【レビュー】1.2インチAMOLEDディスプレイ「Haylou RS3」たったの70ドルで美麗画面/10日以上駆動の実力派

1.2インチの円形スマートウォッチ「Haylou RS3 LS04」をHaylou様からご提供頂きました。

AMOLEDディスプレイ採用で圧倒的に美しく視認性も高い上にバッテリーライフも長いスマートウォッチです。

Haylou RS3の特徴

Haylou RS3は、Haylouのスマートウォッチラインとしてはハイエンドで、販売価格は80ドル程度ながらも高級機の雰囲気を醸し出しているのが特徴。

1.2インチの円形ディスプレイは390×390とこのサイズとしては高解像度で、視認性や発色の良いAMOLEDディスプレイとなっています。

サイドに2ボタンという使いやすい配置。

またGPSをRS3単体で備えているので、スマートフォン無しでもGPSトラッキングが可能。しかも21時間連続使用が可能です。登山などでスマホ電波が届かない環境でも長時間GPSロギングをしてくれるので、地図で踏破軌跡をチェックしている方にとっては有り難い機能。

ヘルストラックとしてはSpO2(血中酸素濃度)モニタ、24時間心拍、スリープモニタなどを搭載。
14種類のスポーツモードもサポート。

5気圧防水の5ATM防水にも対応しているので、水中でも使用可能です。

バッテリーライフは公称値で通常使用時には12日間。これは24時間の心拍モニタを使ってのライフで、それを切ればもっと伸びるでしょう。

Haylou RS3 LS04
ディスプレイ 1.2インチ 390×390
AMOLEDディスプレイ
バッテリー 230mAh
バッテリーライフ 通常使用モード : 12日間
ベーシックモード : 21日間
GPS あり : 21時間連続使用可能
防水 5ATM (5気圧防水)
機能 バイブレーション: あり
ヘルストラック: SpO2(血中酸素),心拍,歩数,座りすぎ,睡眠
重さ 46g

開梱と本体周り

さっそく開梱していきます。

いままでHaylouのスマートウォッチレビューもしてきましたが、RS3は梱包状態のおもてなし感もアップしています。

同梱物は充電器、充電ケーブル、マニュアルのみ。

マニュアルは日本語版はありませんが、英語版があり、また図解もあるのでなんとか分かる。

側面には2つのボタンがあり、上側(以下だと右)が電源/画面オンオフボタン、下側(左)がスポーツモードを表示するファンクションボタンとなっています。こうしてみると分かりますがディスプレイに対してベゼルはやや太めかなという印象。

正面からみるとこのような感じで、ベゼル幅は少し気にならなくなります。ただAMOLEDディスプレイは非常に美しい。

背面。

バンドは22mmのタイプで、工具無しで取り外せます。黒一色がデフォルトなので、22mmのバンドはamazonなどで探せばたくさんでてきますし、気分やバンドタイプを変えたい方でも簡単に交換できます。

充電器はマグネットタイプですが、このように背面をすっぽりと覆う形でがっちりと着きますので簡単に外れたりはしません。

ペアリングとアプリインストール

スマートウォッチなのでまずはスマートフォンと連動させていきます。
スマホと連携させるとスマホからの通知が受け取れたり、ライフログ系のデータ連係が取れるので便利です。

アプリは「Haylou Fun」をGooglePlay/App Storeから探してダウンロード/インストールします。

アプリ起動後に真ん中の画像にあるようにスキャンするような場所をタッチして、RS3に表示されているQRコードをスキャンすればペアリング完了です。

ウオッチフェイスは多数から変更可能

ウォッチフェイスはデフォルトでも9種類プリインストールされていますし、写真から自分なりのウォッチフェイスを作ることもできます。

RS3本体は英語だがそれほど困らない

アプリは上記のように日本語化されていますが、Haylou RS3本体のメニューは英語表記のままです。

ただ英語表記自体それほど難しい単語はないのと、アイコン表示もあるので、現実的にはこれで困るという方は少ないと思います。

またメニューは英語ですが、通知等は以下のように日本語表示可能です。

LINEの通知も可能だし日本語も表示できる

スマートフォンからの通知を受け取る設定も可能です。
アプリは所定のセットの中に「LINE」「Twitter」等がありますが、「その他のリマインダー」も選べ、しかもその中からインストールしているアプリを指定できます。つまり、スマホに入っているアプリは全て通知可能という寛大さ。

LINEの通知もテストしてみましたが、問題無く日本語も表示。若干フォントが中華っぽいですが、ちゃんと認識できるので使用上は問題ない。

ヘルス/スポーツトラック

歩数計、睡眠、心拍データといったヘルストラックデータは、RS3を装着しているだけで蓄積されていき、アプリ側で確認する事ができます。

ランニングや自転車等で移動する際には、そのモードをスタートさせれば、より細かいデータを取得して、スポーツデータとして分析しやすくなります。

ワークアウトデータですが、GPSを使った地図生成や、心拍の変動も確認できます。

電池の持ちとAMOLEDディスプレイ

2週間ほど使いましたが、実バッテリーライフは10日でした。1日で10%減るか減らないかレベルです。
レビューなので、通知20-30件/日、輝度最大から一つ下げた程度、24時間の心拍モニタオンと結構過酷な使い方なので、もう少しセーブすれば公称値の12日には届くはず。

AMOLEDディスプレイは美しいのですが、輝度は4段階中デフォルトの2だと外では暗めで厳しい。でも3かmaxの4にすれば断然見やすくなります。それでも10日程度はバッテリーライフもあるので、輝度設定によって10%ぐらいは規定値からライフタイムが下がるけど、実用上は支障がないですね。

総括

Haylou RS3のレビューとして2週間程度使ってきましたが、390×390の高解像度AMOLEDディスプレイはさすがに綺麗。ぱっと時間を確認したいときにも発色が良くて視認性が高く、これだけで所有欲と満足感がかなり満たされます。

バッテリーライフも結構厳しめに使って10日程度は使えるので、週一回充電すれば毎日使っていても電池切れの心配はありません。

ヘルストラックもスポーツトラックは一般的ですが、GPSや心拍と連動させたデータ/グラフ化は後から分析しやすく、5000円未満のよくある廉価スマートウォッチよりは遙かに考えられています。

難点はそれほどなく、あえて挙げるとすればメニューが英語のままである点、あとは若干ベゼル幅が太いかなという程度。英語は本文にも書きましたが、最初は気になるものの、使えば別に困る事はない。ベゼル幅ももう少し画面一杯に広げてくれたらという気持ちはありますが、これも使っていればそれほど気にならなくなるし、ここはコストベネフィットを考えてバランスをとったという事でしょうね。

Haylou RS3 は80ドル程度で販売されていて、この価格だとXiaomi Mi Watchの半額よのちょっと下ぐらいになります。より良いのは当然Mi Watchですが、5000円以上価格が上がります。

9,000円ほどで、発色良さで満足度が高いAMOLEDディスプレイ、高級機に近い雰囲気がある本体デザインが手に入るHaylouRS3はかなり高いレベルでバランスをとっているスマートウォッチと言えます。

価格

Haylou RS3 はYoupinのオフィシャルストアにて、69.99ドルです。(記事作成時点の価格)

送料は無料です。

Haylou RS3  販売ページ

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