【レビュー】14インチ4Kタッチパネル「GMK xpanel KD1」モバイルディスプレイ~無段階調整自立スタンドが便利でPCだけでなく任天堂SWITCHのディスプレイとしても最適

14インチ4K解像度の「GMK xpanel KD1」をGMK様からご提供頂きましたので、使ってみました。

自立型なのでカバー要らずで自在に角度が設定でき、4K解像度で美麗+タッチ対応で使いやすく出来ています。

主な特徴

GMK xpanel KD1(以下KD1)は14インチ4K UHD(3840×2160ピクセル)のモニター=ディスプレイ。

一般的なポータブルディスプレイはフルHDレベルですが、KD1は4K解像度で、更にタッチ対応です。

ディスプレイは背面にヒンジスタンドがあり、自立することができます。その他大勢のモバイルモニターはディスプレイだけがあり、スタンド代わりにカバーを同梱しているケースが多く見られますが、KD1は自立できるスタンドがある為、相対的に重くなってしまうカバーを使う必要が無くなります。

接続はPCのメイン/セカンドディスプレイとして、また、デュアルスピーカーも備えているので任天堂SWITCHなどのポータブルゲーム機を大きな画面でプレイするなど、使い方はいろいろ。

映像入力端子はminiHDMIとUSB Type-Cがあり、PC側がDP ALT MODE(USB 3.1 Gen 2)対応であれば、USB Type-Cケーブル1本で映像も電源供給も可能です。そのため特に出張等でかさばる荷物を少なくしたいケースなどでは重宝します。

■仕様

  • UHD4K解像度3840 * 2160 IPS
  • 100%sRGB広色域、1000:1コントラスト比、350cd /m²
  • HDR 10&FreeSync
  • 視野角178°
  • フルアルミボディ
  • 2Wx2 一体型スピーカー
  • 出力インターフェース:3.5mmヘッドフォンジャック
  • 入力インターフェース:USB Type-C フル機能x 2、miniHDMIx 1、マイクロUSB x 1

開梱

付属品は、miniHDMIケーブル、USB Type-Cケーブルx2、USB充電器、USB Type-Cケーブル(電源供給用)、microUSBケーブル、マニュアルです。microUSBはUSB Type-Aへの変換ケーブルです。

必要なモノは全てオールインワンになっていて、あとからケーブル買う必要がないのは嬉しい。

電源供給用のUSB充電器は30W USB PD充電器でした。PCから電源供給できるなら(USB Type-Cケーブル1本)、この充電器は不要ですが、PD 30W充電器ならスマホ用の充電器としても充分使えるので使い回しができそうです。

マニュアルは英語ですが、基本的にはKD1に電源供給+映像ケーブルを繋ぐだけなので、困る事は少ないでしょう。

外観と使い勝手

ディスプレイは光沢タイプ(グレア)です。前面にはGMKのロゴのみ。

グレアなので反射はありますが、角度自由に決められるのであまり気にならない。タッチ対応なので、YouTube等のタッチで操作する程度のコンテンツなら圧倒的に楽。

ベゼルは非常に細く、高級ノートPCのよう。

OSDも電源ボタン押すだけで表示され、あとは全てタッチ操作なのが良いですね。ボタンカチカチ押して調整する必要がなく、ボリュームも輝度なども全てタッチで済む。

スタンドはこのように開き、角度を固定できます。カバーを着けるタイプだと細かい角度調整がやりにくいのですが、このスタンドタイプは便利です。SurfaceのようなキックスタンドノートPCのようです。
左側にはminiHDMI、USB Type-Cx2です。USB Type-Cはどちらでも機能に違いは無く、ユーザーが「電源供給用はどっちだっけ?」と悩む事はありません。

右側にはイヤホンジャック、microUSB、電源ボタンとなっています。こうしてスタンド内に端子を詰め込むやり方はとても効率的で使いやすい配慮がされていると言えるでしょうね。

背面にはなにもないですが、、、

スタンド部はこのように出っ張っています。

スタンド裏にはメーカーシールが貼ってあります。

 

使ってみた

まずはPCのセカンドモニターとしては使ってみました。妻のDELL XPS13の USB Type-C端子からケーブル1本でセカンドモニター化が可能でした。

クローンやマルチモニターを試しましたが、Webサイト見ながらExcel編集なんかもできるので楽です。

4K解像度なので、Excel表の細かいセルも見やすい。4K解像度まで必要なのかというと14インチですしPC接続やゲーム程度ではあまり恩恵は無いかもですね。それでも4Kコンテンツをよく使うならアリですね。あ

ただグレア(光沢)なので、そこは好みが分かれる所でしょう。

14インチというサイズ感は絶妙で、出張や旅行先などで、ガチめの仕事をしなきゃならない際はこうしたセカンドディスプレイは重宝しますね。15.6インチのモバイルモニターだと左右画面のサイズ感が合わなくて少し違和感を感じますし、やはり重い。13-14インチクラスのノートPCをもっているなら丁度良い大きさと重さです。重さは720gと軽量です。ディスプレイとしての輝度や鮮明さ、視野角もIPS液晶なので充分。また光沢液晶ではないので目が疲れず見やすいのも特徴です。

試しに任天堂SWITCHも接続してみましたが、外部ディスプレイとして充分使えますね。音もディスプレイスピーカーから出るのでSWITCH本体より迫力が増します。ただSWITCHはケーブル1本とはいかず、別途電源供給が必要です。

まとめと価格

モバイルディスプレイとして、無段階調整可能なスタンドが付いているのは大きなポイントです。
今までカバー付きのモバイルディスプレイは使っていましたが、重さと便利さの面でスタンドは使い勝手が圧倒的に上。

モバイルディスプレイとしてもUSB Type-Cケーブル1本で電源/画像転送ができるため、PCとの接続は非常に簡単で、特に持ち歩くことを考えるとこれほど楽なモニターは一度使うと手放せないアイテムになります。

またSWITCH等のゲーム機の外部モニターとしても充分使えますし、TVは無いけど14インチぐらいのモニターは置ける環境にも良いでしょうね。

難点はカバーが無いので、持ち運ぶ際に気を遣うという程度ですが、恐らく安いPCバッグがあれば解決する問題です。そうすれば旅先にもっていく事も可能になので、こうしたモバイルディスプレイは1台あると間違いなく便利です。

Amazonにて32,999円。

 

なお、Amazonタイムセールに以下の日時で登場する予定です。

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