10.5インチタブレット「HEADWOLF HPad5」レビュー – “迷ったらコレ買っとけ” 100ドル台でHelio G99/30W急速充電/Widevine L1対応でネトフリもHD画質/4Gプラチナバンド対応など全部入りの欲張りタブ

HEADWOLFから発売された、MediaTek Helio G99搭載の10.51インチ Androidタブレット「HEADWOLF HPad5」を自腹購入してみました。

価格的にも100ドル台と低価格にもかかわらず、Helio G99搭載なのでパワフルさも兼ね備え、NetflixもHD画質で見れるWidevine L1対応、4G 3キャリアプラチナバンド対応と、いまタブレット求められる性能/機能を低価格で提供してくれるなんでもアリタブレットです。

主要スペック

HEADWOLF HPad5
ディスプレイ 10.51インチ 1920×1200 WUXGA  IPS
300nits
CPU MediaTek Helio G99 オクタコア2.0GHz
メモリ 8GB + 仮想RAM 8GB (Total 16GB)
ストレージ容量 128GB UFS2.1
OS Android 13
カメラ フロント: 8MP
バック : 20MP+AF
ネットワーク IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth V5.22G : b2/3/5/8
3G : B1/2/5/8
4G : B1/3/5/7/8/18/19/20/26/28ab Tdd: 41
インターフェース USB Type-C
microSD(最大2TB)
nano SIMx2、
3.5mmイヤホンジャック
バッテリー/急速充電 8500mAh / 30W
重量 505g
サイズ 246.4*161.5*7.5mm
その他 3.5mmイヤホンジャック
スピーカー: 4
Widevine L1対応
GPS

同梱品

AliExpressから届いたらこんな感じで梱包されています。最近のPC/スマホ/タブレット等の輸入製品は大抵こんな感じでエアパッキンに包まれて、この上にビニール袋があってという感じの梱包ですね。これなら段ボールよりも衝撃に強く多少外装が濡れたりしても製品自体まで届かないので、現時点は理想的かも知れません。

同梱物はマニュアルとUSB Type-Cケーブルと充電器、変換コネクタ、あと写真に映っていませんがSIMトレイ取り出しピンがあります。

 マニュアルには日本語もあります。

充電器は30Wの急速充電対応です。しかも日本のコンセント形状にあったタイプなのでそのまま使えますね。

ちなみに8500mAhと10インチクラスとしては大容量バッテリーを搭載しているので、30Wで急速充電できるのはメリットとして大きいですね。バッテリーライフは2時間ぐらいNetflixでアニメ見たときは18%減でした。つまり8時間ぐらいは動画視聴可能そうです。

ディスプレイは発色よく綺麗

10.51インチ 1920×1200 WUXGA解像度ですが、ディスプレイは300nitsと輝度としてはそれほど高くないですが、普通に綺麗で、IPSというのもあり、視野角も良いです。

漫画/雑誌リーダーとして軽量で使いやすい

HPad5タブレットの性能からすれば比較的余裕のある使い方の電子書籍/漫画リーダーとしても試してみました。

横持ち見開き2ページにしても軽快に読めます。505gと10インチクラスとしては若干重めではありますが、両手で使うタブレットなのでそのあたりはあまり気にならない。

雑誌を読んでも高精細だから綺麗だし、Helio G99搭載という事もありサクサクと軽快に読める。
電子書籍はこうした”サクサクと軽快”というのは私の場合は結構大切で、日常的に読書をしていると、ローエンドタブレットだとこのあたりがイライラしちゃうと読書に集中できない。でもHPad5ぐらいパワフルだ読書ツールとして気持ちよく使えるのが有り難いです。

その他外観

その他外観面では、大きく特筆することはなく、一般的なタブレットですね。
USB Type-C充電端子の左側角にはイヤホンジャックがあります。タブレットによっては無線のみというのもありますので、有線イヤホンが使えるのは良いですね。

また左右にそれぞれ2スピーカーがあり、トータル4スピーカーという豪勢さ。

SIM/microSDカードトレイはUSB Type-C端子の右側にあります。

以下の周波数帯をサポートしています。4G LTE周波数帯は日本ではSoftBank系のB8、ドコモB19,au B18の国内3キャリアプラチナバンド対応。プラチナバンド対応だと、山間部や都市部のビル群があっても電波は掴みやすいので、これはかなり大きなメリットですね。

3G : B1/2/5/8
4G : B1/3/5/7/8/18/19/20/26/28ab Tdd: 41

アプリ/日本語

初期設定時から日本語選択が可能です。

アプリもGoogle純正アプリ以外は全く入っていないプレーンな状態です。

ベンチマーク結果

搭載されているMediaTek Helio G99 SoC(CPU)の実力ベンチマークで試してみました。

Helio G99はいまでは様々なタブレットに使われる比較的パワフルなプロセッサですが、AnTuTu Ver9のスコアは約35.6万点でした。AnTuTu v10では37万点で、スマホではよく採用されているSnapdragon695あたりと同等性能。
このスコアは概ねミドルクラスの性能です。

実際動作は基本的には快適で、前述のように電子書籍リーダーとしては快適だし、その他動画/ネット閲覧も当然余裕でサクサク。ゲームはウマ娘プリティーダービーもストレスなくちゃんと動作します。ただ原神とかはちょっとキツイ。

動画はHD画質に対応しているか?

タブレットと言えばNetflixやアマゾンプライムビデオ等の動画視聴がメインというケースも多いでしょう。

タブレットではNetflixやAmazon Prime VideoでSD画質以上であるHD高画質が選べないなんてことがありますが、HEADWOLF HPad5タブレットは著作権保護レベルのWidevine L1に対応しています。
ただNetflixで見るとL3となっていてSD画質になってしまうというタブレットも多々ありますが、HPad5はNetflixでWidevine L1対応を謳っている製品。実際に見てもちゃんとL1=HD画質です。

10インチクラスだと、実写映画などの場合はSDだと多少画質粗めに見える事もあるので、ディスプレイ性能をフルに使えるL1=HD画質だと安心して高画質を堪能できます。

4スピーカーである点からも映画とかアニメとかを迫力ある音で視聴できるのも良いところ。実際体感上は以前レビューしたBMAX I10 Proタブレットの2スピーカーより断然良いです。

まとめ

MediaTek Helio G99搭載タブレットは数多くあり、HEADWOLF HPad5もその中の一つでしかない、、、という当初の見込みとは違い、HPad5は細かく見ると良く出来たタブレットです。

スペック通り、Helio G99は価格に対してパワフルさがあり、サクサク動きますし、SIMカードも使えて3キャリアプラチナバンド対応で電波掴み良いし、大容量バッテリーで8時間ぐらいは動画視聴できる。
30Wで急速充電できるので、その他タブレットによるある10Wでちんたら充電してていつ終わるか分からないという事も少ない。

気になるのは約500gという重量ですが、正直両手で持って使っている限り重さの違いはほぼ感じない。

これで価格は100ドル台と超低価格。10インチクラスのタブレットでサクサクとした動作を期待したいのなら、HEADWOLF HPad5はオススメです。

価格

AliExpressのHeadwolf Official Storeでは199.99ドル(約3.1万円)です。
但し、ストアクーポン等を適用すると、最終の値引き後価格は179.99ドルでだいたい2万8000円程度となっています。

Headwolf Official Store

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