから郵便局やコンビニ等で支払う手間がありません。そして概ねですが、この消費税の費用分も鑑みるとETORENが一番安い事が多いです。その他メリットもありますが、そちらは下記紹介記事を参考にしてください。
関連リンク
・サムソン公式ページ :Samsung Galaxy S8 Plus
・紹介記事 : ETORENでSIMフリー版『Sony Xperia X Compact F5321 32GB』を販売中! 4.6インチの貴重サイズ
・紹介記事:海外ガジェット通販『ETOREN』は輸入が楽に!日本人スタッフ対応~保証まで万全
・海外最新商品をいち早くお届け!【Etoren.com】